パリの美術館から子供のための はじめての美術館1回1作品 2023

パリ、オルセー、ルーブル美術館から1回1作品、小さいお子様とご一緒にシニアの皆様も。やさしい教養。

まぼろしに終わった~ナポレオンの象の噴水 注 このブログは2015年当時の子供の為のブログです。

2015-02-25 18:46:53 | 2015年ブログ
注 このブログは2015年当時の子供の為のブログです。



今日も昨日のつづき~フランスの象の話主役は?

 

ナポレオン

 彼は、パリのバスティーユ広場に青銅でできた24メートルの高さの

象の噴水を作ろうと考えました。

の足元から背中の展望台に乗ることができる象の噴水でした。

 予定ではこんな感じ

 

その少し前にナポレオンがデンマークの国王から「白象の勲章」をもらったのですが

 

この白象がよほど気に入ったのでしょう

 最初に石膏で高さ24メートルの象の模型が作られました。ところが。。

 


のちの戦争でナポレオンが敗れたため、工事は中止

その後なんと40年間もそのままこわれてきたないし、ネズミもいつくようになり

ついにこわされてしまったのです。

 

 

ビクトル・ユゴーの「ああ無情」(レ・ミゼラブル)という小説の中でも、

汚れてこわれかけたこの象が、暗くてこんな不気味な姿で登場します

 

 

 レ・ミゼラブルの映画セットから

 

 

こわっ