自国生活・ジコクフッカツ

日本ってすごい。

お願い、あっちに行って

2009年01月26日 | Weblog
どこもかしこも、病人ばかり。
風邪で、高熱が2-3日続くらしい。
なんとしても、この冬を無病で過ごしたい。

が...

風邪の菌をもらわないというのは、難しい。
通勤電車では、今にも高熱で倒れそうな、若いスーツの男が斜め前に立っていた。
満員電車で360度、身動きがきかない。

その男の前で、自分がマスクをし、鼻の周りのマスクを押さえ、
目を閉じて、20分間の通勤電車を過ごした。
99%、菌をカットといううたい文句のマスクと言えども、淵から菌が自在に入ってくる。

会社の会議でも、かなり危険だ。
菌持ちが数人、同じ部屋に入るのだ。
同じ空気を共有するなんて、信じられない。
こちらも、鼻の上のマスクを抑え続けた。

帰りの電車では、咳が止まらない、初老の女性が目の前に立った。
思わず、くるりと方向転換。
お願い、私に向かって、咳をしないで。
なんなら、数枚残っているマスクをあげるから、
お願いあっちの車両に行って。

さて、今晩はまだ発症していない。
菌は無事阻止できたのだろうか?
不安だ。

吐かないで。

2009年01月23日 | Weblog
本日は、給料日前。
はっきり言って、財布の中は、小銭だけ。
さらに、これだけ、不景気のニュースがはびこると、気分まで貧乏。
金曜日だと言うのに、どんより直行電車で家に帰る。

他の会社は今日給料日だったところが多いようで、
電車の中は久しぶりに、一杯ひっかけてきたおっちゃん達が、
ちょっとハイテンションで、手すりにぶら下がりながら、
ふふっ、と、笑みを浮かべる。
まるで、動物園のチンパンジー。

こっちは、給料日直前の週末。
こういうおっちゃんをみると、ムッとなる。

その近くでは、30代前半の男どもが、会社の女性の噂話を
ヒーヒー笑いながら、話している。
中の一人は、ちょっと飲みすぎて、ちょっと病気的に、顔が青い。
なのに、他の同僚と、女話に、盛り上がっている。
もし、今、この電車が急停車したら、この男、吐くぞ!って感じだ。

ついつい、こういう光景を見ると、「てめぇー、うせろ!」という目線を送ってしまう。
いけない、いけない、このチンパンジー達には、何の罪もない。

でも、一つだけお願い。
臭い匂いも、がまんしてあげるから、自分の近くでは、吐かないで。

クリスマス・イブ ≠ ケーキ

2009年01月21日 | Weblog
1ヶ月前の話になって申し訳ないが、
ゴロゴロしながら、思い出した。

昨年のクリスマスイブの日、通勤電車から降り、改札に向かうと、
多くの会社帰りの人が、改札を出ると直進する。
ほぼ、半数は直進だ。

いつもなら、右方向、左方向、直進と、3方向にほぼ均等に分かれるのだが、
12月24日だけは、半数以上が直進だ。

なんだ、なんだと、自分もつられて直進してみると、
ひやぁー、驚いた。クリスマスケーキの屋台(?)というか、
ブースのようなものが、ずらーーーーーっと、並んでいる。
色々なお店のケーキの箱が山積みだ。

直進組みの人々が引換券のようなものを出すと、
お店の人が、さっとケーキの箱を手渡しする。
異様な光景だった。

クリスマスイブ=ケーキ
なんで?

何故、クリスマス・イブにケーキ食べるの?

アメリカでもイギリスでも、クリスマス・イブにケーキは食わんぞ。
よくよく、考えてみよう。
一体、何故、クリスマス・イブに、日本人はケーキを食べるんだ?

今晩だけは、真面目気分

2009年01月20日 | Weblog
最近は節約のために早寝早起きしているが、
今晩だけは、歴史的瞬間をテレビで観るために、夜更かしの予定だ。
長い夜のために、駅前でスナックを買いこんできた。

20日、黒人初のアメリカ大統領のイナギュレーションがある。
楽しみだ。

それにしても、最近、そのオバマ氏(この瞬間はまだ次期大統領)を中傷する
ジャンクメールがバリバリ入ってくる。
暇な人もいるもんだ、と、アウトルックから一気に消去する。

こんな無駄なことをするよりも、もっと建設的に、この瞬間を目撃する方が
人生の足しにはなると思うが、どうだろう?
今晩だけは、真面目気分。

風邪予防 or 肥満予防

2009年01月19日 | Weblog
週末に友達から電話があった。高熱で寝込んでいるという。
可哀想に、でも、うつされたらやだから、お見舞いに行かない。
いつもはお世話になっていても、こればっかりは、別の話。
薄情な奴と言われても、いやだ。

電車内でも、マスク装着率が日々増えている。
テレビではインフルエンザの集団感染が伝えられている。

何が怖いって、楽しい・楽しい週末を高熱で寝込むことになるのが、無念だ。
手洗い&うがいは、忘れずにしている。
でも、インフルエンザが身近に迫っているとなれば、月曜日は会社にマスクで出陣しよう。
会社の近くのコンビニでマスクを購入。
仕事中もマスクをしていた。

が、マスクをすると、おやつが食べれない。
コーヒーも飲めない。
午後のお茶も飲めない。
飲めないに、食べれない。
これは、風邪をうつされるよりも苦しい。。。。

マスク?
はて?
一体何のためのするか?
風邪予防か?肥満予防か?
今日も一日、仕事をしながら、悩む。

みずぶくれがぁ

2009年01月16日 | Weblog
会社のおやつ箱に、アメリカからやってきた、お土産の飴があった。

それは、とっても懐かしい包み紙だった。
アメリカのホストファミリーに住んでいた時、おばさんが、このチョコ味が大好きで、
キッチンに、どでかい袋の買い置きがよくあった。
学校に行く時は、ポケットや、鞄の隅や、ランチサックに、数個入れてくれた。

英語もわからなくって、悔しかったときには、この飴を学校のカフェテリアで食べた。
授業がだんだん難しくなり、宿題は山ほど、勉強しても、勉強しても追い付かないときに、泣きながらこの飴を食べて、宿題をした。
大学の3年生になった時には、学校内で、バイトができるようになって、そのバイト先のコンピューターの前で原稿を書きながら、よく食べた。
帰りが遅くなって、心細く運転して帰る時も、この飴を食べながらホストファミリーのもとへと帰った。

とっても懐かしい味だった。

そのアメリカからの飴のサイズは、日本の飴の約10倍くらいの大きさが、1サイズ。
色々な味が入っているが、自分は懐かしのチョコ味を食べた。
仕事をしながら、むにゅむにゅ食べつづけた。
あまりにも大きいので、途中は、アルミホイルの切りはしの上に一時置いて、口を休めてから、また食べ続けた。

と、飴が、かなり小さくなってきたときに、異変を感じた。
なんと....ぎゃー、唇の中側が、水膨れになって、腫れてるぅ。
思わず、会社の女子トイレに駆け込んだ。

鏡の前で、唇の裏側を覗いている、自分の顔が、かなり馬鹿ぽかった。


おばさん...座り

2009年01月15日 | Weblog
本日朝、通勤電車の中で「おばさん座り」をしてしまった。
自分のお尻の横幅も考えずに、一人立ったので、当然自分のお尻も、その空いたスペースにはまると錯覚した。

一瞬、中腰のところで「やばぁ」と、思ったが、中腰から、引き返すわけにはいかない。
ぎりぎり座ることはできたが、両隣りの女性の骨盤が、しっかりぶつかりあう。
右にも、左にも、移動不可能。
もちろん、肩幅は、入りきらない。

やばい、やばい。
狭い隙間に、無理やり巨大なお尻をずりこめる、おばさん座りをしてしまった自分に深く反省。
今までの体系なら簡単にこの幅に、楽におさまったはずなのに。
無駄な抵抗だったかもしれないが、なるべく深く息は吸わず、身をぎゅっとちぢませて、数駅を過ごした。

知らず、知らずのうちに、お尻の寸法は、自分の想像を超えていた。
本日から、粗食に耐えよう。。。と、思うだけ。

うぅーん....って言うな!

2009年01月14日 | Weblog
人間歳がかさむと、元気に見えるが、色々ガタが出る。
仕方ない、車だって、10年乗れば、修理が必要になる。

日本に帰国後から、家から歩いていける、かかりつけの病院を探していたが、なかなか見つからなかった。
仕方なく、会社の近くの病院へ、ひょっと入ったが、大きな過ちをしてしまった。

建物自体は、ものすごく立派。まるで、上々企業のオフィスビル。
受付の女性達も、全員、銀行みたいに、制服を着て、受付カウンターに並んでいる。
床はピカピカに磨かれ、掃除の人が、常時いる。
病院内は数階に分かれていて、エレベータを使って移動する。

ところが、感動は、ここまでだった。
受付から診察まで、最低でも2時間待ち。
しまいには、4時間待ちもザラ。
待合室の椅子に空きは無い。
されに、外に休憩に行って、数時間後に戻ってくる人もいるほどだ。
この病院の待合室で、この2年間、何冊の本を読みきったか。

診察を受けても、さらに薬が出てくるまでに、30分はかかる。
そして、10分後に、やっとお会計。なんとなく高いと思うんですが。
今までかかった病院の10%増しと言っていい。

内科と一緒に、婦人科も入っていたので、丁度いいと思ったのが、さらにやばかった。
婦人科の先生と診察室内で話している話し声が、待合室で待っている人に、ばりばり聞こえる。
何時間も待つ間に、何人の女性の、とても深い、入り込んだ、婦人科の病状を聞いたことか。
さらに、色々な家庭の事情まで聞こえてくることもあった。
まるで、昼ドラの内容みたいだったこともある。
自分のは、たいした面白みも無いが、
待合室の人達にはしっかり聞こえていたのだろう。

その待合室で待つ患者さんたちは、婦人科にかかる人達ばかりではない。
内科の診察を待つ患者さんだっているわけで、おじさんたちが、婦人科の診察の内容をしっかり聞いていたことになる。
まったくもって、ため息がでる。

やっと内科の先生の診察が受けられると思いきや、その先生は、患者の話を聞かない。
「あぁ~、そうですか、うぅーん、うぅーん、うぅーん....」。やけに、笑顔だ。
ただの笑顔じゃない。
分かった、分かった、あんたの言ってることは分かったから、さっさと帰ってくれ....と、笑顔で追い払っているようだった。作り笑顔の、本物を観た。

とにかく「うぅーん」が、長くて、多い。
さも患者の話をきいているように思えるが、
実は、うぅーん、うぅーんといって、患者の声をかき消しているだけだった。
それを知ったのは、薬を受け取ったとき。

なんと、先生さんよぉ~、この薬が効かないから、違う薬を処方してくれと、さっき診察室で言ったのに。
聞いてなかったの?それとも日本語が通じなかったのか。
いや、あの、うぅーん、うぅーん、に、かき消されたようだった。
また同じ、効果のない薬が処方されていた。


最近、知り合いに教えてもらった、自宅から一つ前の駅近くにある小さな診療所を、今日覗いてみた。
今までの病院とは違い、古めかしい建物の2階に、その診療所はあった。
床は歩くと、ちょっとぎしぎしと言う。
受付には、年期の入った女性が、ご丁寧に患者さんに声をかけていた。
常連は名前と病名までしっかり暗記しているようだ。
待っている患者は数人。以前のとは全く違う。
すぐに、先生の診察室に呼ばれた。

先生は、ものすごぉーく、丁寧に、丁寧に、お話してくれた。
色々な情報をくれて、そして、こちらの生活環境、それだけ毎日ストレスのかかる仕事をしているかなど、とてもゆっくりやさしく聞いてくれた。こちらが話しているときは、「うぅーん。」なんて、発しない。
ちゃんと、耳を傾けてくれてた。

古い建物の小さな病院だったけど、命が救われたような気がした。


シンジラレナァ~イ!

2009年01月12日 | Weblog
先日、帰りの通勤電車に乗っていたら、ものすごく雑誌を顔に近づけている30代くらいの男性がいた。
彼は、椅子に座っていた。
入り口付近も込んできて、奥に押された自分は、丁度彼の前に立つことになってしまった。
身なりは、ごく一般の日本人会社員。
黒いコートに、黒の通勤鞄。黒の靴に、薬指には指輪が無い。独身か?
彼の持つ雑誌は、さらに顔に近づき、すでに読むのは不可能な状態。

表紙はどこにでもありそうな雑誌なのだが、時折、後ろのガラスに映る、雑誌の中身は、超エロエロの写真ばかり。丸見えジャン。
よくよくみると、雑誌が2冊重ねられている。
表側は、ゴルフ雑誌。中身は、エロエロのようだ。
そっか、周りに気づかれないように、隠して読む、苦心の策かっ。

お家に着くまで、ガマンが出来なかったのね。
この満員電車で、エロエロを広げるとは、なかなかの度胸。

しまいには、自分を足元から顔まで、じろじろ見ている、視線を感じる。
お前!雑誌の中の写真の女と、私を見比べているわけ?
そっちが観るなら、こっちも観てやる。と、じろじろ覗き込む。

こうなると、ちょっと、挑戦欲が沸いてくるのが、自分の悪い癖。

電車が揺れる機会を利用して、その雑誌の中身が見えちゃった!ぞ、という感じで、思い切り上から覗きこんでみる。
そして、思い切り演技ぶる。「うわぁ~、こんなヤラシイ写真を観ているの?シンジラレナァ~イ!」という顔で、男の顔をジロっと見る。
あせった男と目が会う。
さっと雑誌を閉じるが、数秒後には、また、お家まで待ちきれなくて、再度雑誌を開く。
また、電車が揺れた。覗いた。男があせる。雑誌を慌てて閉じるが、数秒後にまた開く。

なんだか、ちょっと、楽しい!

これを数回繰り返してから、男は電車を降りていった。

手には、通勤バックと、コンビニっぽいビニールの袋の中に、お弁当箱と、缶ビールが一本。
今日も、お疲れ様でした。楽しい夜をお過ごしください。

心まで和む、薬膳鍋

2009年01月11日 | Weblog
最近知り合いから教えてもらった、薬膳鍋を食べにいった。
60種類の野菜や漢方みたな植物が入っている。
効用は、お肌ツルツル。
血行が良くなって、体が温まる。
便秘が治る。などなど、色々な効果があるらしい。

さて、自分には、何が効くのか、楽しみだ。

店に着くと、中国人のウエーターさんが、色々運んできてくれた。
はっきり言って、ほんの少しの日本語しか通じない。
何か聞くと、ちょっと待ってください!の連続だった。

ちょっと待つと、他の日本語があやしい別の中国人のウエートレスさんが現れる。
それでも通じないと、さらに別の中国人のウエーターさんがやってくる。
最後に日本人のウエートレスさんが来るという、
なんだか、たらいまわしのレストランだった。

普通なら、はっきり言って、むかつく。
えぇーい、日本語が通じない奴をこんなところで働かすな。
早く食べたいんだ、どうにかしろ!
スーパーバイザーは誰だ!出てこーい、と、言いたくなるだろう。

ところが、なんだかこのウエーターさんとウエイトレスさん達は、とっても可愛らしい。
特に、一番新人ぽい、一番最初にやってくるウエイター君は、
ちょっと困ったときに出るえくぼが、中年おばさんの心をキュントさせた。
なんて、可愛らしいのかしら。。。ポッ。と、ホホがピンクになる彼を、おばさんも、ポッっとなって眺めてしまった。

いいのよ、いいのよ。焦らなくて!と、いつになく優しくなってしまう。
「日本には何しに来ているのかしら?」
彼は言った、「勉強です。日本語の」

あぁ~ら、そうだったのか。留学生なのね。
私も一昔、いや、二昔前は、外国で、言葉がつうじづ、色々な人に助けてもらった。
自分には、そんな可愛らしい笑顔も無かったから、周りの人達も、さぞかしむかついただろう。

それに比べりゃ、貴方、日本語はそんなに通じなくても、
その笑顔が可愛すぎて、おばさんの心をとっても和ませてくれる。
日本で、がんばって勉強してね!と、応援してしまう。

お店を出る頃には、薬膳鍋が効いたのか?それとも、日本語の通じないウエーターさんの
笑顔が利いたのか、心の中まで、なんだか、暖かくなった。

日本女性の最先端技術

2009年01月10日 | Weblog
金曜日の予定は2メーター位の積雪があり、会社が休みになるはづたったけど、人生そんなに甘くない。
遅れる電車に乗り、咳きこむ隣の人と同じ空気を共有し、揺れる電車のなかで、アイラインを目元に引く女を眺めながら出勤した。

それにしても、日本女性のあの満員電車での化粧技術は、すごいものがある。
乗ってから下りるまでに、別人に変わっている。
乗ってきたときには、目元は閉じたまま、髪の毛ボーボー、顔色悪く、今まさにベットから出てきたという顔をしている。
しかし、20分後くらいには、パッチリお目目で、唇はピンクでピカピカ・プルルンになっている。
肌色もイキイキとして、20分前の怪獣から、ふじやのペコちゃん人形に変貌する。
世の中の男は、こんな変貌女が好きなのだろうか?
あの揺れる電車内で、ペンの先のような鋭利なアイライナーを、目元に持っていく恐ろしさ。
ちょっと揺れれば、口紅だって、予定の範囲をはみ出して、デカ唇になってしまいそうだが、絶対そうはならない。
パフパフと飛び散るパウダーだって、周りの迷惑を顧みない。
その日本女性の化粧技術には、脱帽するばかり。

これは、日本の文化を象徴しているとしか思えない。
その手先のこまかさ。器用さ。そして、するどさ。
一ミリも狂わない、アイライナーにピカピカ唇。
時間内に終了させる、時間厳守の心意気。
そして、その変貌姿を、電車に乗り合わせた人たちに、おしげもなく見せる、ドキョウは、目を見張る。

さて、この特殊技術の方向性を変えれば、日本のこれからの最先端技術を支えていけるかもしれない。
と、通勤電車で感動するのは、自分だけか?

イギリスより、ましだ!

2009年01月08日 | Weblog
世の中ものすごい不景気。
取引先の大手の企業でも、レイオフが正社員にも始まると情報が入った。

何時、自分の身に降りかかるかわからない。
こうなると、購買意欲がグンと下がる。
財布を開くのもいやだし、財布を鞄から出すのもいやだ。

とにかく今は、セーブ&セーブの生活をすることにした。
早寝&早起き。電気代の節約。
今までは、夜遅くまで、ダラダラとテレビを見ていたが、いいことはない。
ニュースを観ても暗くなるばかり。気分がめいる。
ドラマは毎週同じ時間に観るのが難しいから、結局、ちんぷんかんぷん。
お笑いだって、よくよく考えてみると、結構くだらない時間を過ごすことになる。
さっさと、寝ることにした。

早起きすれば、隣の駅まで歩いて、電車に乗れる。
ラッキーなことに電車代が、隣の駅から下がるので、毎日少しずつ節約。
朝は15-20分、隣駅まで歩くことになるが、アイポットを爆音で聴いて歩くと、
結構ストレスも解消されていい。
嫌いな人の悪口も、大通りでブツブツ言っても、車の音でかき消されるだけだ。
思いっきりブツブツ出来る。最高の時間だ!
歩くときは、下を見て歩け。1円でも落ちていたら、すっと、拾う。

出勤途中に買っていた、朝のコーヒーは止めた。
会社のキッチンに置いてあるコーヒーを飲むことにした。
そりゃ、はっきり言って、不味い。だけど、不味くたって、眠気は覚める。
本来の目的は果たせる。

お昼は、もちろん、お弁当。
男子弁当も増えてきた。
そんなに綺麗なお弁当じゃなくていい。
雑誌に出ているような、揚げ物・焼き物・煮物なんて、そんな贅沢なおかずには、だまされない。
おかず、一品と、ふりかけで十分だ。モヤシ炒めで十分!
お弁当箱だって、100円ショップのタッパウエア。
箸入れ?そんなものありません。
家からホークを1本持参でOK。
空のお弁当箱と、持参のホークは、会社でしっかり洗う。

携帯とアイポットは、会社のPCで充電が鉄則。
職権横領だって?だまれ、社員の生活がかかっている。
帰りも、もちろん、会社で充電したアイポットを爆音で聞きながら、一駅多く歩く。
満員電車で、臭い親父の後ろに立ったり、
頭からくしゃみのつばを吹きかけられることを思えば、歩くのは快適だ。

食材を買うときは、閉店間際を狙う。
もちろん、生物やお惣菜が半額以下になっている。
会社帰りの人々が群がっているが、負けないように、ひじをはる。
大体にして、日本人は賞味期限にうるさい。
多少賞味期限が切れたものを食べたって、病気になることはない。
そんなに、やわじゃない。
安くなっていれば、少し多めに買って、冷凍までしてしまう。

イギリスで莫大な税金を支払って、とぼしい生活していた苦しみを思い出した。
働けど、働けど、給料から莫大な税金が引かれる。
さらに、買い物をすれば、17.5%の消費税が取られる。
それに比べたら、日本での節約生活は、まだ、ずぃーーーーーっと、まし。

お犬様、ごめんなさい。

2009年01月06日 | Weblog
今年出社2日目。だらけ病のせいで、帰りはヘトヘト。
やっとたどりついた、アパートの1階で、エレベーターを放心状態で待っていた。
頭の中は、もちろん、空っぽ。もう、何も考えられない。
待てど、待てど、エレベーターがなかなか来ない。
どうなっちゃってるんだろう。
数分待った。こうなったら、階段を使うか?と、ちょっと頭がフラッとする。
でも、つらい。階段は辛すぎる。

もう数分待った。まだ来ない。
さっきから、7階で止まってる。
ちっ。

さらに数分...。
やっと、エレベーターが動き出した。
1階に向かっているようだ。

と、そのとき、やっと開いたエレベーターから降りてきたのは、闘争心満々の秋田犬。
いや、あれは、柴犬?えぇ~い、なんでもいい。とにかく、犬だ。
それも、ただの犬じゃない。元気一杯、ちょーはじけてる犬だった。
久しぶりに、外に出れると、発狂寸前の、お犬様だ。
そのお犬様が、エレベーターの前でボケッと立っていた自分に、ジャ~ンプしてきやがった。

まさか、自分が住んでいるアパートの1階で、犬に飛びつかれるとは不意打ちだった。
ガラにも無く、「ひゃぁ~んっ」と、後ろによろめいた。

ラッキーなことに今は真冬。ロングのダウンコートが身を守ってくれたが、一気に、目が覚めた。

その後ろから、すみません、すみませんと、頭を深々と下げて通り過ぎる飼い主。
ざっ、ざけんな!こっちゃー、疲れて帰ってきてるんだ。
お犬様が、エレベーターを使うのを、なんでこんなに待ってなきゃならないんだ。
あげくに、お犬様に飛びつかれた私は、悲しすぎる。

ちっ。
人間疲れると、つまらないことに、ついつい、舌打ちしたくなる。
お犬様、怖い顔して睨んで、ごめんなさい。。。

お願い、教えて、お猿さんとペンギンさん

2009年01月05日 | Weblog
お正月太りの重い体を起して、本年、初出勤。
眠い。眠い。

体が、重い。重い。ふぅ。フゥ。息切れしちゃう。

昨年の年末によりもさらに、ダラダラと出社したら、会社のカウンター的棚の上に、土産物の山ができていた。
それも、全部食べ物。さっ、さすが、この会社、食べることが大好きな人々が多い。
違う...ストレスが溜まるから、ついつい、甘い物が欲しくなる。
仕事のせいにしよう。

そういえば、お歳暮も、お菓子ばかりだったが、一瞬にしてはけた。
すごい、砂糖の消費量だ。

お正月休みに実家に帰った人達が、義理と人情で、お土産を買ってきてくれたようだ。
さすが、日本人!ご立派。休みの日まで、会社に義理と人情がある。
自分も、実家には戻ったものの、寒い北海道、買い物すら行きたくなかったので、土産物はなし。
ちょっと、日本人ばなれしている。義理も人情も、すったくれもなし。

名古屋名物きしめんのパイは、あの名古屋出身のお方。
秋田はこれこれ。前回と同じ、あきたの「いぶりがっこ」。
お漬物みたいで、パリポリ歯ごたえが良くって、めちゃ美味しい。
うなぎパイが、あちら方面のあの方からかしら。
と、大体の出所は判明。
もちろん、全部、味見した。

さて、高尾山せんべいと、旭山動物園クッキーが残った。
出所が分からないと、やはり口の中に入れるのが怖い。
昨年は、産地偽造のニュースがテレビをにぎわしたが、やはり、自分だって、安全な物を口にしたい。

高尾山せんべいは、丁度近くに座っていた人が、「あぁ~初日の出を見に行きましてね!」と、出所がさっそく判明。
そっか、そっか。わざわざ初日の出を観に行って、会社の人々のことを思い出して、おせんべいを買ってきてくれたのか。
すごい、律儀なお方だ。高得点を獲得!

さて、残るは、旭山動物園の箱!
中には、おサルや、ペンギンの付いた包み紙が、ニコニコと微笑んでいる。
早く、食べてみたい。

北海道出身は、この会社では自分しかいない。
もちろん、北海道のくそ寒い中、動物園に行く柄でもないし、その寒さの恐ろしさも熟知している。
では、このクソ寒さとの戦いに挑んで、わざわざ北海道の動物園まで出向いたのは、誰?

消去法で行くと、あの人か?いやいや、まさか?
もしかして、怖いものしらづの、あの方?
まて、まて、江戸っ子姉さん、まさか、休みに北海道まで行くか?
それに、動物園は似合わない。
では、あのお方。いやいや、まだ子供は1歳ちょっと。
そんな子供ののために、旭川まで家族で行くわけが無い。

早く、食べたい!だけど、出所が分からない。
いいや、食べてしまえ。ちょっと、まて、まて。
誰からのか分からないのに、口の中に入れるのは危険すぎる。

仕事をしながら、頭の中がぐるぐる回る。
おサルと、ペンギンが、待っている。
食べたい。。。。けど、危険。

こうなったら、動物頼み。
お猿さん、ペンギンさん、誰にここまで連れてこられたの。
ねぇ~、教えてってばぁ!

家出猫と、がははのおじさん

2009年01月04日 | Weblog
今日は、ソファにひっくり返って、テレビ三昧。

建物の上階ということもあって、部屋の中はちょっと汗ばむほど、暖かい。
昼頃には、ベランダの窓を全開にすると、少し冷たい風が入って気持ちいい。
隣には「がははっ」と携帯電話で話す、おじさんがいる。
おじさんも、窓を開けているようで、ベランダづたいに、話し声がはっきり聞こえる。

「がははっ」をバックグラウンドに、フランス映画を観ていたが、夕方近くになると少し風が冷たくなった。
窓を閉めようと立ちあがって、ぶっ飛んだ。
家の中から、猛慌てで出て行く、グレーのぶっ物体がぁ~!

ソファの後ろをまくる滑り込んで、窓の外へ飛び出ていった。
まるで、3塁打で、2塁を丸く走り抜けていく、ものすごい速さのランナー。
すぐにベランダを見てみると、その物体はすでに消えていた。

これはきっと、最近頻繁に来る、がははのおじさんの飼い猫。
ジーッと、ベランダを眺めていると、今度は、排水溝の開いたところから、無理やり体をねじって入り込んでくる猫が居た。
やっぱり、がははのおじさんの飼い猫だった。

ちょっと、あんた、家出してきてるわけ?
がははのおじさんと住むのがそんなに苦しいの?
でも、こっち側に来るってことは、不法侵入じゃない。
猫に聞いたって、分かるわけが無い。

さて、この猫。どうしようか?
別に動物好きの自分にとっては、猫の不法侵入はかまわない。
しかし!さっきみたいに、勝手に家に上がり込んできて、慌てて出て行く際に、
もし、我が家のベランダ側で、墜落してあの世に行ってしまったら...。
がははのおじさんが殴り込んでくるのか?

もし、我が家の大切なテレビに、猫さまの爪跡が入ってしまっても、がははのおじさんが、モンスター・ペアレンツだったら、弁償どころか、逆に殴り込まれるのか?

あれだけ、周りを気にすることもなく、大声で、がははっと話すおじさんが相手。
手ごわそうだ。
想像しただけでも、恐ろしい近所づきあいの難しさを感じる。

やっぱり、直接交渉は止めよう。
今度不法侵入されたら、猫様をダンボールに入れて、管理事務所に持っていこう。
もし、がははのおじさんが殴り込んできても、「へぇ?あぁ~、猫だったら、誰のか分からなかったから、大家さんに渡した」とお馬鹿な振りをすればいい。


そうだ、ダンボールを用意しておこう。