雨の月曜日

月曜日、雨降りとなれば、体が出勤拒否状態。

やっとの思いで、重い体を起して、駅へ雨降りの中ダッシュ。
べしゃべしゃになった。
ホームへの階段を駆け上がったら、ものすごい人、人、人。
月曜病に追い打ちをかけてきた。
ホームから、人があふれそう。

掲示板をみると、急病人のため電車が遅れている。
ひぇ～。そっ、その急病人って、私のこと...じゃないよな？
救急車でもいい、このまま家に帰りたいから、迎えに来てほしい気分。

と、そこへ１本目の電車が入ってきた。
人が思いっきり乗り込む。
やはり、半分以上の人がホームに取り残されてしまった。
じゃー、次には絶対乗り込もう。

むりやり体を電車の中に押し込んで、次の電車に乗り込んだのはいいが、
丁度隣になったおちゃんは、髪の毛が脂ぎっている。
それも、「白い粉」が、頭に降りかかっている状態。
おじさんの頭、テロ化している。

前に立った兄さんは、でかい鞄を後ろにしょっている。
まるで、ロンドン地下鉄を爆破した、あのお方たちがしょっていたような鞄。
中身は堅いものらしい。鞄の部分が、丁度、顔あたりにぶつかる。
てめー、私のお顔を爆破する気かっ！

斜め前に立った女性は、毎朝同じ電車に乗っている、一見、とてもお美しい人。
こんなに、近くでみると、ものすごい、厚化粧。
サイボーグ顔だったと知った。

さらにいつも同じ電車に乗っているが、私が避けている女が、案の定、同じ車両に乗った。
なぜ避けてるって...それは、やっぱり、目に毒だし、ちょっと怖い微笑みを浮かべる。
今日も、やはり、ニタニタ、うふふっ、っと、色々な男に目線ビームを送り続けている。
朝から、かなり怖い。

その後、電車は、各駅に時間調整のために止まった。
会社に着いた時には、ふらふら状態。
今週も、長い一週間になりそうだ。

ふぇ～

ゴボウ男

最近、ゴボウをよく食べる男達が回りにいる。
むしゃむしゃ、もぐもぐ、「ゴボウばかり、食っちょるなぁー！」と、言いたくなるくらい、ゴボウ男がいる。

男は、ごぼうが、好きか？

さつま芋、ごぼう、レンコン類は、女性が食べるものという、
固定観念のような、ステレオタイプ的考えがあったが、
ゴボウ男が、こんなに世の中にはびこっているとは、知らなかった。

教訓：
婚活は、スーパーのゴボウのキンピラがある、お惣菜売り場の前で！

チッ、舌打ちしてしまった

今週は、頭の中で、１日先走りした。
月曜日が、火曜日で、
火曜日が、水曜日で、
今日は、木曜日だと思っていた。

木曜日と言えば、燃えるゴミ＆ペットボトル、空きかんの日。
朝、出勤前に急いで、ごみをまとめて、友達が残して行った、ビールの空き缶を脇に抱えて、
エレベーターを降りて、マンションの裏のゴミステーションまでたどり着いた。

はて？
いつもと様子が違う。
いつもは、天井まで山盛りになっている、燃えるゴミが、今日は数袋床に捨ててある状態。
ペットボトルは、網の袋から溢れかえっているが、缶を入れる箱が見当たらない。

...で、やっと気がついた。
今日は、まだ水曜日だった。とほほ。
明日は、花の金曜日だと思っていたのに、まだ、もう一日間にあるのか。

ゴミを抱えて、部屋に戻ると電車に乗り遅れる。
仕方ない、ごみは、とりあえず、床に置かれた他のゴミと一緒に明日まで孤独に待ってもらうことにした。
問題は、缶。

どこを探しても、缶を入れる場所がない。
仕方ない、会社まで持っていくか。

駅まで、急ぎ足で歩いていると、自動販売機の隣に、缶用のゴミ箱があったが、
人通りがあまりにも多すぎて、ビールの缶を朝から女性が、人目にさらすわけにはいかない。。。

ところが、駅についてみると、駅に、缶用のゴミ箱を、また発見。
それも、人の流れのちょっと離れているところにある。
ラッキーだ。もう、ここしかない。
ビールの缶は、こっそり駅のゴミ箱に捨てた。


電車にのって、ふぅ、と、溜息。

まだ週の中場かっ。ちっ。
舌打ちしてしまった。

引力に負けないバービー

今夜は、ウン十年ぶりの、バービーボーイズを観に行った。
８０年代にはやったバンド。
http://crush-on.com/

どう考えても、メンバーは自分より歳上。
となると、メンバー全員、中年にドップリ漬かっているお年。

どんな風に歳をとっているのか、とっても楽しみだ。
やっとコンサート会場にたどり着くと、すでに自分が息切れ。
仕方ない、自分もすでに中年。

詰め掛けた人々も、どう考えても、同年代。
顔のしわの入りが、私と同じじゃないの。
ちょっと、ほほえましい。

会場がだんだんもりあがったところで、じゃじゃーん
もはや中年バンドのバービーが登場。
ぎゃぁーーー、多少、地球の引力で顔の筋力が下向きになっているが、
すごい、すごい、昔の面影がしっかり残っている。

ウエスト周りは、引力を全く感じない。
皆、ちゃんと体が引き締まっているじゃないですか！
それに、なんだか、昔より上手！

自分は、ここで、息切れしているばあいではない。
立ち席だろうが、なんだろうが、最後まで、倒れないように、のりのりでがんばった。

それにしても、中年になっても、引力に負けない、素敵な人生を送りたいもんだ。
明日から、がんばろう。

今夜は、疲れたから...とりあえず、明日から。

あぁ～地球が回ってる

健康な人々には、なんら関係のない話だが、
自分のような、不健康で、不摂生で、「不」が沢山つくような人間にとっては、
処方箋というのは、命綱に近い。

先日病院に行った時に、先生が、そろそろ薬が無くなるでしょ。
先に、処方箋を出しておきますね。と、親切に、前倒しで、処方箋を出してくれた。

慌てて病院を出て、会社に急いだので、その日は、薬を買うのを後回しにした。
数日たってから、そうそう、薬でも取りに行かなきゃと思いながら、
まだ手持ちがあるからいいやと、いつものごとく、だらだらの生活に戻った。

それから、約２週間後の、１１日、建国記念日。
ついに、手持ちの薬が無くなった。
ありゃ、明日から飲む薬がないと思った瞬間、急に立ちくらみの、病弱女に変身。
あぁ～、鉄分切れだ、地球が回っている。めまいがする。
仕方ない、休みのうちに、近所の薬局にでも行ってくるかと昼過ぎに、やっと出発した。

ところが、近所に薬局はあれど、開いている薬局は、すべて調剤はやっていない。
１丁歩いて、薬局が２件。どちらも、調剤はしていない。
さらに、１丁。閉まっている。外には調剤のかんばんが出ている。
もう一丁歩く。また、閉まっている。調剤のかんばんが、またかかげられている。
その向いに、開いている薬局を発見。調剤はやっていない。
もう、２丁先に歩く。閉まっている。調剤はやっていそう。

そこで、やっと気がついた。日祭日は、調剤をやっている薬局はお休みだった。
はぁ～。
こんなに薬局はあれど、自分には用のない薬局ばかり開いている。

仕方ない、１２日の朝一番に駅前の調剤薬局へ直行。
まだ薬剤師さんは来ていない。
と、カウンターのお姉さんが、
すみません、この処方箋、期限が切れてますよ。。。

そっ、そんな。処方箋に、期限なんてあったの？
また、立ちくらみがして、膝がガクガク。椅子に座りこんだ。
めまいが！また、地球が回ってる。

嘘つき電車

この写真、今日の御題の「嘘」付き茶です。
飲むと、痩せられると書いてあるが、「ゲリ」するだけです...

～　～　～　～　～　～　～　～　～　～　～　～　～　～


帰りの電車で社内放送がかかった。
「停止信号でぇすゥ～、少々お待ちくださぁ～ぃ」

あれれ、何時もよりとっても色っぺ～アナウンスだな。
そうか、男女雇用均等法というやつか？
最近は女性の電車運転手も増えてきた。

「発車いたぁしまぁんすぅ～」

心の中で、「はぁ～いぃ」と返事した。
そのご、自動音声のアナウンスが続いた。
「×××線は、ワンマン運転です。駆け込み乗車は危険ですのでおやめください。」

嘘付けぇ～！
それは、嘘だ！
絶対、嘘だ！

「ワンマン」って、「1 MAN」ってことだよ。
「ワンマン」って、「男一人」ってことだよ。
運転手の声は、色っぺぇー女性の声だったぞ。

乗客に嘘をつくな！

おばさん元気かな

イギリスで、昔住んでいた家の近くに、
こんな顔のおばさんが働いているコンビニ（イギリスでは、ニューススタンドと言っていた。）があった。
朝寄ると、おばさんは、店内に置かれたテレビで、朝のニュースをチェック中。
「いらっしゃい」なんて言われたことがない。
無言でおつりと、袋に入っていない商品をカウンタごしに渡し、おばさんは、またテレビに夢中。
この不景気の中、おばさん元気かな？

おからで、お腹一杯

何時もは帰りの時間には閉まっている近所のお豆腐やさんが、ラッキーなことに今日は開いていた。
以前より、お豆腐屋さんの、おからを買いたかった。

「おから、まだ、ありますか？」
ありますよぉーと、中からお店の人が出てきて、
さっと、袋詰めしてくれた。
「はい、６０円」
えーーー、そんなに沢山入っているのに、６０円。
じゃー、もう一袋。
と、両手で抱えて、おからを買ってきた。
ホコホコまだ暖かくて、ほんわか柔らかくて、おからを抱っこしているだけで、幸せ気分。

さっそく帰ってきて、おから煮を作った。
まずは、半分は冷凍保存。
半分のおからに、冷蔵庫の中の残りの野菜やら、切りかけの揚げやら、
ほおっておくと、冷蔵庫の中で、化石化してしまいそうな
残り物をガツッっといれて、料理してみた。

これが、美味しい。
ほっこら、おからがめちゃ美味い。
６０円の夕食。
綺麗になった冷蔵庫の中を覗いて、一安心。
なかなかの夕食だった。

今日は節分

小さい頃は、家に室内犬がいたので、豆まきをすると、犬が豆をむしゃぶり食う。
その数年後には、豆まきは、「自分の腹の中にしろ！」という父親の一言で、豆を食べまくった。
一体、どんな豆まきだ。

ここ数年、テレビの影響か、恵方巻なるものがはやっているようだ。
とっても美味しそうな太巻きの写真が、１月の下旬から、街中の、コンビニというコンビニに、張られていた。

やっぱり、豆よりも太巻きの方が美味しそう。
食べ物の誘惑に負けた自分は、今日の、お昼ごはんは、コンビニに売っている、恵方巻にしようと決めていた。
なんたって、この不況のなか、残るは、福頼み。
いやいや、食いけだけが残る。

早速、お昼にコンビニに走ると...いつもは余っているノリ巻きコーナーの棚が、からっぽ。
どこをどう見ても、お寿司関係は、すべて完売。
ダッシュが遅すぎたか？
今日のコンビニは、ノリ巻きで、大繁盛だったのね。

そっか、他の人たちも、福頼み＆神頼み。。。
今夜は、恵方巻もとめて、夜の街をコンビニめぐりでもしようか。

カード と カード

年齢を重ねると、お財布の中は、クレジットカードよりも、病院の診察カードが多くなるという話を聞いたことがある。
自分もちょっと心配になってきた。
最近は、病院通いがちょっと多くなってきた。

さて、財布の中のカードでも整理してみるかと開けてみて、がぁ、がぁ～ん。

クレジットカードと、銀行＆郵便局のキャッシュカードを無理に数に含めて、４枚。
病院の診察カード、４枚。

カードの数があらわしているように、人生、折り返し地点に来ているようだ。

何か詰まった人

先日、がらんと空席だらけの電車に乗った。
こんなにがらんと空いた車両に乗るのは久しぶりだ。

ゆれる電車でアイラインを入れる女も居ない。
鼻をすする男も居ない。
エロイ本を隠しながら読む親父も居ない。

なんだかとってもくつろげる車内だった。
ついつい、うとうとしてしまいそうな気持ちになったときだった。

どこからか、「チッ、チッ」という音が聞こえてくる。
誰かが、何処かで、一生懸命「チッ、チッ」と音を奏でている。
聞くには善い音色ではないが、一生懸命なのはとても感じられる。
一生懸命すぎて、息継ぎも出来ないくらい、チッ、チッ、と、音を出している人が同じ車両に居る。

あたりを見渡してみると、５０歳代くらいの、素敵な服装をした女性だった。
その女性は斜め向かいあたりに座って、チッ、チッ、懸命に口を鳴らしていた。

チッ、チッ、と顔の片方をゆがめながら、顔をしかめながら、ものすごい、厳しい顔。
チッ、チッ、って、おばさん、もしかして、歯に何詰まってるわけ？
そんなに大きな音立てて、チッ、チッ、ってやりながら、とってもおブスな顔になっているわよ。
それに、ここ電車の中なんだけど。

近くに座っていた、若い男も、そのチッ、チッという音とと、おブスなおばさんの顔にちょっと恐怖心を頂いたようだった。
はっきり言って、耳障りで、目にも毒。
おばさん、とっとと、降りてくれ！

鼻すすりの人

先日は、ちょっと込み込みの通勤電車に乗り込んでしまった。
入り口の反対側に押し込まれて、じっと我慢の体制。
一緒に押し込まれた真後ろの人は、とても背の高い男性だった。
丁度、私の頭の上に、さらにもう一個頭が出ている感じだ。

その男性は、３０代後半。立派なサラリーマンの格好。
頭もとげとげに髪の毛を立たせて、朝頭のセットに時間をかけてきた風。

そのお方が、なんと、鼻をすすっている。
まるで、音楽のリズムのように、４拍子間隔くらいに、ジュジュっと、頭の上から聞こえてくる。
イヤホンを入れようと思っても、満員で身動きが出来ない。

ジュジュ。

その音を聞くと、色々な想像が頭の中で描かれる。
そのすすったものが、どこに流れ込んでいくんだろう。

ジュジュ

も、もしかして、この勢いで、くしゃみでもされたなら、いやだ。
少し隙間が空いたので、体制を斜めにしてみるが、さらに４拍子の音は続く。

ジュジュ

足ともを観ると、ちょっとお高そうな靴に、鞄を持っている。
ティッシュを買うお金がないとは思えない。
日本は町中を歩いていると、ただのティッシュももらえる。
その紙で、お願いだから鼻でもかまんかい！

ジュジュ

たった２０分の乗車時間だったけど、頭の上から莫大なくしゃみを吐きかけられると思うと
ドキドキして、肩がこった。通勤電車って、本当に大変。