自国生活・ジコクフッカツ

日本ってすごい。

泣き叫ぶ

2009年03月20日 | Weblog
今日は苦痛の出勤をした。
多分、同じ車両に乗り合わせてしまった、すべての人々が、苦痛に耐えていたと思う。

今日はなぜか小学1年生くらいの子供がちらほら、親に手を引かれているのをホームで見かけた。
その中の一人が、乗車直後から、泣き叫び始めた。
「すわりたぁーーーーい!ふかふかのところにすわりたーーーーい。」
「ふかふかが、いいぃーーーー」
「わー、やだ、やだ、やだ、やだ、やだーーーー」
「電車、きらぃー、座るところないぃーーー」

電車の椅子って、ふかふかじゃないと思うけど。
まぁ、いいか。泣く子に、椅子の柔らかさは関係なさそうだ。

親はなかなかなもんで、だまりなさい。がまんしなさい。
と、断固として答えていた。

が、その子も、なかなかの根性を発揮する。
泣き叫び続けること、30分。
同じ車両に乗り合わせてしまった、本日、運が悪い人々は、
ただただ、その騒音を避けるように、うつむいて、耐えしのぐ。

自分はというと、シルバーシートに座った手前もあり、後ろ髪を引かれる思い。
だが、回りを見てみると、私よりももっと生きのよさそうな若者が、身障者シートに座っている。
もう少ししたら、泣きやむだろうと、寝たふりをして待っていたが、その子もなかなか頑固者。
泣き叫ぶったら、とことん、泣き叫ぶ。

仕方ないので、自分がだまって席を立った。

が、親は、頑張る。
いいから、立っていなさい。
「いやだったら、いやだ。すわるーー。ふかふかのところに座るぅーー」と、続く。

だから「ふかふか」じゃないってばぁ、と、思うが黙ってこの場を耐える私。

やっと座ったと思ったら、今度は、服についている、おリボンが変になったらしい。
うぎゃー、ちゃんと付けてぇーーーー。
と、泣き叫ぶ。

親も大変。
乗り合わせた、運の悪い人々も、エネルギーを消耗。

この子の、破壊力に、完敗。


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