幸川玲巳のコトノハいろいろ日記

2013年4月~2015年5月まで
ヤプログで書いていた記事を
まとめております。

恐怖は立ち上がる瞬間までのこと♪

2015-02-07 20:09:07 | happpy

わたしがスピリチュアルカウンセリングを始めたばかりの頃・・・

今から9年前になりますが

どさ回りのようにして、日本全国、各地域で開催される

スピリチュアルイベントに出展しまくっていた時期があります。

お金がなかったので交通費や宿泊費、出展料金に

充てるお金は電話占いのサイトやライターの仕事で稼ぎ

全国行脚してました。

お陰様であの頃からずっと応援してくださっている方も

何人かいらっしゃって、最近、おもしろいことに

デビュー当時、よくご依頼いただいていたお客様が

近況報告を兼ねて、鑑定にお申込みくださることが

続きました。やりたかった仕事で大成功されている方

最愛の人と出会い結婚し今は2児の母になった方

素敵なおうちを建てた方

あの頃悩んでいた家庭問題に決着をつけて再出発された方

皆さま、それぞれの変化を喜んでご報告くださいましたが

そこに至るまで、いろんな選択に迫られ

時に苦しんだこともあったといいます。

なぜその時期苦しかったのか・・・・


あるお客さまが


玲巳さんが

「正解もないし、間違いもない人生なんだから

やりたいようにやったらいいよ!」



とあの時言ってくださったのに、それでもまだ

正解か間違いか、にこだわってたときが

一番苦しかったです。でもあるとき、間違っててもいいし

失敗してもいいからとにかくやってみよう!!って

憑き物が落ちたように急に感じて、


そこからはもう苦しいと思わなくなったので

玲巳さんの鑑定も受けずにここまでご無沙汰してました



とおっしゃってくださったのですが本当にそうだと思います。


苦しい=怖かったり

やってはいけないと思っていることをするかどうか

悩んでしまうからだとおもうのです。


失敗すること、失うこと、馬鹿にされること、

後ろ指さされること、裏切者と言われること

常識がないと非難されること、わがままだと文句いわれること


そういう「怖いこと」と引き換えじゃないと

自分の幸せはつかめない・・・・

とわかっていても動けない時期もあります。



わたし自身もそうでしたし、多くのお客様のケースもそうですが




本当にあきらめたくないことだったら

怖い気持ちよりも 「もう、いいや!」と

開き直って、自分の足で立ち上がり

歩き出すタイミングが必ず来ます。



そうやって

「えいや!!!」と

立ち上がり、動き出した瞬間、

たいていの場合、あれ??と拍子抜けします。







なぜなら

「えいや!」と立ち上がり歩き出した人は

もう不思議と、何も怖いと感じないのです。


たとえ、目の前で「わがままだね!!」と

叱られても「お前は常識がない!」と叩かれても

ちょっとはためらいますが

自分の意思で歩きだした人は

自分の生き方に反対する周囲の人たちの意見なんて

耳に入らなくなるのです。


あんなにも怖れていた声をきいても


光景をみても、ただ、もくもくと前に向かって歩いていると


それらの声はやがて遠ざかっていきます。

やがて、目の前の新しい風景に心躍らせて

スキップで前進するようになるのです



お弟子さん2人や

わたしが主催している占いスクールの生徒さんたちには常々


「わたしたちがお客様に対して出来ることは

お客様が立ち上がるのを手とり足取り

過保護に手助けすることじゃないんです。


お客様が自分で立ち上がって歩き出したあとの

素敵な世界をみせてあげることで


立ち上がるときの恐怖心を和らげてあげること。


そしてお客様が自分の足で

立つのをただ待つだけでいいんですよ」



と伝えています。


今日メッセージを伝えて

3分後に立ち上がることが出来る人もいれば

9年後にゆっくりと立ち上がる人もいるのですが


それは占い師やカウンセラーが無能なわけじゃないと

わたしは思います。


立ち上がる意思を持つかどうかは

あくまでもお客様のタイミング待ちですから

そこに良いも悪いも、早いも遅いも、正解も間違いもないわけです。



でも、やっぱり、お客様が立ち上がったあとの

世界を体験して、キラキラ輝いている姿をみせていただけるのは

至福です



占い師やっててよかったなぁと

しみじみ思える瞬間です。


お弟子さんや生徒さんたちには

自分のクライアントさんから

せめてそういったご報告を受け取る日までは

この仕事を続けてほしいなとひそかにねがっております




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