60代 スッキリ行こう🐦

還暦過ぎた!
これからも、心の向くままケセラセラ。

若者の疲弊

2010-05-15 10:39:20 | 思考 ・思い
私が今、一番心を痛めているのが
若者の疲弊です。

こんな記事が一番辛い。
若者を死においやる不況

すがすがしい、土曜の朝からごめんなさいね。
でも、これって大変なことなのよね。
私が会社を辞めたのも、自分の仕事が辛かったというより、
新人へのケアがあまりにもひどく、何人も辞めていき
生き残った社員はそんなことは仕方がないとばかりに、
自分の生き残りしか考えていない会社の環境に
耐えられなくなったから。

大会社でさえこうです。
人の心へのケアはまだまだ
おざなりにされている競争社会です。
強いものしか生き残る資格はないという心がみんなの中にあるのです。。
希望を胸に抱いた社会人になってすぐ、なんで自殺せなあかんのか!

今、働き始めて、未来に希望を持っている若者がどれだけいることか。
私達の時代とは全然違う社会の有り様なのです。

今、どうにか仕事をしつづけていられる50代以上の人たちはどう考えているでしょうか。
私の会社では、そういう新人の教育は30代あたりに全部まかせて、
結果責任だけを追及してたのが、おっさん達です。
もはや、自分の老後のことしか頭にないって感じ!
あかん!あかん!絶対にそんな会社にこれからの若者をゆだねられません!

・・
実はそんな考えが、私に大きく影響を与えています。

子供にはこんな社会でもなんとか立派に自立してほしい。
それは自分の子だけではない、少しでも多くの子供達にそうなってほしい。
自分の子さえよければいいってわけにはいかないのです!

そのためには、どうすればいいのか。。。
何か画期的な仕組みはないのか。。

このままいって、
自分さえよければいいと、みんなが思うようになった社会は
自滅へ向かうそうです。

なんとかならんかなあ・。




コメント (4)
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「親鸞」上巻 無料公開!

2010-05-14 14:50:21 | 本、映画、音楽、アート、手作り 他

五木寛之さんの小説
「親鸞」上巻が全文無料公開されている。

このあいだから、少しずつ読み進み、本日上巻読み終わりました。
はやく下巻がみたい!!

この平安から鎌倉にかけての京都の加茂川の河原は死人がうちすてられた死体置き場。加茂川は葬送の川だ。さながらガンジス川やなあ。
何度も歩いたことを思い出す。。ムム。

いつの時代もたくさんの弱きもの、病んだ人、老いた人がうちすてられるように死んでいっている事実。現代だってそうよね。孤独死、自殺が耐えません。

そんな中で、どうしてもそんな社会を憂えずにはいられない心を持った人が確かにいた。そして、今だって確かにいる。

強い側でいたいのか、弱い側に寄り添うのか。。

読みやすくて、私の気持ちをぐいぐいひきつけて離さない若き親鸞の姿です。


6月11日までの期間限定での公開。
お時間作って、読んでみてはいかがでしょう!


http://shin-ran.jp/

五木寛之さんは、すごいなあ。。。ふとっぱら!!

 


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ユーロ危機

2010-05-12 13:12:19 | 思考 ・思い
今や世界は、お金でつながり、情報でつながり、
まさしく、数珠繋ぎ状態である。

そんなこと以前からそうだったんだろうけど、
私が意識するようになったからなのか、このところ
世界のニュースがいやに気になる。

月曜日にユーロ諸国と国際通貨基金がギリシャ支援を発表したけど、
これって、かなり間一髪際どい処置らしい。

ユーロを救うため、リーマンショックを再び起こしたくない一念だったよう。

ギリシャというところは、人口の四分の一が公務員な上に、庶民の間でも脱税が浸透しているとんでもなく、南欧まるだしな国のようで、そんな国がよくユーロに加盟できたもんだなと思うけど、粉飾報告、赤字財政を隠していたと思われるそう。

・・・全く、そういう、国としてどうなのか・・って国が世界には結構たくさんあるような。

お金って、世界の人の血液のようなものだけど、それが今や縦横無尽に飛び交っていて、為替もコロコロ変わるし、こんな超難解な操縦をいつまでも上手にできるとは思えず、日本の中だけで、年金は大丈夫か、赤字財政はどうするのか、なんて言ってても、今や全く先のことはわかりません!!!って言うしかない気もするけど。
これで安泰なんてことは考えない方が、人生はイキイキしてくることだしね。

どこの国もリーマンショックで傷ついている中、野放図財政の国を助けるお金なんてあるのかいな!
・・って、誰もが思うけど、ドイツ国民もそんなギリシャ支援を快く思っていないようです。
ギリシャがお金を返せるかどうか、はなはだ怪しいものね。
まだ、スペイン、ポルトガル、イタリアも財政は怪しく、困ったちゃんが目白押し。

借金問題は生活全部変えなければ、解決しません。
とりあえず、ラテン系の国々、少しは緊縮に励んでくださいね!!
あ、ニッポンもやな。。。

でも、失敗しながらでも、多少の傷を負いながらでも、
世界が一つになっていくのは、なんか刺激的やわあ。

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JUSTICE

2010-05-10 11:18:49 | 思考 ・思い
昨日夕方、たまたま見た教育テレビの
「ハーバード白熱教室」

今朝の朝日新聞で紹介されていた。
あまりの人気に米国のハーバード大学が400年近い歴史で初めて授業を公開したそう。
マイケル・サンディ教授による政治哲学の講義
「JUSTICE(正義)」!!

ハーバード白熱教室

見逃したものも見たくなるなあ。。。

以下朝日新聞より

学内の劇場で行われる授業には毎回一千人超の学生が押し寄せ、履修者数は大学史上最多を更新した。
哲学と聞いただけであくびが出そうになる人もいるだろう。確かにロックやカントといった有名人も登場する。だが教授が例示するのは、車のリコール問題、生殖市場、徴兵制など現実的。言葉も平易で明快だ。
ユーモアを交え、学生と対話しつつ、身近な話題を古くからの哲学的な命題の中に落とし込んでいく教授の力量には舌を巻く。
明快な答えを出すわけでもないのにひきつけられるのは、「あたりまえ」を問うこの学問の面目躍如なのだろうか。


・・
私も何故かひきつけられて昨日番組を見ていた。
難解な言葉もあったけれど、今国境を越えた問題が多発する世の中では、こうやって哲学などの人類共通の道徳心などを確認しあう必要ってある気がする。
いろんな問題は、既存の専門家だけが秘密に解決できる時代は終わって、世界中の誰もが、まあまあ公平でフェアだと思える解決点を模索していかなければならないのだと思うな。
しかし、それは全く簡単なことではないことを思い知らさせる。


見てて思ったのは、学生達はみな、教授の言ってる難しい哲学理念は簡単に理解できるようで、その上で、具体的な疑問を幾つも投げかけている。
・・・うちの息子はどう思うかな。。。って一瞬思うけど、
日本人は、講義を聴く人達の中にはあんまりいないらしい。。


教授の力量もいいけど、ハーバードの人気講義をテレビとネットで公開というのがいいですね。!!
(見逃した番組はNHKオンデマンドで二週間以内のものが有料で見れるようです。。


コメント (2)
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昔の大人たち

2010-05-09 16:49:32 | 思考 ・思い
広島の叔父が亡くなったとの知らせ。
ちょうど一年前に、何十年ぶりかに広島を訪ね、
会ったのが最後となった。

あれから一年。
父が亡くなり、叔父も亡くなったってことか。

今日は山形に旦那のお義父さんの十七回忌、お義母さんの七回忌の法要にでかけてきた。

山一面が一斉に淡い若葉色で、時々山桜のピンクも混じり
とってもきれい。

桃源郷のような季節です。

ふと気付いたら、一年もあっという間。
六年もあっという間。十六年もあっという間です。

法要で、旦那の叔父さん(八十三歳)に久しぶりにお会いした。
今も仕事を持ち、パソコンも使う。
足は悪いようだけど、
いつまでも気持ちが若い!
何事も学ぶ気持ちがあり、年々アクがなくなり、いい顔になっていらっしゃった。

いろんな歳の取り方があるものです。

しかし、言えることは
周りにいた昔の大人たちが
確実に、一斉に歳老いていってるってことかなあ。。。





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