60代 スッキリ行こう🐦

還暦過ぎた!
これからも、心の向くままケセラセラ。

ケサランパサランと、お墓参り

2010-08-13 19:43:54 | 旅・山・温泉・土産・食

日ごろ別行動の私達夫婦が、年に数度だけ一日一緒に行動する日がある。
今日がその日。
お盆のお墓参りに山形へ行く。
これだけでも十分、夫孝行しているつもりの私です。

金曜日なので高速道路を避けて、下道を使ったら
山形に着いたら、もうお昼。

今日のお昼は山形の「冷やしラーメン」
夏の名物らしく、結構どのお店でもやっている。
今回旦那が連れていってくれたのは、「福家食堂」!

縄のれんに年季が感じられる。 
粋のいいおばあちゃんと、奥で働くおじいちゃん。なかなかいい感じ。
 具沢山の冷やしラーメン。
コクがあるのに不思議と澄んだスープです。氷が入ってて冷たくておいしい!
量も多くて、食べても食べても減らない感じ。
つけものと、コーヒーゼリーもサービスで、
お腹いっぱい。ごちそうさまです。
おばちゃんが元気で愛想よくって、味も一段増しって感じでした。



さて、今回私は見てみたいものがあって、
山形県立博物館へ向かいます。

山形城址の中が公園になっていて、博物館や美術館がある。


右端は、初代出羽山形藩主「最上義光」 伊達政宗の叔父さんだって。
 美術館では「親鸞展」をしていた。せっかくだからと、
帰りに私だけ入館した。
親鸞って、京都から越後に流刑された後、北関東あたりで布教していたんですね。
60歳で京都にもどり、90歳まで生きたらしい。
・・あの時代では行動範囲広かったと言えるなあ。。
この前、ネットで五木寛之の「親鸞」前編読んだので、結構面白く拝見いたしましたね。


そして、これが、今回見たかった本命。
県立博物館にある
謎の物体「ケサランパサラン」!
ここでは、テンサラパサラって書いてある。

以下、ウィキペディアから。

「白い毛玉のような物体で、空中をフラフラと飛んでいると言われる。一つ一つが小さな妖力を持つ妖怪とも言われ、未確認生物として扱われることもある。

名前の由来については、スペイン語の「ケセラセラ」が語源だという説、「袈裟羅・婆裟羅」(けさら・ばさら)という梵語が語源だという説、羽毛のようにパサパサしているからという説[1]、「何がなんだかさっぱりわからん」を意味する東北地方の言葉との説[2]、などがある。

穴の開いた桐の箱の中でおしろいを与えることで飼育でき[2]、増殖したり、持ち主に幸せを呼んだりすると言われている[1][2]。だが、穴がないと窒息して死んでしまう、おしろいは香料や着色料の含まれていないものが望ましい、1年に2回以上見るとその効果は消えてしまうなどと言われることもある[3]。ケサランパサランを持っているということはあまり人に知らせないほうがいいと言われているため、代々密かにケサランパサランを伝えている家もあるという伝説もある。

1970年代後半に、ケサランパサランは全国的なブームとなった。この時ケサランパサランとされた物の多くは、花の冠毛からできたものであった。」



・・・なんか、訳わからんでしょ。
前に新聞で見て、一度見てみようと思ってたのでした。
でも、この博物館にあるものは作られたものらしくて、
本物とされるものは鶴岡市の加茂水族館にあるとのこと。
その正体はあきらかではなく、「動物の毛玉」とも「植物の花の冠毛」ともいわれ、いくつかの説があるとのこと。
民間伝承のものだから、実態はよくわからず、
どこかの家でひそかに飼われているんじゃないかと思うと楽しくなる。。

トトロのマックロクロスケの白い版って感じなのかなあ。
東北って、岩手の座敷童子や、遠野物語、宮沢賢治の世界のように、
なんだか、かわいい妖怪や、荒唐無稽な話がたくさんあって、
素朴な風土を感じますね。


息子と旦那は
「わざわざ見に来たやつって、これ?」とあきれてましたけど。。。


・・い、いいのだ。私の旅にはいつも
今日の目的ってやつがあって、
今日は、冷やしらーめんと、ケサランパサランと、お墓参りでしょ!


そして、お墓参り。。
本命中の本命です。そうです。まさしく。。。はい。。

今日は暑さも少しマシ。。
 蔵王がよく見え、好天です。

ご先祖様、いつもありがとうございますねえ。


 帰りに蔵王温泉の硫黄の湯に浸かって、家路に着いたのであります。

それなりに、満足な一日で、めでたし。めでたし。







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