韓リフの過疎日記

経済学者田中秀臣のサブカルチャー、備忘録のための日記。韓リフとは「韓流好きなリフレ派」の略称。

現代中国文学(邦訳)おススメ

2008-08-28 00:41:44 | Weblog
 いま配信が来たソフトバンククリエィティブのメールマガジンの「山形月報!」を読んでたら次のようなことが書かれていた。

:翻訳されているのを見る限り、現代中国の小説って伝奇小説とか大河歴史小説とか、女の子がセックスのこと書いちゃった的風俗小説とかばかりで、本来なら残雪が中国の小説の代表で出てくることはあり得ないんだけど、:

 でも現代中国の小説の邦訳でもすごいのあるよ。例えば僕が読んですごく影響されたのが、高行健の『ある男の聖書』。文革時代の「迫害者」側の視点での物語gは進行していき、その重層的な作品世界に魅せられました。小説を読むのが実は最近だんだん苦手になってて、高行健の作品は第一次天安門事件を題材にとった短編(『現代中国短編集』(平凡社ライブラリー)に収録。この短編集もお手軽でおススメ)もよかったので、続いて彼の大作『霊山』を読むつもりがいま積読の最下層で 笑 眠ってます。

 それとこの世の地獄の原色画というか絶滅小説とでもいうべきなのが、鄭義の『神樹』ですね。これはかなり前に読んでのですが、いまは品切れですか。あーあー。
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