昨日読んだマンガです。なんだかマンガばかり読んでる印象ですが、まあ、そうかもしれません。笑。
大人買いですが、『ウルフガイ 狼の紋章』全12巻をまとめて読みました。平井和正といえば『デスハンター』の原作者として僕の個人史の中で特筆すべき存在の作家です。
その平井氏の原作をもとに、本シリーズもまた脚本と作画陣のただならぬ情熱で生み出された傑作マンガだと思います。
暴力&レイプ的なシーンは、現代の若い読者にはたぶん不人気でしょうね。どちらかというと70年代テイスト的な暴力&女性凌辱シーンの描き方ですね。西村寿行とか大藪晴彦とかも似てるかな?
無制限で下劣な情動にだけ身をまかせた暴力と、それに対立する貴族的ともいえるストイックな暴力への自制心とその解放、この二元論的な対立で最後まで押切ます。
原作は読んだはずですが、もう30年以上前で記憶がないですね。狼シリーズはともかく何作か読んでます。70年代終わりからは読むのをやめたのですが、それは平井和正氏の問題ではなく、ぼく自身が新井素子ショックの反動で、SFが古臭く思えてきてしまったことの現れです。
また最近、猛烈に読みだしてて、この作品をマンガ版であれ読んでるのも、自分の中のSF再ブームの一環です。
若い読者にはたぶん低評価されかねないですが、この作品は名作。断言。
大人買いですが、『ウルフガイ 狼の紋章』全12巻をまとめて読みました。平井和正といえば『デスハンター』の原作者として僕の個人史の中で特筆すべき存在の作家です。
その平井氏の原作をもとに、本シリーズもまた脚本と作画陣のただならぬ情熱で生み出された傑作マンガだと思います。
暴力&レイプ的なシーンは、現代の若い読者にはたぶん不人気でしょうね。どちらかというと70年代テイスト的な暴力&女性凌辱シーンの描き方ですね。西村寿行とか大藪晴彦とかも似てるかな?
無制限で下劣な情動にだけ身をまかせた暴力と、それに対立する貴族的ともいえるストイックな暴力への自制心とその解放、この二元論的な対立で最後まで押切ます。
原作は読んだはずですが、もう30年以上前で記憶がないですね。狼シリーズはともかく何作か読んでます。70年代終わりからは読むのをやめたのですが、それは平井和正氏の問題ではなく、ぼく自身が新井素子ショックの反動で、SFが古臭く思えてきてしまったことの現れです。
また最近、猛烈に読みだしてて、この作品をマンガ版であれ読んでるのも、自分の中のSF再ブームの一環です。
若い読者にはたぶん低評価されかねないですが、この作品は名作。断言。