ここ4日程は曇りや雨の日が続いています。今日も昼過ぎから
雨が降りました。庭の隅の木槿に花が咲いています。白い花弁の
中心が赤の木槿です。なにかこの花は雨が似合うような気がします。
何も手入れはしていませんが、毎年この時期に綺麗な花を咲かせて
くれます。この花は観る人にいろいろな想いをさせるようで、多くの
詩人が句を読んでいます。
縄簾裏をのぞけば木槿かな 夏目漱石
道のべの木槿は馬に喰われけり 芭蕉
寝る外に分別はなし花木槿 一茶
雨はれて心すがしくなりにけり窓より見ゆる白木槿の花 斉藤茂吉
詩心のない身にとっては花を観ても詩句が浮かんで来ませんが、近くで
いつまでも見惚れています。
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