5月中旬から下旬にかけて植えた野菜が少しずつ大きくなり、
間もなく収穫の時を迎えます。胡瓜は取り付けた網に弦を
伸ばし、小さな花が咲き、その下に青い実をつけました。
胡瓜が真っ直ぐではなく曲がって大きくなって来たのが嬉しい
ですね。南瓜は四つ実がつき、日々少しずつ大きくなっています。
トマトも青い実がかなり膨らんで来ました。植えはじめは晴天の日が
続き野菜の苗は元気が無くなりましたが、そのあとの雨で勢いよく
茎や葉を伸ばし立派な実をつけるまでになりました。胡瓜は
あと4日程で収穫が出来そうですがトマトの収穫はまだ先です。
茄子も7月中旬頃にはしぎ焼となっているでしょう。
胡瓜
トマト
南瓜
今、家の前の田圃から賑やかな声が聞こえて来ます。蛙の大合唱です。
5月の田植えの頃から比べると合唱の人数(蛙数)が少なくなりましたが、
まだ元気一杯歌っています。5月の頃の蛙の歌声は耳をつんざく様な
大音響でしたが、今は音程の異なる色々な鳴き声が上手くハーモニーが
とれて、クラシック演奏のような感じとなりました。田圃から家までやって
来た蛙が紫陽花の葉やダリヤの花を褥にしてその上で休んでいます。
ガラス窓に張り付いている蛙も沢山います。ガラス越しのカエルの腹は
膨らんだり萎んだりしています。
紫陽花の葉の上で
アナベルの花の中で
ダリアの花で一休み
へメロカリスの花が咲きました。鮮やかな黄色い花で存在感が
あります。でも、この花の命は短くて一日で萎れてしまいます。
へメロカリスはギリシャ語で一日を意味する「へメロ」と美しいと
言う意味の「カロス」と言う言葉から来ているそうです。萎んだ
あとはあまり見栄えが良くないですね。庭には4本のへメロカリス
しかありませんが、箱根の「箱根湿性花園」のニッコウキスゲは
沢山あって壮観です。
福島の家に咲いた薔薇、ピエール・ド・ロンサールです。
5年前に植えましたが、毎年変わることなく、綺麗な花を咲かせて
くれます。この家には今はあまり花はないので、この薔薇は
一段と目立っています。
アリウム・ギガンチュームが今、咲いています。前の家から
持って来て植えました。ネギ属ユリ科の花です。
ラテン語のアリウム(allium)は「ニンニク」、ギガンチューム
(giganteum) は「巨大な」の意味だそうです。花の大きさは
直径10センチにもなります。別名、花葱(はなねぎ)、風邪を
ひいたとき食べると、効果があると言われています。ネギ坊主に
似ていますね。
先日、友人の妹さんから薔薇を戴きました。青い薔薇です。
開花してから二日が経ちました。「青龍」と言う名の薔薇です。
薔薇の育種家が、34年の歳月をかけて青い薔薇を作ろうと
交配を繰り返し完成させたそうです。育てるのが難しい薔薇
だそうですが、この薔薇は何か気品を感じますね。