2016年2月撮影
#322 Lunisolar calendar, Chula Sakarat ကောဇာသက္ကရာဇ် MM--
ミャンマーでは、8つの曜日があり、みんな自分の生まれた日の
曜日とそれぞれの守護神の動物を知っています。
基本的には、日曜日から土曜日までの7種類なのだけれど、
水曜日は、午前生まれの人と午後生まれの人は守護神の動物が異なります。
日曜日から順に、「怪鳥ガルーダ」「虎のジャア」「獅子のチンテェイ」
「水曜日の象は、午前中は牙ありのスィーン、午後は牙なしのヤフー」
木曜日以降は、「鼠のチュエ」「天竺鼠のプー」「蛇のナーガ」
私は、8曜のことなど全く知らず、動物は、てっきり干支だと思っていました。
明らかに数が足りないので、ちょっと変だな、と感じてはいましたが。
シェダゴンパゴダの仏塔に回りには、8種の動物が鎮座していて、
お参りに訪れた人は、自分の守護動物の前で熱心にお祈りして帰ります。
写真の動物は、鼠にしては大きな、と思っていたら、
これは天竺鼠の「プー」。
一説によると、モルモットとか、もぐらとか。
(ちなみに、Excel「書式 yy/m/d(aaa)」で調べると、私の生まれは火曜日)
My record ・・・次の旅のために・・・
撮影場所は、Shwedagon Pagoda by Google Map
日本からヤンゴンまでANA直行便(約7時間)
ヤンゴン空港からシュエダゴン・パゴダまで14km(30分)
Sule Shangri-La Yangon Hotel
(advice) ヤンゴンへは2回目。前回は2004年。
バガンへの飛行機とホテルを予約していたのですが、
搭乗したローカル線の飛行機にトラブルがあり、離陸10分後に
ヤンゴンへ引き返すことに。その日のうちに代わりの便もなく
バガン行きを諦めたのでした。今回はそのリベンジ。
その時の飛行機のトラブルというのは・・・
窓際に座った私は、離陸後まもなく、目の前のプロペラが止まっているのに気づき
上空ではプロペラはストップするのだなぁ、、なんて呑気に窓の外を眺めていました。
その矢先、現地語で機内アナウンス。
周囲の人たちが一瞬ザワつき、すぐに水を打ったように静かに。
英語のアナウンスが無いので、しばらく訳がわからず不安でしたが、為す術はありません。
飛行機は大きく旋回。高度を徐々に下げていきます。
キャビンの小さな窓から陸地がだんだん近づいてくる。ほどなく滑走路へ。
プロペラに故障があったこと、本日は飛ばないこと、は空港へ着いてから知りました。
昨日まで泊まっていたヤンゴンでのホテルに電話をして、慌てて本日分の予約。
当時ヤンゴンは米系クレジットカードが使えず、手持ちの現金もそう沢山無く、
ホテル代さえ心配というありさまでした。
偶然JAL系のホテルだったのでJCBカードが使え、救われました。