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Woogie's Footie Seven Days

グランパス、アーセナル、ドラゴンズ、映画、旅行を中心に生活する人間のブログです!

ニューヨーク(2) part1

2004年08月31日 | 旅行日記
前日の夜10時45分フェニックス発の飛行機がニューアークに着いたのは6時過ぎ。実際に3時間の時差を加味すると、飛行機の中にいたのは4時間強。と言うことで、ほとんど眠らずにNYに到着。しかも初日は、日本語のバスツアーに参加というとても疲れるスケージュール。でもやっぱりツアーの方が、バスの中でも寝られるし、親のために通訳もしなくていいし楽でいい、、、。ちなみに僕にとってはこれが2回目のNY。でも、一番の違いは今回は共和党大会の真っ最中で厳戒態勢。ホテルの値段も普段の3倍ぐらい。街中でデモ行進とある意味では、いい時期に来てしまった。

エンパイア・ステート・ビル

前回のNYでは来なかったエンパイアステートビルを今回のツアーは回ってくれた。でも天気はあいにくの曇り。ということで、上までいっても景色はあまり見えず。印象に残ったことと言えば、セキュリティチェックぐらい。ガイドさんがチェックが厳しい厳しいと言っていたが、実際はザルに近かった。あとこのビルは1931年に建てられたかなり古いものだが、やはり最近はエレベータが途中で落っこちるなどということもあったらしい、、、。

自由の女神

やはりNYといえば自由の女神。といっても僕は2回目なのであまり書くこともないが、やっぱりここからのマンハッタンの眺めはとても良いし、ぼーっと過ごすにも良い公園である。ここは特にコメントもないので、今回は写真付きと言うことでご勘弁を、、、。

自由の女神


グラウンド・ゼロ

ここは言わずとしれたテロで崩壊したワールドトレードセンターの跡地。特に観光地と言うことでもないが、一応フェンスに写真等が飾られているし、回りを見渡せばやはり世界中からの訪問者で溢れている。前回NY来たときには寄ろうと思って寄れなかったので、今回ツアーがカバーしてくれたのは嬉しかった。やはり実際の場所を見ると絶句してしまう。まだWTCがあった頃の写真も飾られているが、数年前にあったものが突如としてなくなったこと、面積的にはそれほど広くないこの場所で、本当にたくさんの人が死に、それを機会に世界がまったく変わってしまったっと思うと本当に言葉が出ない。

国連本部

これはツアーの中には本当には入っていなかったが、時間的に余裕があるとの事でバスが寄ってくれた。寄ったと言っても入り口付近に言っただけだが、正面には銃口が曲がったモニュメントが置いてあり、そこでガイドさんの現在のアメリカに関する私見が語られた。基本的にはブッシュの銃に関する政策や、国際政策が中心だったが、これに関しては僕も同意することが多く、やはり同じ事を考えているのは自分だけでないとちょっと安心した。あと国連前の各国旗は戦争がどこかで起こっている間は掲げられないらしい。

銃口の曲がった銃のモニュメント


リンカーン・センター

ここもツアーのコースに入っていたので入り口部分のみ見学。ただこのような場所はやはり何かの公演を見に来ないと実感がわかない。外観だけ見ていると、それこそその辺の図書館とも区別がつかないぐらいである。

NYメッツvsフロリダ・マーリンズ@シェイスタジアム

夕方ホテルで少し休んでから、夜は野球観戦。最初はカズ松井がいることを期待してとったチケットだったが、松井は怪我で調整中。しかもメッツ自体は成績が振るわずワイルドカード争いにも加わりそうにないので、あまり興味のもてない試合になってしまった。しかも昨晩はほとんど寝ていないこともあり、試合中に何度も寝そうになった。試合自体もマーリンズの一方的な試合になったので、結局7回が始まる前ぐらいでホテルに帰ってしまった。

フラグスタッフ周辺、セドナ、フェニックス

2004年08月30日 | 旅行日記
今日は昼間はひたすらフラグスタッフ周辺とセドナをうろちょろし、夜の10時45分の便でフェニックスからNYへと予定である。フラグスタッフとセドナは30分ほどの距離だが、セドナからフェニックスへは2時間ほどの距離。ただ長時間ドライブがこの旅では最後なので、それが救いである。

フラグスタッフ周辺1(ウパキ・プエブロ国定公園)

フラグスタッフとは、グランドキャニオンから南に1時間半下ったところにある町で、モニュメントバレーやアッパーアンテロープキャニンに日帰りで行くにも調度よい場所で、また周りにはプエブロと言う

原住民の祖先たちの住居跡などもあり、それなりに見所の多い場所である。まず最初に訪れたのはウパキ・プエブロ国定公園。ここはホピ族とズニ族の祖先にあたるシナグア族の遺跡である。遺跡は意外にしっかりとした形で残されており、驚いたのはボールゲームコートなるものがあり、この時代からも球技のようなものを楽しいんでいたらしい。やはり、スポーツに対する情熱は今も昔も変わらないのだろうか、、、。あと、ここにいたる途中のサンセット・クレーター・ボルケノでは火山のクレーターを見ることができる。

セドナ

アメリカでNo1の景勝地と書いてあったのでどんなところかと思っていたが、やはり噂に違わぬとてもキレイな場所だった。特にどこが凄いということもいえないが、町を囲むようにしてそびえる岩山は本当に映画のスクリーンの中に入り込んだようで、不思議な感覚に陥った。セドナの中にはいくつかのボルテックス(不思議なポワーが感じられる特別な場所)があり、特に眺めが美しいのはレッドロッククロッシングから小川を手前にカセドラルロックを眺める景色と、エアポートメサからのセドナ周辺のながめ。あとは岩山の山腹に建つホーリークロス教会ぐらいだろうか。特にエアポートメサからの眺めは息を呑むほどに美しい。注意点としては、基本的には自然のままというのが前提なので、岩を登ったりという事も必要になる。したがって動きやすい服装というのが結構ポイントかもしれない。あとレッドロッククロッシングの小川を裸足で渡ろうなんて思わないこと。でなければ僕みたいに転んでデジカメを壊します、、、。被害金額しめて2万円ほど。

エアポートメサからの眺め


フラグスタッフ周辺2(モンテズマ・キャッスル国定公園)

セドナから少し南東に下ったところにあるこれもシナグア族のプエブロ跡。断崖を利用していて、現在では下のほうの階に当たる建物の部分がはっきり確認できないため、空中に城が浮いているような錯覚に陥る。ちなみにここに到着した頃には閉門30分ぐらい前だったので、公園のおじちゃんは入場料をただにしてくれた。でも、「30分以内に出なければ門が閉められちゃうから、プエブロで一晩明かすことになるよ」と一言。でも、どうやってあんな高いところまで登るんだ?

フェニックス

フェニックスと言っても、実際には空港に行く前にちょっとローハイドに寄ったぐらいだが、フェニックスの特徴はなんと言ってもサボテンの多さ。ラスベガスでもサボテンはあったが、フェニックスはその数がハンパではない。フリーウェイを入っているとまさにサボテンだらけである。ちなみにこの時訪れたローハイドとは、その名のとおり映画「ローハイド」をモチーフにしたもの。内部はまさに西部劇の世界で、様々なアトラクションがあり結構楽しめそうなところです。フェニックス・サンズの田伏の活躍を見て、夜はローハイドで西部劇の世界に浸るのもよいのでは?

アッパーアンテロープキャニオン、モニュメントバレー

2004年08月29日 | 旅行日記
今日は、朝にグランドキャニオンのビューポイントをいくつか見てから、まずはアッパーアンテロープキャニオンへ。地図やガイドブックで見ると、グランドキャニオンやモニュメントバレーと一括りにされているが、実際はグランドキャニオンからアッパーアンテロープキャニオンまで約2時間、そこからモニュメントバレーまでも1時間半の旅である。日本で言えば、一日のうちに名古屋から静岡、静岡から伊豆半島と旅行するようなものである。

アッパーアンテロープキャニオン

朝一でグランドキャニオンを出て車に乗ること2時間。ちなみにグランドキャニオンから東に下る64号から見える峡谷の風景は本当にキレイだった。あと、そこからトゥバシティを経てペイジまでの道のりも雄大の一言。父親が「まるで月か火星に来たみたいだ」と言ったが、そんな言葉がぴったりかもしれない。結局、アッパーアンテロープキャニオンに着いたのは昼過ぎで、ここを見るには調度よい時間になった。僕たちはレンタカーだったのでキャニオンの入り口まで車で行き、そこからのツアーに参加。これがやはり一番安くここを見る方法らしい。ちなみにペイジという街から出ているツアーもかなりたくさんあり、さらには日本人を対象としたツアーまで見かけた。僕の認識ではここは日本ではそれほど有名ではないと思っていたのでちょっとビックリ。僕がキャニオンの中に入ったときは、それこそ5分の1が日本人ではないかと思うぐらいの人口密度だった。アッパーアンテロープキャニオン自体は、本当に神秘的の一言。峡谷の割れ目から入ってくる光がなんとも神秘的な空間を作り上げている。

アッパーアンテロープキャニオンの内部


モニュメントバレー

アッパーアンテロープキャニオンからさらに車で走ること1時間半。周りは相変らずひたすら広がる大地と岩山だけの光景だが、それはそれで本当に美しい光景である。さて、モニュメントバレーだが、「アメリカの原風景」と言われるだけあり、なんともいえない光景が目の前に広がっていた。ここでは僕たちは1時間半のジープのツアーに参加。もちろん、ジープでなくても自家用車である程度のところまでは入っていけるみたいだが、やはり進入可能エリアがかなり限られることと、未舗装道路で僕の借りていた車にはかなりリスクが伴うことを加味して、ジープのツアーに参加することを決めた。結論から言えば、やはりジープのツアーに参加してよかったと思う。ガイドはナバホに伝わる歌なども聞かせてくれたし、かなりサービス満点だった(もちろんその分チップも払ったが、、、)。またここは何よりも、夕焼け時は本当に言葉が出ないくらい美しい。岩自体が元々赤みがかっているため、夕焼けに照らされて岩が真っ赤に染まる光景はなんともいえなかった。最後は近くのホテルのレストランで名物ナバホタコを食べ、本当に満腹になりながら、宿泊予定のフラグスタッフまで2時間半かけて戻った。しかしいつも思うのだが、アメリカの道路は殆ど街灯がないため本当に夜は運転しづらい。

モニュメントバレー(ジョン・フォードポイントより)

フーバーダム、グランドキャニオン

2004年08月28日 | 旅行日記
今日からは昨日までのラスベガスとうってかわって、アメリカ大自然の旅の始まりです。まず空港でレンタカーを借りてから、通り道にあるフーバーダム(アメリカ最大のダム?)により、そこからひたすらグランドキャニオンへ。地図上では近いけど、実際には4時間ほどの車旅です。といっても、最近は4時間というのが妙に近いような感覚にも陥ってきましたが、、、。

フーバーダム

ラスベガスを一歩出たときから、そこはまさにアメリカ。砂漠と岩山だけがひたすら広がり、まさに大自然といえる景色だった。途中に見えたレイク・ミードも、日本では考えられないような湖で、周りが枯れ果てた大地だけに、その存在感は妙に強かった。またフーバーダムはやはりアメリカでも指折りのダムだけあって、デカイ!僕たちはとりあえずダム内に入れるツアーに参加したが、発電部分近くまで入れるのはなかなか貴重な体験だった。ただ1935年ごろには既に完成していたと言うだけあり、改修工事こそ行われてはいるが、やはり建物の古さも感じた。ここの電気がラスベガスにいっていることを考えると、ここの電気がもし止まったらラスベガスはどうなるんだろう?という心配までしてしまった。

フーバーダム


グランドキャニオン

フーバーダムからグランドキャニオンまでは車で3時間半ほど。その間にある町らしい町は4箇所ぐらい。あとはひたすら広大な大地と岩山が広がるのみ。なにせ走っても、走っても人影さえ見えない。ましてや家やお店など無く、ひたすら地平線の果てまで道路が伸びているような感覚である。こんなところでガス欠など起こしたら、本当に死んでしまう、、、。なんて事まで本気で考えてしまう風景である。さて、グランドキャニオンだが、これは本当に言葉にならない。この風景を巧く表現する言葉を人類は未だに持ち合わせていないといっても過言ではないぐらいに、人間の存在をはるかに超越している光景である。車で4時間もかけてここまで来てよかったと思えた。しかし、ここで僕は重大な過ちを一つ犯してしまった。元々はシャトルバスで夕焼けも見に行くはずだったが、僕の頭の中でのこの季節の日没時間は午後8時半ごろ。しかし、実際にはアリゾナ州はサマータイムを採用していないため、実際の日没は日本のタイミングとほぼ同じ。他の州よりも1時間早いのである。ネバダから来た際には時計を変えなくてもよいことは分かっていたが、ここまでは頭が回らなかった。したがって日没は見られず、、、。うーん、残念。

グランドキャニオン

ラスベガス part2

2004年08月27日 | 旅行日記
ラスベガス名物バッフェ

27日は、とりあえず両親をマッカラン空港に迎えに行き、僕と同じホテルにチェックイン。ちなみにラスベガスの空港には全くもって圧倒させられた。空港のゲートを降りるなりいきなりスロットマシーンのオンパレード。日系の航空会社は第2ターミナルを利用しており、こちらはうってかわって質素なターミナルだが、もし時間があれば第一ターミナルに行かれることを薦めたい。僕の知る限りでは、今までで一番にぎやかな空港だった。話はそれたが、チェックインの後は早速昼食に。もちろんラスベガス名物(?)のバッフェへ。今回はMGMグランドのバッフェに行ってみた。感想から言えば、意外にまともだったのでちょっとビックリした。さすがにいいホテルのバッフェだけありメニューも豊富で質も高かった。

ストラトスフィア・タワー

ここはラスベガスを一望できるタワーで、とりあえず一番上まで行き街並みを眺めてみた。このタワーから実際にラスベガスの周辺まで眺めることができるが、ここではラスベガスが砂漠に囲まれた町であることを再度確認できた。さらに僕はやらなかったが、ここにはフリーフォールやジェットコースターもあるらしい。しかもそのジェットコースターの高さは地上277メートルとの事。高いところが嫌いな僕にはとてもチャレンジできないアトラクションである。

ストラトスフィア・タワーからの眺め


ランス・バートン マジックショー

やはりラスベガスに来たら何かショーを見ねばと言うことで選んだのがランス・バートンのマジックショー。理由は単純で、マジックであれば英語が分からなくてもOKであるからである。実際に行ってみての感想は、マジック自体にいろいろ大掛かりな仕掛けも使われており、視覚的にもかなり楽しめるショーだった。これならば英語が分からなくても全然オッケーである。

ストリップ地区のホテル

ショーを見終わった後は、ストリップ地区(ラスベガスの中心街)をひたすら散歩。しかし、各ホテルのネオンには本当に圧倒される。まさに日常とはかけ離れた街という言葉がぴったりと当てはまる。どのホテルも外観からしてあまりにも日常とかけ離れすぎていて言葉も出ない。ルクソールのピラミッドや、エクスカリバーの中世の城郭風の建物、MGMではライオンを飼っていたり、ニューヨーク・ニューヨークには自由の女神、パリには凱旋門とエッフェル塔、また最後にたどり着いたミラージュ・ホテルでは火山の噴火ショーと、街全体がエンターテイメントに溢れている。こんなところで一生仕事のことを忘れて暮らせたらどんなによい事だろう、、、。

ラスベガス part1

2004年08月26日 | 旅行日記
今回の家族との旅行は、とりあえずラスベガスがスタート地点。なぜラスベガスかといえば、英語の話せない両親にとっては、日系の航空会社の直行便があることが必須条件だったこと。そのなかで、僕がいままで行ったことが無かった数少ない街のうちの一つがラスベガスだったのである。ぼくは26日の仕事を終えて、すぐさま空港へ。結局この日はラスベガスに着いたのは9時半(アーカンソーの時間で11時半)。

カジノ

ラスベガスといえばやはりこの地区。着いたのが夜だったため、そのネオンには全くもってあっけに取られた。とりあえずホテルにチェックインした後は、ひたすらストリップ地区をぶらぶら。もちろんカジノも楽しんだ。といっても、僕はブラックジャックなどのルールは知らないので、ひたすらスロットル。それでも100ドル近く儲けてしまった。なかなかよい旅の出だしである。

セントルイス part2

2004年08月08日 | 旅行日記
ミズーリ州立植物園

今日は朝一で昨日行ったフォレストパークの近くにあるミズーリ州立植物園へ。それにしてもかなりでかい。中はいくつかのセクションに分かれていて、熱帯をテーマにしたところもあれば、家でのガーデニングをテーマにしたところ、中国庭園、日本庭園、ブリティッシュ・ガーデンなどがあり、植物園というよりは沢山の庭を見に来た感じ。特に日本庭園はアメリカ一の広さで(っていうか、日本の庭園はこんなに広くないぞ、、、)、池もハンパじゃなくでかい。その中に松とか日本固有の樹木が庭園風に並んでいるのでなんだか変。でも石庭なんかはちゃんときれいに造ってあったし、池には錦鯉も。ここは、休日の午前中に本とかを持ってきて、日陰でぼうっと過ごすのとかいいかもしれない。

日本庭園の一角


再び野球:カージナルスvsNYメッツ

今日も昨日に引き続きメジャーリーグ観戦。松井は今日も3番でスタメン。そして田口も7番センターでスタメン。7月にNYで見たサブウェイシリーズ以来の日本人対決観戦となった。この日は松井は守備でもファインプレーを見せたし、田口は3打数2安打2打点の大活躍。とくに2打点は2アウト満塁からの2塁打で、これが試合をほぼ決定付けた形となった。やはり、このアメリカの地で日本人が地元の観客から拍手を受けているのを見るのはとても嬉しい。これを見られただけでもセントルイスまで5時間半かけて車で来た価値があったと言ってもよい。それだけ、海外で活躍する日本人の姿を見られるというのは、僕にとって励みになるものなのだ。

セントルイス part1

2004年08月07日 | 旅行日記
朝4時半に起きて、今日はセントルイスに。車で5時間半の旅。今回の目的は、セントルイス・カージナルスとNYメッツの試合を見ること。もちろん田口とカズ松井がお目当て。しかし、アメリカは地図上近くに感じても5時間半、広い国だ、、、。

アンハイザー・ブッシュ工場見学

11時にセントルイスについて、そのままアンハイザー・ブッシュの工場へ直行。アンハイザー・ブッシュとは、バドワイザーを造っている会社で、セントルイスに本社を置いている世界一のビール会社。ここでは、ただで工場見学ができ、さらにただでビールが飲める。製造行程自体は特に驚くようなものはなかったが、やはりビールがただで飲めるのは大きい。工場見学中は。案内係のおにいちゃんが何度も「What's better than Beer?(ビールよりおいしい物はなに?)」と聞いて、観客に「Free Beer!(無料のビール!)」と答えさせていた。

カージナルスvsNYメッツ

ビール工場見学の後は、さっそく野球観戦へ。既に試合は始まっており、松井の一打席目は見られなかった。ただ驚いたのは松井は1番でなくて3番。メッツもピアザがいないと打順をいじらざるを得ないということだろうか。ちなみにこの日は田口の出番はなし。この日の松井は、カージナルスに先制された後の同点のタイムリーヒットを打っていた。結局、メッツはこの日はこの1点だけで、最終的にはセントルイスが9回にサヨナラ勝ち。とても面白い試合だった。あと、ブッシュ・スタジアム(アンハイザー・ブッシュがスポンサー)の雰囲気もすばらしく良かった。やはりベースボールタウンというだけのことはある。ちなみにこの日となりに座った家族のお父さんらしき人は、牧場を経営しているらしく、なんで日本は牛肉をアメリカから輸入しないのかとか、本当に全頭検査してるのかとか、日本人の牛肉の好みはどんなんだとかいろいろ聞かれた。

ブッシュスタジアム


セントルイスのアーチ

セントルイスで一番有名なものといったらこのアーチを除いて他にない。本当にどでかいアーチがかかっている。しかもこれが結構きれいで、街の風景にマッチしているから不思議である。最初はこのアーチの最上部まで行くトラムに乗ろうと思っていたが、あまりに待ち行列が長かった(2時間半待ちといわれた)ので、断念。結局この公園一体をぶらぶらするにとどまった。

アーチ


フォレスト・パーク+セントルイス大聖堂

アーチを見た後は、ちょっと足を伸ばして(といっても車で15分ぐらい)フォレストパークのある地区へ。まずはセントルイス大聖堂へ。この教会は、建物自体も大きく、教会内も非常にきれいで、アメリカの教会にしては珍しく見るべきものがあった。この教会を見た後は、フォレストパークというすぐ近くの公園に行く。ただ、公園といってもその大きさはハンパでなくでかい。公園内には動物園、ゴルフコースなどもあり、土曜日ということもあり家族ずれが沢山遊びに来ていたし、結婚式なども行われていた。しかし、こういう公園を見るとアメリカがとてもうらやましくなると同時に、日本の都市計画の失敗が妙に恨めしく思える。

ユニオン・ステーション

再びセントルイスの中心地に戻ってきて、ユニオン・ステーションへ。ステーションといいながらも、行ってしまえばショッピングセンターとレストランの複合施設である。街の中心地にあるだけあって、そこまで大きいとはいえないが、それでもショッピングセンターと言える規模は十分にある。ここも土曜日だけあって沢山の人がいた。特にレストランはどこも30分以上の待ち時間になっていた。カージナルスの公式ショップなどもある。

ラクリーズ・ランディング

ラクリーズ・ランディングとはアーチのある公園の北側にあるいわゆるナイト・スポットというやつである。いくつかのレストランやバー、クラブ等が集まっている。とりあえず僕はご飯を食べていなかったので、Jake's Staeksというステーキのお店へ。ここはその名の通りステーキやリブが食べられるお店。僕は前回セントルイスに仕事で来たときも来たが、結構気に入ったので今回も入ることにした。ぼくはここのステーキも好きだが、それ以上にここのマッシュポテトが好きだ。ステーキ等頼む際の付け合せは是非マッシュポテトを選んでみていただきたい。食事を終えた後、とりあえずセントルイスも音楽で有名なので、ライブバーのようなところを探し、入ったのがピアノを中心としたバー。ピアノといっても静かなものではなく、ジャズとポップとロックをごちゃ混ぜにしたようなもので、聴いていてとても楽しかったし、お客さんもとても盛り上がっていた。店の名前は忘れたが、たしかこのエリアの北の端の方にあった店だったと思う。

カンザスシティ part2

2004年07月25日 | 旅行日記
リバー・マーケット(River Market)

前日は夜中まで遊んでいたこともあり、11時ごろに起きてホテルをチェックイン。ブランチをとるために、ガイドブックに載っていたGatesBBQというお店へ。もちろんここでもスペアリブを頼む。ただ、前日の飲み疲れもあってか、あまりおいしく感じられない。あとソースがちょっと辛すぎたというのもある。まぁ、でも他のアメリカ料理に比べれば、マシかもしれないが。結局、12時くらいにはレストランを出て、リバーマーケットへ。ここは、本当に昔からの市場と言った感じ。日曜日の朝だけあって、買い物客がたくさんいた。ここでの見所は、なんと言ってもアラビアン・スチームボート博物館(Arabian Steamboat Museum)。ここはミズーリ川に沈んだ「アラビア」という船の発掘を行ったときに引き上げた物資を展示した博物館。実際には膨大な量の食器や、衣服、香水など保存状態もすばらしい。また実際にその発掘に携わった人の話も聞ける。しかし、これを全部売ればとんでもないお金を得ただろうに、「これだけのお金を手にすると将来、家族に問題が起こる」との理由で、博物館に全部寄付。なかなかできない決断である。

アラビアスチームボート博物館


ネルソン・アトキンズ美術館(The Nelson-Atkins Museum of Art)

それほど大きな美術館ではないが、とても良い作品がそろっている。西洋絵画もそれほど展示スペースは広くないが、モネやルノアールもあるし、ヘンリー・ムーアの彫刻に関しては、かなりのコレクションを持っている、あと、アジア関連の作品の充実してる。ちなみに僕はここでアメリカ人から日本の仏像に関し質問されたが、もちろんそれに答えられるだけの知識は持ちあわせてはいない。この場を借りて言いたい。「あなたは間違いなく聞く人を間違えた」、と。といっても日本人を殆ど見ないこの土地では、選択肢はかなり狭いとは思われるが。

Kabuki

僕は大きな都市に行くと、大体日本食を食べる。一部の人は、「旅行に行って日本食を食べる人の気が知れない」というが、僕の場合は普段からちゃんとした日本食が食べられる環境にないので、食べられるときに食べておくのである。そこで、今回行ったのがクラウンセンターの一階にあるKabukiというお店。ここの社長さんは日本人で、その奥さん(?)も働いている。それ以外の店員は日本人ではなかったが、社長さんと奥さん(?)と話しているだけで、2人の人柄に惹かれた。やはり、日本人と話すと心が落ち着く。これに関しても、人によっては、海外で多くの日本人と接触のを嫌う人もいるが、ぼくは日本人は多ければ多いほど楽しい、という考えの持ち主。やはり、根底の価値観、言語を共有しているのは大きい。あまり日本人になじみのない場所でおいしい日本食を日本語を話しながら食べられるのはやはり幸せである。

カンザスシティ part1

2004年07月24日 | 旅行日記
変わらない風景

カンザスシティは私の住んでいるノースウェストアーカンソーから車で3時間、ひたすら北に進む。日本で車で3時間というとかなり遠いように思えるが、アメリカ人の感覚からするとこれはかなり近いという部類に入る。アメリカ人にとっての長いドライブは10時間を超えるもの。実際にバケーションとなると、みんな10時間以上のドライブを平気で行う。僕の聞いた中で一番長かったのは21時間。これは、アメリカの高速道路が殆どただであることの影響が多きい。コストの面で考えると、飛行機で家族4人飛ぶことを考えたら、車の場合、ガソリン代だけ考えればよいのである。もちろん、私の場合もたった(?)3時間の距離なので、車で移動。しかし、アメリカの田舎だけあって風景は全く変わらない。ひたすら一面平地である。たまに見えるのは牛と馬。牛と馬はノースウェストアーカンソーでも死ぬほど見ているので何の感慨もないが、わずかばかりの旅のアクセントにはなってくれる。

カンザスシティ

カンザスシティは日本にとってあまり馴染みのない都市かと思う。しいて特徴を挙げるとすれば、アメリカのど真ん中にあたる所。カンザスシティといいながら、その大部分はカンザス州ではなくて、ミズーリ州に属しているところ。噴水が多く、きれいな町並みであるところ。ホールマーク(Hallmark)という世界一のグリーティングカードの会社の本社があること、スペアリブが微妙に有名なこと。そんなところだろうか。

クラウン・センター(Crown Center)

カンザス・シティに着いた後はまずクラウン・センターに行ってみた。ここはホールマークが作ったショッピングセンターで、隣にはホールマークの本社があり、ビジターセンターもある。ビジターセンターには多くのグリーティングカードや、初代社長が社員から贈り続けられていたクリスマスツリーのコレクション、世界のCM等が見られた。個人的には、世界で使用しているCMや昔のCMのコレクションが面白かった。ビジターセンターを出た後は、クラウンセンター内のBBQの店で早速リブを買って昼食とする。ファーストフードっぽい店だったが、結構おいしかった。たしかクラウンセンターの1階にあった店だったと思う。その後は、クラウンセンター内をぶらぶら。特に大きなショッピングセンターでもないので、ぶらっと歩き回るだけなら30分もかからない。

カントリー・クラブ・プラザ(The County Club Plaza)

どうやらカントリー・クラブ・プラザはアメリカで最も古いショッピングセンターらしい。といっても、別に古さはなんら感じなかったが、、、。ただ、僕はこのショッピングセンターは結構好きになった。なにしろ雰囲気がいい。ショッピングセンターといっても一つのビルに入っているわけではなく、基本的に各ショップの建物はそれぞれ別で、たくさんの店が集まることで、一つの街のようなショッピングセンターを形成している。街の雰囲気はスペイン調に統一されており、結構きれい。歩き回るだけでも楽しい。僕は、Sharper Imageという自社企画の電化製品を売っている店に入りひたすらマッサージチェアーの上でリラックス(店員からは迷惑だろうが、アメリカ人も結構これをやっている)。かなり気持ちがいい。実は各地でSharper Imageの店を見つけるたびに僕は同じことをしているかなり困った客なのである。あと、このショッピングセンターにはチーズケーキファクトリーという店もある。これは、アメリカの中でまともなケーキを食べさせてくれる数少ないチェーン店。僕は今回は行かなかったが、見つけると大体入っている。ケーキ好きなひとはぜひお試しあれ。

カントリークラブプラザの角にある噴水


ウェストポート(West Port)

カンザスシティで最も有名なナイトスポットである。「カンザスシティ」といった映画の舞台にもなったらしい。町並みは微妙に古く、いい雰囲気をかもし出している。しかも週末だけあって、人で一杯(それでも東京よりは随分マシだが)。とりあえず僕はスポーツバーのようなところへ。そこもかなり人でごったがえしていた。そこでビールを2杯ほど飲み、その次は生演奏を聞かせてくれるバーへ。アメリカのよいところは、手軽なバーで生演奏が聞けること。これはあまり日本にはない習慣だが、僕は結構好きである。そして最後はクラブのようなところへ。といっても、カンザスシティなのでかしこまった感じもなく、ジーンズでも余裕で入れる。入り口には、サンダルやジャージ、バンダナ、キャップがだめと書いてあったと思う。このクラブは音楽自体は非常にメジャー路線だが、人も一杯で結構楽しかった。あと、当日僕はサッカーを見に行った関係でイングランドの赤のアウェーのユニフォーム(ユーロ2004バージョン)を着ていたが、そのおかげで、スコットランド人グループと、イングランド+ウェールズ人グループに話しかけられた。イングランド人2人は、一人はポーツマス、1人はアストン・ビラ、もう一人のウェールズ人はカーディフ・シティのファンだとのこと。どうやら職業はサッカーのコーチらしい。もう一つのスコットランド人グループはエジンバラ出身。僕もエジンバラには行ったことがあったので、その話で盛り上がった。あとスコットランド人のうちの一人は、なんと日本語勉強中。僕に日本語で話しかけてきた。これにはビックリだが、自分の国の言語を学んでくれる人を見るとかなり嬉しいものである。思わず話が進んでしまった。

ニューヨーク(1) part3

2004年07月05日 | 旅行日記
さすがにNYに来てタイムズスクエアや自由の女神に行かなかったというのもどうかなと思ったので、とりあえずは今日は日中は観光で、夜はヤンキースの試合を見にヤンキースタジアムへ。

タイムズスクエア

3日目にして初のタイムズスクエア。感想としては、あぁ、テレビで見たことあるなぁ、と思ったぐらいで、特に強い印象も受けなかった。これはやはりNYよりさらに人口の多い東京を見慣れているからだろうか、やはり都会度合いでいったら東京の方が全然上で、看板が日本語か英語かの差ぐらいにしか感じられない。ちなみにタイムズスクエアをちょっと北に行ったところを右(東)に入るとヤンキースの公式ショップがある。

タイムズ・スクエア


自由の女神

ウルトラクイズに過去一度だけ挑戦し、見事に東京ドームで散った僕としては、やはり自由の女神は行かなければならない場所である。しかし、自由の女神に向かうフェリーは警備が厳しい。空港と同じように金属探知機を通過しなければならないし、荷物も全てスキャンされる。しかも一番の問題は、待っている時間も長く、とても暑かったこと。リバティー島自体は、とても綺麗な公園になっていて、時間さえあればゆっくり過ごしたい場所だが、現在は自由の女神にも登れないし、観光スポットといった場所は本当に自由の女神を眺めるか、マンハッタンを眺めるくらいである。といっても、ここからのマンハッタンの眺めはバツグン。マンハッタンの中にいるとなかなか気づかないが、やはり外から見ると世界の中心都市であることがしっかりとうかがえる。

チャイナタウン&リトルイタリー

NYのチャイナタウンもかなり大きかったし、本当に多くの人でごったがえしていた。しかしどこの街のチャイナタウンも不思議なほどに活気に溢れている。これはもともと中国人の持っているものがなせる業なのだろうか。あと、リトルイタリーはチャイナタウンほどの活気は無くエリアも狭いが、街並みはとても綺麗で僕は結構気に入った。実際にかなり遅めの昼食もリトルイタリー内のイタリアンレストランで食べ、大満足。アメリカでいままでまともなパスタを食べたことが無かったが、今回は当たり。イタリアンワインもおいしかった。

ヤンキース対デトロイト @ヤンキースタジアム

やはりヤンキースタジアムに来ると特別なものを感じる。自分のいる場所でいろいろな歴史が作られたのかと思うと、本当に鳥肌が立つ。しかし、外野の「讀賣新聞」の看板だけはどうにかして欲しい。ここに看板を出すこと自体、某在京球団の親会社がどれだけこの球場のもつ重みを理解していないかが分かる。後から聴いた話だが、やはりこの看板にはNYの中でもかなりの議論があるらしい。そりゃそうだろう、相撲の懸賞で英語で"CocaCola"って書いてあるのが横綱の取り組み前に回ったら、きっと日本人はかなりの不快感を示すはず。多分、ここまで極端な例を出すのはフェアーではないとは思うが、それぐらいアメリカ人は野球を大切にしているし、この球場はその歴史そのものといってもよい場所なのである。そろそろ某在京球団も気づいて欲しい、スポーツは金儲けのためだけではなく、文化そのものであり、企業のものでは無く、する人、見る人のものであることを、、、。ということで、かなり脱線したが、この試合はメッツに3タテされた鬱憤を晴らすかのような快勝。松井は2塁打こそ打ったが、それ以外は満塁で凡退したりなどし、あまりよくなかった。ちなみにこの日はヤンキースタジアムで偶然知り合いに会ってビックリ。知り合いといっても、日本の知り合いで、偶然会社の研修でNYに来ていたとの事。本当に世間は狭い、、、。

ヤンキースタジアム


最後に

NYに来たはいいが、結局エンパイアステートビルも、グランドゼロもMOMAも行かずじまい。まったく罰当たりな旅行者である。ただ、やはりNYを本当に楽しもうとしたら1週間は必要だということに気づけただけ今回は収穫ありとしたい。今度は是非、ゆっくりこのアメリカの大都会を楽しみたいものである。

ニューヨーク(1) part2

2004年07月04日 | 旅行日記
今日は朝一でメトロポリタン美術館へ。僕は芸術に造詣が深いだとかそういった言葉の全く正反対にいる人間だが、やはり世界を代表する美術館なので見ておかなければということで、とりあえずは出かけてみる。

メトロポリタン美術館

実は今回のメトロポリタン美術館で、めでたく世界3大ミュージアム制覇である。ちなみに世界3大ミュージアムとは、メトロポリタン美術館、大英博物館、ルーブル美術館らしい。さて、メトロポリタン美術館だが、結論から言えば全部見るのに2日は必要。僕の様に3時間くらいでは全く足りない。美術館の見所は、やはり西洋絵画。作者の有名、無名を問わず、思わず吸い込まれそうになる絵画も多い。また、大英博物館と同じく、ミイラの展示も充実している。また、次回ゆっくり訪ねてみたい場所である。

サブウェイ・シリーズ NYメッツvsNYヤンキース@シェイスタジアム

今日の一番のイベントは、何といってもこれ。メジャーリーグベースボールのサブウェイシリーズであり、W松井対決である。スタジアムもサブウェイシリーズとあって満員。しかも、金、土とメッツが2連勝しているため、この試合には歴史上初めて(2つのチームは別のリーグに属しており、リーグ間の交流試合が始まったのが最近という理由もあるが)のメッツの3タテがかかっているのだ。こちらでは、そのシリーズを全勝で終えることを”Sweep”と言うが、今日は試合開始前からメッツファンがこの言葉をよく口にしている。たしかに、メッツにとってはヤンキースは目の上のたんこぶ。ここで3タテをすることほど気持ちいいことは無い。ゲームの展開も本当にエキサイティングだった。3回までにメッツが4対1とリードしていたが、7回にヤンキースが追いつき、その裏にメッツが突き放せば、8回に再びヤンキースが追いつき、その裏にウィギントンの今日2本目のホームランでメッツが1点勝ちこし、試合はそのまま6対5で終了。試合後はスタジアムの周辺でもマンハッタンでも”Sweep”の嵐だった。

シェイ・スタジアム


独立記念日の花火

実は全然僕は知らなかったのだが、アメリカは独立記念日には各地で花火を行うものらしい。そしてその中でも有名なのが、マンハッタンの花火。僕はNY在住の友人と待ち合わせ、もちろんこれを見に行った。ちなみにNYでは、マンハッタンの何箇所かで花火は行われ、しかも1つの会場ごとに3つ同じ花火が横に並んで進行してゆく。日本のように1箇所を見ていればいいものに慣れていると、ちょっと違和感を感じる。花火の時間は30分くらい。日本みたいに2時間もやったりはしない。きっと、日本ほど花火に思い入れが強く、芸術性を求める国は他に無いのだと思う。ふと、日本の花火が懐かしくなった。でも規模としてはかなり大きいので、NYのも十分見る価値はあると思う。

ニューヨーク(1) part1

2004年07月03日 | 旅行日記
今回は3連休を利用してニューヨークへの旅。貯まっていたJALのマイルを使って(今年で期限切れになるので)、タダでの飛行機旅行です。今回の目的は、野球のサブウェイシリーズ。そうです、W松井対決です。

最近ついてない飛行機の旅

ポルトガル旅行から何かとついていない飛行機の旅。今回もそれにはまってしまいました。今回は最寄のノースウェストアーカンソー空港からセントルイス経由でニューアークという経路。今回は、セントルイスからNYの便が1時間のディレイで空港で待ちぼうけ。ただポルトガルの時の事を考えれば、飛行機に乗れただけましか、と妙に開き直れた。あと、セントルイスまでのプロペラ飛行機はいつ乗っても怖い、、、。

久しぶりのパエリア

今日は、大学の先輩とその奥さんと晩御飯を一緒に食べる約束になっていた。ただ、NY市内のイベントでの交通規制のためシャトルバスが一向に進まない。結局先輩夫婦を1時間近く予約していたレストランのバーで待たせてしまった。申し訳なし、、、。今日行ったレストランはスペインレストラン&バーというスペイン料理のお店。ここのパエリアはかなり量が多い。2人前なのに、4人前ぐらいある、、、。あと、サングリアはとてもおいしかった。うーん、さすがNY。無駄に都会ではない、と妙に納得してしまった。ちなみにアーカンソーにはスペイン料理店などない。

やっぱりアメリカは生演奏

食事の後はグリニッジ・ビレッジのバーへ。先輩が英語学校の先生に紹介してもらったバーで、生演奏を聴きながらビールを飲んだ。やはり、これはアメリカの醍醐味。ニューオリンズに行ったときに痛感したが、アメリカの良いのは生演奏が簡単に楽しめるところ。最も高いところでもテーブルチャージは20ドルぐらい。安ければ、5ドルほどで生演奏が楽しめる。日本にいたときは、こういった週末の過ごし方はしなかったが、これはこれで結構楽しいものである。

ポルト(2)

2004年06月27日 | 旅行日記
本日はとりあえず試合まではポルトをうろちょろし、その後試合へ向かう予定。遂にポルトガルでの最後の試合観戦になってしまった。

ヴィア・カタリーナショッピングセンター

やはり旅行の最終日はお土産を含めたショッピングにあてられるのが僕の旅行の常である。ということで、今日は午前中からのんびりショッピング。といっても、遠くまで行くのも億劫だったので、とりあえずは中心部にあるヴィア・カタリーナとその周辺の土産物屋をうろちょろ。まずはヴィア・カタリーナの地下一階にあったスポーツ用品店に。ここはユーログッズやFCポルト関連の品物が充実。僕もユーロ関連グッズとFCポルトのチャンピオンズリーグ優勝記念グッズを思わず買ってしまった。またここの1階や2階には良いお土産から、女性には渡せないお土産までいろいろそろっているので、規模こそ小さいショッピングセンターだが、かなり重宝した。また3回はフードコートになっていて、本格的なレストランこそ無いが、ランチを軽く食べるぐらいには十分だった。ちなみに、この日はイングランドのアウェーユニフォームを着ていたため、ここでもイングランド人に話しかけられた。しかもその人たちは、ガナーズのファンということで、しばらく立ち話をしてしまった。

ケルース、アルコバサ、バターリャ

2004年06月26日 | 旅行日記
本日はスタジアムでの試合観戦は無し。さすがに今日ファーロで試合を見てから、翌日の試合のためにポルトまで移動する気にはならなかった。日本で言えば大阪から福岡まで行って、翌日に東京で試合を見るようなものである。ちなみに僕の友達はこの強行日程を実行。この体力には頭が下がる思いである。僕の今日の予定は、ポルトまで車をシェアする人をリスボンにて拾い、まずリスボン近郊のケルースへ。その後は、コインブラ近郊のアルコバサとバターリャへ寄り、ポルトへ向かう予定となっている。

ケルース

ケルースはケルース宮殿で有名な町(というかこれしかない)。宮殿の前では朝市みたいなものが行われており、子供たちもせっせと売り込みを行っている。帰り際に一通り覗いてみたけど、結構よさげなものが売っていた。結局何も買わなかったが、陶器の皿なんかはかなりいい感じだった。あと、食べ物もかなりおいしそうだった。宮殿自体は、内装が非常にゴージャスで、また各部屋では昔の生活をを再現する目的で、ポルトガル人が当時の衣装に身を包み演技をしているが、これがかなりわざとらしくて面白い。当人たちはとても真剣な顔をしているのでとても笑えないが、こんな人たちが殆ど全ての部屋にいるので、いったいどうやってこれだけの人を雇っているのかちょっと気になる。休日限定のボランティアみたいなものなのだろうか。あと、宮殿の庭園は端のほうに行くとさすがに手入れがあまりされていなかったが、それでも十分綺麗である。さすがにレセプションなどに使われているだけはある。

ケルース宮殿


アルコバサ

ケルースを出た後はひたすら車で北上し、アルコバサへ向かう。その途中では、以前に行ったナザレへ昼ごはんを食べるために寄る。今回もガイドブックに載っている店にトライ。オフィシナという店に入った。ここは本当に大衆食堂というのがぴったりくるような、小さな食堂。外で焼いていたイワシがとてもおいしそうだったので、とりあえずイワシにチャレンジ。これが本当においしい。こんなおいしい焼き魚を食べたのはいつ以来だろうか。本当にこれには感激した。恐るべしポルトガル、、、。さて、食事のあとは本来の目的地アルコバサへ。ここも田舎の本当に小さな町だが、そこに突如として大きな修道院が現れる。修道院の性質からして田舎にあるのは納得できるが、あまりにそのスケールが大きいためにいつもちょっとビックリする。この修道院だが、ペドロ1世とイネスの石棺でとても有名だ。カスティーリャ王国のコンスタンサ王女と政略結婚させられたペドロ王子が恋に落ちたのが侍女のイネスで、イネスとペドロ王子は3人の子供までもうけるが、結局カスティーリャ王国との軋轢を恐れた王と家臣によりイネスは殺害されてしまう。その後、ペドロが王位に即位した後にイネスを正式な妻であることを認めさせ、最後はこのアルコバサで2人並んで眠っているのである。

アルコバサの修道院


バターリャ

ここも本当に小さな田舎町に忽然と現れる修道院である。この修道院は巨大かつ非常に繊細な外観をしている。内側に入っても、とてもステンドグラスが美しい。どうやら、この修道院はスペインに対して独立を守った戦争を記念して14世紀から16世紀まで3世紀に渡って建築されたものらしい。そういわれると、なんとなく建物自体が誇らしげにも見える。ただ、礼拝堂が結局未完のまま終わっているのも、なんとなくポルトガルらしいなと思ってしまう。

バターリャの修道院