ずっと早く大人になることを夢見ていた13歳の少女が突然30歳になり、30歳の自分の世界を生きなければならなくなる物語。30歳の時点での自分の姿をいろいろと知るうちに、自分の過去の過ちをいろいろ発見してゆくというストーリー展開である。出だしはかなり駄作のにおいが漂ったが、終わってみればそれなりに面白い映画だったと思う。特に13歳のときの親友だったマットとのやりとりは、とても見ていて切なかったし、それほどあっといわされる部分はなかったが、いろいろと考えさせられるストーリー展開だった。
僕の知っている限りでは、この映画は87年のリメークバージョンだけど、微妙にストーリーは違うらしい。といっても、僕は元々の作品を見たことが無いので、違いは全く分からない。ただ今回の映画を見る限りは、原作を是非見てみたいと思った。映画に使われている音楽は特に最高!あと、キューバはかなりよさげ。行くにはビザを取得しなければならないが、それでも行ってみたい!それぐらい映像からも国の美しさと楽しさが伝わってきた。原作を見ていればちょっと感想は変わったかもしれないけど、今回の作品を見る限りは、ベリーグッド。あまりにアメリカ的な映画に浸りすぎたせいか、かなり新鮮に思えた。
原題はヒダルゴだったのですが、日本ではオーシャン・オブ・ファイヤーみたいなので、両方のタイトルをそえておきました。主役はロード・オブ・ザ・リングのアラゴン役だったヴィゴ・モーテンセン。つい最近ロード・オブ・ザ・リングをまとめて見たばかりの僕にとっては、ちょっと違和感がありました。
話の内容は実話に基づいたもので、モーテンセンが演じるフランク・ホプキンスとその馬が、1000年以上も続いている砂漠横断のレースに挑戦する物語。実際のレースの距離は3,000マイル(4,800キロ?)ということらしい。しかし、馬で4,800キロの砂漠を横断するなんて、よくよく考えればとんでもないことである。この事実からだけでも、とんでもないレースだということが分かる。
映画自体だが、実話に基づいているため話を曲げられないのは分かるが、ちょっと当たり前の展開で、当たり前の終わり方だったかなという感じがする。いわゆる、アメリカ映画の典型的終わり方とでも言うべきだろうか。またそれぞれの場面の撮り方も特筆するべきところはなく、逆に少々雑な映像だなと思うところもあった。
ちなみにこれに関連したものを展示してある博物館がお隣のオクラホマにあるらしい。今度行ってみようかと思う。あとこの話だが、映画の中では事実に基づいているといったが、本当は砂漠横断のレースが存在した証拠も何も残っていないらしい、、、。
話の内容は実話に基づいたもので、モーテンセンが演じるフランク・ホプキンスとその馬が、1000年以上も続いている砂漠横断のレースに挑戦する物語。実際のレースの距離は3,000マイル(4,800キロ?)ということらしい。しかし、馬で4,800キロの砂漠を横断するなんて、よくよく考えればとんでもないことである。この事実からだけでも、とんでもないレースだということが分かる。
映画自体だが、実話に基づいているため話を曲げられないのは分かるが、ちょっと当たり前の展開で、当たり前の終わり方だったかなという感じがする。いわゆる、アメリカ映画の典型的終わり方とでも言うべきだろうか。またそれぞれの場面の撮り方も特筆するべきところはなく、逆に少々雑な映像だなと思うところもあった。
ちなみにこれに関連したものを展示してある博物館がお隣のオクラホマにあるらしい。今度行ってみようかと思う。あとこの話だが、映画の中では事実に基づいているといったが、本当は砂漠横断のレースが存在した証拠も何も残っていないらしい、、、。
第一弾を以前にビデオで見ていたので、今回もビデオレンタルが始まるのを待ち、待望のレンタル。日本人からするとこの映画はちょっと大げさに見えるかもしれないが、この映画の楽しみ方はあまり深く考えずに見ることだと思う。前作も、日本人からすると、「おいおい」、と思うところがあったけれども、クエンティン・タランティーノの映画を使った実験を見ていると思えば、細かいことは忘れられる。やはり、この映画の魅力は、それぞれの場面の見せ方や、シーンの展開に必ずなにかタランティーノらしさがあることである。
話の内容的には、徐々にそれぞれの人間関係や新たな事実が分かってゆく楽しさはあるが、それほど奇抜とも思えないし、巧妙だとも感じなかった。この点に感じては、第1作の印象そのままである。さすがに、最後の展開には「おっ」と思わされたが、、、。
話の内容的には、徐々にそれぞれの人間関係や新たな事実が分かってゆく楽しさはあるが、それほど奇抜とも思えないし、巧妙だとも感じなかった。この点に感じては、第1作の印象そのままである。さすがに、最後の展開には「おっ」と思わされたが、、、。
南北戦争をテーマにした映画で、久しぶりにコメディでないラブストーリーを見た気がする。しかし、二コール・キッドマンはどうも昔の女性という気がしない。なにか違和感を感じてしまう、、、。まぁ、それはさておき、この映画の一番の魅力を一つ挙げろといわれたら、間違いなく絵の美しさを挙げる。本当にノースカロライナで撮ったかどうかは知らないが、特に自然を交えた描写がとても美しい。
話の流れとしては、戦争で兵に借り出されて別れ別れになった恋人の物語。彼女の方はその間に父親も失くし生活の手段がなくなりかけてもずっと彼を待ち続け、彼の方も彼女の元に帰ることを夢見て、北部兵の網をかいくぐってゆく。基本的には恋愛モノであるが、その背景となっている南北戦争の描写はとてもダイレクトで、その時代の悲惨さをとても強く感じさせてくれる。たまには、このようなシリアスなドラマを見るものよいかなという気にさせられた。
話の流れとしては、戦争で兵に借り出されて別れ別れになった恋人の物語。彼女の方はその間に父親も失くし生活の手段がなくなりかけてもずっと彼を待ち続け、彼の方も彼女の元に帰ることを夢見て、北部兵の網をかいくぐってゆく。基本的には恋愛モノであるが、その背景となっている南北戦争の描写はとてもダイレクトで、その時代の悲惨さをとても強く感じさせてくれる。たまには、このようなシリアスなドラマを見るものよいかなという気にさせられた。
最近はベン・スティラーがやたらコメディ映画に出てますが、これもそのうちの一つ。話としては、新婚旅行の初日で妻の浮気にあった男が、NYで偶然昔の同級生に会い、恋に落ちてゆくという物語。彼女の方は自由奔放な性格で無計画さが特徴。逆にベン・スティラー演じる男の方は保険会社に勤め、何に対してもリスクを計算するような男で、この全く違う2人のやりとりが映画の中心になっている。
話の展開としては、特に真新しさはないが、映画全体がコミカルに仕上がっていて見ていて飽きないのも事実。見て損したという感じはない。1時間半、それなりに楽しませてくれる映画だと思う。
話の展開としては、特に真新しさはないが、映画全体がコミカルに仕上がっていて見ていて飽きないのも事実。見て損したという感じはない。1時間半、それなりに楽しませてくれる映画だと思う。
この映画も日本で公開されているかは不明である。内容的にはどちらかというとティーンエイジャー向けで、NYからニュージャージーに移ってきた華やかな世界にあこがれる女の子の物語。学校内のライバルと、劇の主役をめぐる争いなどを繰り広げるなかで、友達にも嘘をついたりと信頼を失ってゆくが、最終的には現実を直視することを学ぶというストーリ。とくにヒネリのないストーリーで、いい大人が見てもあまり楽しめないかもしれない。僕は、昨日ロード・オブ・ザ・リングを見たばかりだったので、あまりのギャップにちょっと腰が砕けた。ただ、アメリカのこの世代の女の子はきっとこんなこと考えてるんだろうなというのを知る意味では、勉強にはなったが(それを知ったところであまり役には立たないと思うが)。
ちなみにワンポイント英会話講座。Drama Queenとは大げさな人のことを指すスラングです。
ちなみにワンポイント英会話講座。Drama Queenとは大げさな人のことを指すスラングです。
やっと3作見終わった。ここまで長いストーリーだと、まず感想よりも全て見終わった達成感の方が先に来る。時間にして3時間+3時間+3時間半=9時間半の映画である。日本で正月によくやっているやたら長い歴史モノのドラマを見るような感覚に似ている。もちろん、徳川家康や織田信長は出てこないが。
さて、映画の内容だが、この映画の特徴を一言で言えば「スケール感」という言葉に尽きるかと思う。圧倒的なスケールを持った冒険映画であり戦争映画である。後半は、あまりに戦争の場面が多くて少々飽きた部分もあったが、それもCGなどを駆使した映像の迫力で十分補えていたように思う。CGを含めた映像の質については、非常に高い部類に入ると思う。また、ストーリー展開に関しても、少々うまく行きすぎかなという部分もあるが、それでも見る人の興味を惹きつけるには十分だと思う。ちょっと、最後のエンディングが長いかなという気もしたが。
ここまでスケール感を追求した映画もないので、まだ見ていない方は是非見ることをお薦めしたい。ただ、やはり注意点は時間のあるときに見ること。下手に中途半端な時間から見始めると、寝不足に陥る羽目になります。実際に寝不足になった人からのアドバイスです。
さて、映画の内容だが、この映画の特徴を一言で言えば「スケール感」という言葉に尽きるかと思う。圧倒的なスケールを持った冒険映画であり戦争映画である。後半は、あまりに戦争の場面が多くて少々飽きた部分もあったが、それもCGなどを駆使した映像の迫力で十分補えていたように思う。CGを含めた映像の質については、非常に高い部類に入ると思う。また、ストーリー展開に関しても、少々うまく行きすぎかなという部分もあるが、それでも見る人の興味を惹きつけるには十分だと思う。ちょっと、最後のエンディングが長いかなという気もしたが。
ここまでスケール感を追求した映画もないので、まだ見ていない方は是非見ることをお薦めしたい。ただ、やはり注意点は時間のあるときに見ること。下手に中途半端な時間から見始めると、寝不足に陥る羽目になります。実際に寝不足になった人からのアドバイスです。
先日の1作目に続いて立て続けに見てしまいました。やっぱり、話が進めば進むほどはまっていってしまってます。お金をかけてる割にはちょと絵の作り方が粗いかなぁって思うところはあったけれども、映画自体の圧倒的なスケールの大きさを前にすれば、小さなことかとも思います。これはさすがにたくさんの人が見るだけのことはある映画ですね。
話の流れ等に関しては、やっぱり3作目まで見ないとなんともいえません。正直、今から3作目を見るのが楽しみでなりませんが(実はもうビデオは借りてきてるんですけどね)、なかなか3時間という時間を割ける時がないので、また3作目を見たときにきちんとした感想を書きます。しかし、終わり方が完全に一区切りついたような終わり方だったので、本当に次が読めない、、、。
話の流れ等に関しては、やっぱり3作目まで見ないとなんともいえません。正直、今から3作目を見るのが楽しみでなりませんが(実はもうビデオは借りてきてるんですけどね)、なかなか3時間という時間を割ける時がないので、また3作目を見たときにきちんとした感想を書きます。しかし、終わり方が完全に一区切りついたような終わり方だったので、本当に次が読めない、、、。
ついに見てしまった。といっても、見たのは第一弾。見ようとはずっと思っていたが、3時間という長さがずっとネックになり、結局何年間の間も見ないまま来てしまっていた。ただ、最近は会社の同僚からも、これを見てないのは人間じゃない、というような言い方をされ、悔しかったので結局レンタルビデオを借りてきた。
結論から言えば見て正解。結構楽しめた。アメリカの映画らしく、映画に対するお金のかけ方は尋常でなく、それに伴った映画の迫力は十分満足できた。主役のイライジャ・ウッドの演技も凄くよいと思う(年の割には)。ただ、ストーリーに関しては、やはりシリーズの最後まで見てみないとなんとも言えない。「次を見たい」と思えた時点で、それなりには合格だと思うが、やはり1作1作が中途半端な終わり方をする以上、やはり3作あわせて省みてみた方がより本当の意味での感想が書けると思う。でも、本当にあの2人だけで旅して大丈夫なの?
結論から言えば見て正解。結構楽しめた。アメリカの映画らしく、映画に対するお金のかけ方は尋常でなく、それに伴った映画の迫力は十分満足できた。主役のイライジャ・ウッドの演技も凄くよいと思う(年の割には)。ただ、ストーリーに関しては、やはりシリーズの最後まで見てみないとなんとも言えない。「次を見たい」と思えた時点で、それなりには合格だと思うが、やはり1作1作が中途半端な終わり方をする以上、やはり3作あわせて省みてみた方がより本当の意味での感想が書けると思う。でも、本当にあの2人だけで旅して大丈夫なの?
日本にいたときに見ようと思っていて、なかなか見られなかった映画の一つである。レオナルド・ディ・カプリオがどのように犯罪者を演じるかに興味があったし、ストーリー自体もとても楽しみだった。そして実際に見てよかったと思えた。ともすれば複雑になりがちなストーリー展開を、時間軸をうまく使いながら、より分かりやすく見せていたし、追う側と追われる側の切迫感、緊張感がとてもよく伝わってきた。あと、トム・ハンクスもとても良い味を出していた。監督のスティーブン・スピールバーグ(実は見るまで彼の監督作品だと知らなかった)のこの手の映画によく見られる独特のリズム感もあり、非常に良い作品に仕上がっていたと思う。
ストーリー自体は実際の話に基づいたもの。まだ高校生だった少年が、パイロットに成りすまし偽の小切手を作成してどんどんお金を引き出してゆき、その後も医者、弁護士となり、同様の犯罪を繰り返してゆき、それを追いかけるFBI捜査官との鬼ごっこのようなストーリー。しかし、本当に高校生がこんなことをしたなんて全く信じられない。
ストーリー自体は実際の話に基づいたもの。まだ高校生だった少年が、パイロットに成りすまし偽の小切手を作成してどんどんお金を引き出してゆき、その後も医者、弁護士となり、同様の犯罪を繰り返してゆき、それを追いかけるFBI捜査官との鬼ごっこのようなストーリー。しかし、本当に高校生がこんなことをしたなんて全く信じられない。
僕は第1作で結構はまったので、今回もビデオを借りてみてみた。女性3人のアクションモノと言うのはなかなかないので、それだけで他のアクションものに比べ新鮮である。しかし、ドゥリュー・バリモアはなぜ役によってこんなに雰囲気が変わるのだろうか。最初はチャーリーズ・エンジェルのイメージが強かったのだが、先月見た「50 First Dates」で見事にイメージが変わってしまった。しかし、また今回は再びチャーリーズ・エンジェル。見事なまでにイメージが違う。本当に同じ人とは思えないぐらい外見も違って見える。これには、常に隣にいるキャメロン・ディアスとの比較の影響もあるのだろうか。
さて今回のストーリー展開だが、基本的には米国政府の機密情報にアクセスするための指輪をめぐる話である。ただあえてここでは語らないが、話の展開がちょっと予想通りだった部分で、ありきたり感が否めない。もちろん、映画の中にふんだんにちりばめられているアクション等は爽快で、相変らずの作品のレベルの高さが伺えあるのだが。このシリーズに関しては、1作目がとても面白かっただけに、少し辛口になってしまう。面白いか面白くないかと聞かれれば、面白いと答えられることは間違いないのだが。
さて今回のストーリー展開だが、基本的には米国政府の機密情報にアクセスするための指輪をめぐる話である。ただあえてここでは語らないが、話の展開がちょっと予想通りだった部分で、ありきたり感が否めない。もちろん、映画の中にふんだんにちりばめられているアクション等は爽快で、相変らずの作品のレベルの高さが伺えあるのだが。このシリーズに関しては、1作目がとても面白かっただけに、少し辛口になってしまう。面白いか面白くないかと聞かれれば、面白いと答えられることは間違いないのだが。
僕はイギリスのちょっとシニカルで、かつ軽いノリの映画が結構好きである。アメリカ映画ほど派手さは無いが、その分本当の日常に根ざしていて、なんだかほっとさせられる。この映画も実際にそのような映画だった。
主演はヒュー・グラント。なんと今回はイギリスの首相の役である。相変らずタレ目がいい味を出している。話の展開としては、特に一本の筋が通ってるわけではなく、いくつかのカップルのそれぞれのクリスマスまでの愛にまつわる状況を同時進行で映してゆくというもの。そういう映画だからこそ、かなりテンポもよく、最後まで飽きることなく見られた。また、一見単なる軽い恋愛モノに見られがちだが、僕のこの映画の好きなところは、いろいろ世界中で起こっている中でも結局はいたるところに愛が溢れている、という凄くポジティブなメッセージを持っていたところ。これには、結構ハッとさせられた。
主演はヒュー・グラント。なんと今回はイギリスの首相の役である。相変らずタレ目がいい味を出している。話の展開としては、特に一本の筋が通ってるわけではなく、いくつかのカップルのそれぞれのクリスマスまでの愛にまつわる状況を同時進行で映してゆくというもの。そういう映画だからこそ、かなりテンポもよく、最後まで飽きることなく見られた。また、一見単なる軽い恋愛モノに見られがちだが、僕のこの映画の好きなところは、いろいろ世界中で起こっている中でも結局はいたるところに愛が溢れている、という凄くポジティブなメッセージを持っていたところ。これには、結構ハッとさせられた。
レークプラシッド五輪のアメリカのホッケーチームを題材にした映画である。この映画は、あまりに典型的なアメリカ映画で少々幻滅した。アメリカ人が見ればそれなりに感動するものがあるかも知れないが、それ以外の人が見ても特に興味をそそられないと思う。この映画に関しては、あまりにも語るべきことが無いというのが感想である。
この映画は高校の卒業したばかりの男が、それまでメルトモだったドイツ人の女性に会いに行く物語。イギリス、フランス、オランダ、ドイツなどを転々とするが、各国の描写があまりに典型的で、逆にここまでやってくれると面白い。ここまでバカな映画を見たのも久しぶりな気がする。真面目なドラマを求めている人にはあまりお薦めできないが、たんなるエンターテイメントして映画を見たい人にはお薦め。