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Woogie's Footie Seven Days

グランパス、アーセナル、ドラゴンズ、映画、旅行を中心に生活する人間のブログです!

The Clearing

2004年10月27日 | 映画日記
飛行機の中で見た映画第3弾です。しかしシカゴ-関空の13時間半は恐るべし。映画を4本も見られてしまうのです。ちなみに余談ですが、このルートは北極の上空を通ってロシアを通過するので、上空から見える北極は圧巻。今まで見たことも無かったような真っ白な大地です。

さて本題ですが、この映画はあまりしっくり行っていなかった夫婦の旦那さんが誘拐され、その後の犯人との交渉の中で、夫婦の絆をお互い再確認して行くというもの。主演は夫役がロバート・レッドフォードで妻役がヘレン・ミレン。ロバート・レッドフォードが誘拐されていろんなところをひきづりまわされてるのを見てると、なんだか妙に誘拐されている感がなく変な感じです。

内容的にはエンディングはそれほど捻りがあるわけでもないけど、ちょっと意外かなぁという感じがしました。ただ誘拐映画の割にはあんまり切迫感が無く、それほどハラハラドキドキという感じではないので、そういったのを期待する方にはあまりお奨めできません。

What Lies Beneath

2004年10月27日 | 映画日記
何で2000年公開の映画がいまさら飛行機の中でやっていたのだろうと不思議に思いましたが、とりあえず飛行機の中ではあまり寝られない僕なので、やっていた映画はすべて見ることに。この映画はホラーと言っていいのかサスペンスといっていいのか、その中間ぐらいに位置する映画で、ハリソン・フォード演じる夫の妻(ミッシェル・ハイファー)が、自宅に出現する幽霊に悩まされ、それが最終的には事件性を帯びてゆくというもの。あまり細かく話してしまうとこの手の話はつまらないので、あえて語りませんが、ちょっと涼しい気分になりたい人、スリリングな体験をしたい人にはお奨めの映画。

監督がロバート・ゼメキスってのはちょっと意外かなって感じもしたけど、迫力も良い感じにでてて、その辺がゼメキスっぽいのかなぁって最終的には妙に納得しました。しかしやはり疑問に残るのは○ナイテッド航空はいまさら何でこの映画を?遂に倒産で新しい映画を買うお金が無くなったか、、、。

デイ・アフター・トゥモロー

2004年10月27日 | 映画日記
飛行機の中で見た4作品のうちの一つです。監督はローランド・エメリッヒということで、やはり「インディペンデンス・デイ」のイメージが。実際見てみて、やっぱりテーマ的にはかぶりますね。今回のテーマは平たく言えば、再び氷河期を迎えたら地球はどうなるかといったもの。これは、僕が生きている間にはありえなさそうですが、近い将来(何百年後?)起こらないとは言えないので、妙な信憑性もあります。

映画自体はとてもアメリカっぽくて、いかにもハリウッドといった感じ。きっとお金のかけ方も半端では無いはず。CGの使い方なんかも、とても迫力満点です。ただいつまでも世界の中心をアメリカに据えようとする姿勢は、なんとも某政権の考え方と同じというか、なんというか。世界にはアメリカ以外の国もあるんだから、、、。

スーパーサイズ・ミー

2004年10月24日 | 映画日記
日本では2005年の正月映画として公開されるようだが、マクドナルドで1日3色食べ続けたらどうなるかという、壮大な人体実験もの。被験者はこの映画の監督かつ主演のモーガン・スパーロック。体脂肪もコレステロールも体重も実験前の検査で問題なしと判断された人物である。具体的にどんな結果になるかは、見てのお楽しみ。といっても、多分これで一つの映画ができるくらいなので、問題なしということはありえないと想像がつくかとは思うが。

僕がこの映画の好きなところは、単純に実験だけでなく、学校での栄養教育の問題や、それを取り巻く食品会社の問題、学校のカリキュラムの問題等にも切り込んでいるところ。しかし、アメリカで生活してみて強く感じるのは、アメリカという国はほとんどが企業の原理で回っており、ロビー活動というものがとても重要視されていることである。一見アメリカというと、しかっりとした行政が確立されているかに思えるが、実は企業の意向を受けまくりなのである。これは食品業界に限らず、例えば銃社会なんかは本当に良い例である。ちなみに今回出てきたロビー活動している企業の中には、沢山の他の企業に混じって僕の会社の名前も挙がっていた。

まぁ、結果は見てのお楽しみということで、これはちょっと変わった映画として見てみるのも面白いと思う。でも、これを放送されることに対して、日本マクドナルドはどう思うのだろうか?

LAWS OF ATTRACTION

2004年10月10日 | 映画日記
ジュリアン・ムーア主演の法廷を場面にした恋愛もの。ストーリー的には、お互い離婚訴訟をテーマに法廷で争いながらも、次第に気になる存在になってゆく2人のラブストーリー。個人的には、2人とも弁護士であるという設定ゆえ仕方がないのだが、英語がまわりくどくて分かりづらかったのが難点。あと、話の展開がちょっと急展開過ぎるかなぁって部分も感じた。ただ、この辺はラブストーリーであるが故に仕方がない部分でもあるが。あと、ジュリアン・ムーアはやっぱりきれいである。

Man On Fire -マイ・ボディガード!?-

2004年10月07日 | 映画日記
日本で公開されているのかどうかを知るために、邦題を調べてみてビックリ。なんとMAN ON FIREがマイ・ボディガードに。あまりに映画の雰囲気に合ってなかったので、あきれるのを通り越して笑ってしまった。内容的には、CIAで暗殺の任務を担当していた男が、メキシコで少女のボディーガードに雇われ、それまで背負っていた暗い過去からふさぎがちだった男が少女とのふれあいで立ち直ってゆく中で、少女の誘拐事件が起こり、人質交換に失敗して少女は殺され、このボディーガードの男が大復讐劇を展開するというもの。基本的にはよくあるハリウッド映画の展開だが、一つ一つの場面の見せ方などはきちんとこだわっていて、面白かった。ストーリー展開的には、ある程度最初でネタ見せみたいな感じだったが、それでも最後までそれなりに楽しめた。個人的には、エンディングがちょっとハリウッドのアクション映画っぽくなくて、お気に入り。ただ人によってはすっきりしないと思うかもしれない。それにしても、デンゼル・ワシントンは渋い、、、。

テイキング・ライブス

2004年09月23日 | 映画日記
アンジェリーナ・ジョリー演じるFBI捜査官のイリアナが、連続殺人犯を追う物語。この殺人犯の特徴は、その殺し方も残酷だが、殺した相手のアイデンティティまで奪ってしまう点。つまり、殺した相手になりきることができるのである。この事件を追ってゆく上でキーとなってゆくのが、殺人事件の目撃者コスタ。警察は彼を使って、犯人を捕まえようとする。一旦はコスタのアパートに犯人がしのび込み逃走する際の事故で犯人は死んだと思われた。しかし、実際にはここから事件は急展開を見せる。

それにしてもアンジェリーナ・ジョリーはキレイである。しかもそんな彼女がこの映画では、、、。まぁ、これは見てのお楽しみとして、展開的にもかなり楽しめるし、緊迫感があって見ごたえのある映画だと思う。特に最後の急展開は見ごたえあり。ちょっと最後の最後はあっけなかった気もするが、それでも全体的には楽しめる内容だったと思う。でもグロテスクな場面も多いので、そういうのが苦手な人は見ないほうがいいかも。

七人の侍

2004年09月19日 | 映画日記
なぜいまさらと言われそうだが、ブロックバスターで偶然見つけたのでつい借りてしまった作品。しかも、なんと最近は中国語版のDVD(もちろん英語の字幕つき)まで出たみたい。こんなに古い映画が、僕のいつもいっている小さなブロックバスターにもあるなんて、ちょっとした驚きを感じられずにはいれらなかった。うーん、恐るべし黒澤映画。

でもって映画の内容など語る必要もないかもしれないが、念のため。話のあらすじは、野武士に狙われた農村が、村を危機から救うために侍を七人雇い、村を守るというもの。そもそも、百姓が侍を雇うということ自体無理な考えだったことから、まず侍を見つけることで一苦労し、さらに侍を見つけた後も村の人たちと侍の間に横たわる壁で苦労する。内容的には本当に面白かった。今の時代でさえも新鮮さを感じさせる脚本だし、笑いなども適度に混じっていて良くできた作品だったと思う。この時代に、これだけの内容のものを作ったことに驚かざるを得ない。

また現在のハリウッド映画のような派手な爆破シーンなどに慣れてしまうと、逆にこのような現実的な画像のほう(もちろん当時の映像技術的な制約があっての結果だが)が妙に説得力を持っていて、迫力があった。

やはり名作といわれるだけのことはあった、というのが率直な感想である。かなり長い映画ではあるが最後まで楽しめた。この時代にこれだけのものを作れた日本映画は、捨てたものではなかったということが再確認できてちょっと嬉しかった。

スパイダーマン2

2004年09月18日 | 映画日記
見よう見ようと思っていて、やっと見ました!前作が良かったので、かなりの期待度合いでした。ちなみに今回は映画のギフト券をもらったので、いつもとは違う映画館で見たのですが、その映画館があまりにボロくてビックリ。座席数も推定50人ほどで、壁が木造でした。恐るべし、アメリカの田舎、、、。

さて肝心の映画だか、前回ほどのインパクトはなかったがそれでも十分楽しめた。この映画独特のテンポの良さもあり、最後まで快適に見られたし、こういったヒーローもの独特の話の分かりやすさもあり(特に英語で映画を見るときは僕にとっては重要)、最終的にはそれなりの満足感は得ることができた。ただ欲を言えば、ヒーローがもともとは生身の人間であるだけに、敵があまりに現実からかけ離れすぎるとちょっとあれっと思ってしまう。正体があそこまでばれてしまう展開に関しても、もうちょっともどかしさを残して欲しかった気がする。

HERO -英雄-

2004年09月16日 | 映画日記
今回は久しぶりの映画館での映画鑑賞。今回見た映画は、ずっと気になっていたHERO。アメリカでも興行収入はずっと1位だったので、どんな中国映画なんだ?というのが率直な動機。ストーリーとしては、中国の始皇帝暗殺にまつわるストーリーだが、僕は話の内容が難しくてあまり分からなかった。多分これには、言葉が中国語で字幕が英語だったので、目が全く画面についていってなかったことが挙げられると思う。

この映画の醍醐味はなんといってもそのスケール感。まるでハリウッド映画を見ているようだったが、それに加えて中国映画らしい画像の美しさがあり、映画の美しさとしてはいままで見た映画でも間違いなくTOPクラスである。ちょっと残念だったのは、戦闘シーンがあまりに「マトリックス」的でなんとなく映画の雰囲気には沿わない気がした。ただそれ以外の画像の部分に関しては、本当に素晴らしい作品だと思う。

パッション

2004年09月16日 | 映画日記
この映画は日本でも公開されたので、知っている方もいるはず。メル・ギブソンが監督で、キリストの最後の12時間を描いた作品である。脚本もすべてラテン語、アラム語で書かれたとの事で、アメリカでさえも全て字幕入りである。その甲斐あってか、映画の緊迫感、迫力は本当に凄い、というかあまりにリアリティーを持ちすぎで、全部見終わった後の精神的な疲労は凄かった。きっとメル・ギブソンは、あえてこれだけ残酷に描くことによって、その上で成り立っている現在というものを強調しようとしたのだと思う。僕はキリスト教徒というわけではないが、それなりに心に感じるものがあった。キリスト教の根底の考え方を知るという意味でも、いい映画かもしれない。

話の内容としては、キリストの最後の12時間に受けたあらゆる虐待を忠実に再現したもので、イバラの冠をかぶらされる場面や、ゴルゴアの丘で十字架刑にされる場面が忠実に再現されている。特に鞭で打たれるシーンなどは本当に目を背けたくなるぐらいで、R指定がついているのも非常に頷けた。

SOUL PLANE

2004年09月14日 | 映画日記
この映画はその名の通り飛行機をテーマにした映画だが、完全にリラックスすることを目的にして今回はレンタルした。内容は完全なコメディ。フライトで犬を殺された乗客が、航空会社を訴え、それで得たお金で自分の航空会社を立ち上げ、飛行機を飛ばすという物語。もちろんその飛行機は普通でなく、エコノミーが本当にボロボロだったり、ファーストクラスが完全にラウンジみたいになっていたり、ビジネスクラスが飛行中にストリップ劇場に変わったり、2階がダンスフロアになったり、パイロットがドラッグで死んだりと、本当に現実離れした映画である。ただ、これはこれで、完全なコメディ映画として見る分にはなかなか面白かった。とにかくあまり深いことを考えずにリラックスしたい時にお薦めの映画である。

Butterfly Effect

2004年09月09日 | 映画日記
僕の知り合いの間では、この映画に対しての評価は真っ二つに分かれていたが、僕は結構この映画は気に入った。話の内容としては、脳に欠陥があるために記憶障害を起こしている男が、つけていた日記を読み返すことで過去に戻り、人生を変えられることを知り、いろいろな人に降りかかる不幸を修正しようと、いろいろと試みる話である。結局は誰かが不幸になり、なかなかうまくいかないところが、もどかしくもあり、逆にハリウッド的でなくて気に入った点である。あと僕が一番気に入ったのはエンディング。このエンディングの持つメッセージはとても奥が深いように思えた。

The Girl Next Door

2004年08月25日 | 映画日記
これは日本で公開されたかは分からないが(というか日本で公開したら問題になりそうな気もするが、、、)、基本的には恋愛ものである。ストーリーは、非常に真面目に高校生活を送っていた男の子の隣に、元ポルノ女優の女の子が引っ越してきて恋に落ちる物語。その後も、彼女の仕事のからみからいろいろと事件に巻き込まれ、そのような世界を経験したことの無い真面目な高校生があたふたしながらも乗り越えてゆく。この映画の特徴はやはり過激なシーンの多さ。それゆえに日本で普通に放映できるのかどうかかなり疑問だが、ここまで徹底的にやってくれれば、こちらもそれほど恥ずかしさを感じない。ちなみにこのタイトルを無理矢理訳すと「隣のお姉さん」?

Japanese Story

2004年08月22日 | 映画日記
アテネオリンピック女子マラソンの感動に浸りながらブロックバスターをうろちょろしていたら、偶然「Japanese Story」などという作品を発見。どうやらオーストラリア映画らしいということと、ラブストーリっぽいことを確認して、取り合えずはレンタルしてみた。

話としては、オーストラリアを訪れた日本人の男と、その案内役に命じられたオーストラリア人の物語である。最初はその日本人のぶっきらぼうな態度から、全く会話が成立せず、お互いにストレスのたまる時間が続いたが、砂漠の中で車が砂地に捕まり動けなくなる出来事があってからは、お互いが心を開いて恋に落ちてゆくという物語。

個人的には、2人が恋に落ちてゆく過程が余りに唐突過ぎてちょっとビックリ。気持ちの変化の描写などがあまり無かったので、一体男のどこに惹かれたかだとかいった理由が全く分からなかった。まぁ、その部分さえ除けば、それなりに楽しめる映画とは思うが。個人的には、オーストラリア人がこれにどのような反応を示したのかを知りたい。