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赤ガエルのボンヤリ日記

クルマもカレラ、自転車もカレラ、
すべて前世紀生まれの乗り物を愛する、クルマバカオヤジの中身うすーい日記です。

ホイール重量いろいろ

2011-07-21 09:48:25 | ポルシェいじり(足回り)
先週金曜は964にボクスターホイール+トーヨープロクセスを装着。
はたして17インチ純正に比べてどれくらい軽くなるか気になるところ。
ちゃんと量らずに組んでしまったのが残念だけど、たぶん1本1~2kgは軽くなっているはず。

そんな風に足回りの重さを気にしていたら、偶然こんなニュースをネットで見つけた。
『初期ポルシェ 911 装着の鍛造ホイール、フックスが復刻』(response)

残念ながら?最新997に向けた19インチしかないそうだけど、輸入元のアドベントのサイトにはちゃんと質量も掲載されている。
(フロント:8.5Jで10.5kg、リア:11Jで11.5kg)

フックスの911用鍛造ホイールと言えば、ナロー時代から軽くて強い名作とされてきた逸品。確かにデザインは"早瀬左近"時代のナローや930時代のまま。
さすがに今の流行から見たら古いデザインと、オフセットが特殊すぎて964以降のクルマにそのまま履かせたらとんでもなく飛び出してしまうのが残念なところ。

ところでこの名作の誉れも高いフックスの"黒ヒトデ"、軽い軽い、強い強いとさんざん言われてはいるけれど、実際のところどれくらい軽かったんだろう。
そう思ってちょこちょこググってみたりもしたんだけど、ちゃんとその重量データを記録しているデータがなかなか見つからない。

ようやく見つけたデータは、ポルシェ専門誌「911DAYS」がまだ「NINE ELEVEN DAYS」ロゴだった時代の創刊号、
「ポルシェ用ホイール9本フルテスト」という記事だった。それによると
"930純正 7Jx15 6.3kg" だとのこと。
このあいだ量ったボクスターの6Jx16と7Jx16がそれぞれ7.3と8.4kgだったから、1インチの径の差を考えたらまずまず軽いのか?
もうちょっと比較する材料が欲しいなあ、というわけで見つけたのがこちらのデータ集。

このサイトの一覧表は力作!

これ見てびっくり!いまどきのスポーツ用ホイールは鍛造はもちろん、SSF(半溶融鍛造)も鋳造でも、ずいぶん軽いんだ~

同じサイズの7Jx15で比べても、IJAKのS-05は3.95kg!おなじみRAYSのCE28Nだって4.1kgしかない(TE37は4.2kg)。

やっぱり技術の進歩ってのはすごいともいえるし、40年前にあれだけのものをつくっていたフックスも大したもんだともいえる。



ちなみにこのクラスの超軽量ホイールの一部には、キツイ使い方すると剛性の面で弱みが出ちゃうものもあると聞くけど、それでも15インチサイズで1本2キロ以上軽いってのはすごいなぁ!
(むかしロードスターに履かせてたリーガマスターEVOの15-6.5J、1本3.88kgかぁ、あのころはホイール脱着も楽だった・・・こっちも若かったし?)



うちの今回使った16インチボクスター用だって、同サイズで比べたらずっと軽いのがごろごろ...
やっぱVOLK・タケチ・SSRは軽いもの出してる。16インチなら5キロ、17インチで6キロくらいから揃ってる。

ここまで軽い製品だとキャッツアイ踏んだらとか、サーキット行く人なら縁石乗ったら大丈夫かな?とも思うけど、1本で2キロ3キロ軽くなっちゃうってのは魅力的。

でも、ポルシェに使えるPCD130ミリのものがほとんど存在しないってのが一番問題と言えば問題なんだけど。

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