赤ガエルのボンヤリ日記

クルマもカレラ、自転車もカレラ、
すべて前世紀生まれの乗り物を愛する、クルマバカオヤジの中身うすーい日記です。

オイル交換~オルタの点検~ファン塗装(その1)

2007-10-15 22:55:47 | ポルシェいじり(エンジン)
日曜の好天を使って、久しぶりにクルマのメンテを実施。

今回のメニューとして、
5000キロぶりのエンジンオイル交換
オルタネーター・空冷ファンの点検
クーリングファンの塗装
をするつもり。


まずは後輪をかさ上げしてドレンパンを置く。ガレージ前はゆるいスロープなのでちょうどいいくらい?


ヒザ立て用クッションと15ミリスパナでオイルタンクとエンジン下の2ヶ所のドレンプラグを外してオイルを抜く。


このまえアストロプロダクツで買ったオイルフィルタレンチもなんとか隙間をくぐって通せた。


メンテする人間のことなんぞ眼中にないドイツ糞野郎のおかげで、フィルタ交換にはA/Cコンプレッサを外さにゃならない。
矢印のボルト+2本の合計4本を外してコンプレッサをずらす。今回はA/Cベルト交換をするつもりだったからまだ許せるけど、
そうでなかったらその野郎殴る。
(おまけにここまでやってもフィルター外すとオイルが多少こぼれて右マフラーあたりに垂れる・・・)


とりあえずコンプレッサずらしてベルトはずす。


見た目大丈夫そうだけど、曲げてみるとかなりのひび割れ。175ヶ月(14年)、54000km


オルタネータと冷却ファンの駆動ベルト2本を外しにかかる。


トリプルスクエアレンチでオルタネータシャフトを回り止めして、24ミリメガネでナットを緩める。


ナットから順番に部品を外して並べて記録しておきましょう。(左から順に外していった)


オルタ用ベルトも同様にヒビがはいってました。交換です。


はずした部品は順番をキープして小さい箱にまとめて保管。


次にオルタ本体をはずしにかかる。ファンカバーにプラグコードを這わせているので、コードのカバーをはずす。


プラグコードカバーの裏にコードをはさむプレートが3枚ついていて、爪でかみ合わせてるんだけど、この爪をはずすときにポキポキ折れる。
ポルシェのプラ部品は年式の関係か?やたらよく折れたり割れたりする気がする。


この辺からネジ類をたくさんはずすのでマグネットトレーに収納しておくことに。


オルタの固定をはずすと手前にちょこっと動かせるようになった。裏ぶたがついてるので、矢印の10ミリナット4個を外す。
(これまたやたらと外しにくい)


何とか裏ぶたを分離したら裏ファンが見えてきた。


裏ぶた外したら配線3本をはずす。(矢印2ヶ所に加えて裏側にも1本)


ここまで外し続けてようやくオルタネーターアッシーをずるりと引きずり出せた。
前かがみの姿勢が続いて背中疲れた~


オルタを抜き出すと普段見えないエンジン上面が見渡せる。オイル染みはなくて一安心。


左バンクを見る。3つのシリンダをE型の部品でつないで中央にノックセンサーがついている。このつなぐ部品の大きさや形がノックを拾う性能に影響する。


右バンクもチェック。漏れや染みがなくてうれしい。


オルタから空冷ファンを抜き取る。小さめのギアプーラーを使って引っこ抜く。


クーリングファンが裸になったので、きれいにして塗装してやる予定。
何色にしようかな?


ファンを外した後。オルタのシャフトにファン用ハブが同軸フリーではまっていて、オルタとファンがそれぞれ別速度で回転するようになっている。
まずはハブのベアリングにガタなどの異常はなかったのでそのまま継続使用する。


オルタ裏面をバラすために裏側送風ファンを外す。ナットを外して裏側ファンをプーラーで引っ張ったら、樹脂製のファンにひびが入ってしまった・・・
これは単品で手に入るのか?多少の亀裂は補修して使うしかないのか?


裏面のボルテージレギュレーターを外してチェック。突き出した2本のブラシはそれなりに減っているけど、交換するかどうかは微妙なあたり。今回はこのままにして次回のリビルト作業のときに交換しようか?


ブラシがあたるスリップリングの当たりも確認。距離なりには減っているが今回はこのままにしとこう。


ひとまず今日のところはここまで分解してひと段落。

あとはファンの塗装と再組み立てを次の週末あたりにやる予定。


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