赤ガエルのボンヤリ日記

クルマもカレラ、自転車もカレラ、
すべて前世紀生まれの乗り物を愛する、クルマバカオヤジの中身うすーい日記です。

あなた色に染めてちょーだい・・・(シフトレバー塗装編)

2007-10-25 20:44:55 | ポルシェいじり(内装編)
オルタはバラバラ↓


部品は来たけど組み上げてる時間はない。↓


いつになったら我が家のポルシェちゃんは復活するのやら。ということで、小ヒマを見つけてはファンを塗ったりしてるわけですが、今日の小細工はシフトレバーブーツの色変更です。

というのも我が家の964カレラ2は、驚きの6速マニュアルなのです!(ただしなんちゃって仕様)
付いてるシフトレバーは元は993ターボ用だというもので、ブーツレザーの色は濃紺になってます。
 ←これが現状

これはこれで別にそれほどの違和感もなく使ってたのですが、3年以上も使っているとヘッド付近のレザーに表面ハガレが出てきました。さらに以前から雑誌などで知っていたレザー用塗料「染めQ」ってのが、近所のホームセンターにも並ぶようになってきたのが使ってみようと思ったきっかけです。例によって何色にするかが問題なんですが、キャリパー(に加えて空冷ファンまで)まっ黄ッ黄にしていてちょっとケバくなっているので、内装はまあ無難なところで周りと同色の黒にしてみました。

まずはいま付いてるシフトレバーの取り外しからです。手順はちょっと前の911DAYSにも載ってたとおり、ブーツのドライバー側のレザーをつまんでぐいっと下に押し込むと、

センターコンソールにはまっているワイヤーの枠が脱落します。

ここからワイヤー枠をぐるっと全周はずしていきます。


外れた枠をセンターコンソールから上に引っ張り出して、

あとはレバーのグリップをつかんで引っ張って抜けばOK。

初めてだと中の金属棒とヘッド側のゴムが密着していてなかなか抜きにくかったりします。

ウチのは差し込み穴に黄色いヘンなものが入っていますが、これは964と993ターボ用で穴のサイズが違うため隙間を埋めてガタをなくすための詰め物です。
(964と993RSは穴サイズ共通と聞きましたが、ターボ用はなぜか?穴がでかい)


ブーツ裏返してみると、けっこう厚みのあるレザーを使っていることが判ります。裏側にも同じ色が出ているので、最初からの染め色だとわかります。(吹きつけ塗装ではない)



外れたレバー。グリップの革に一部ハガレが出てる。

グリップ上面のメタル部分だけはマスキングして色つき防止。

グリップの横っ腹にラメみたいなキラキラ光る細かい粒のようなものがくっついてて(これは入手以来)3年以上使ってたけど結局取れなかった。これはなんだろう?化粧品か何かの粉?


あとは染めQにて塗装する。


クレマチスに使う園芸用支柱を使ってブーツを伸ばした状態で空中に保持。
染めQの被覆性は予想以上によく、2回吹いてほとんど真っ黒になった。しかも液が付着っていう感じが少なく、薄い膜を覆いかぶすような感じで色が付く。ちょっと多めに吹いてしまった部分も液が垂れる様子がない。


結局3回吹いてまっ黒になりました。


乾燥も速くて、10分経たずに触ってもまったく問題ないレベル。べとつく感じもなし。


ある程度乾燥させてから・・・って思ってましたが、すぐそのまま装着しちゃいました。手順は元のとおりだから簡単です。レバーを心金に差し込んだらブーツ下端のワイヤー枠をセンターコンソールに押し込んで、革を引っ張りながら枠をセンターコンソールにはめ込んで終わり。
若干ツヤが出ているので周りに比べてピカピカしてるようにも思いますが、元は色違いだったとは思えぬ見事な黒さです。
写真は革を引っ張ったままになっているので、たるんだ部分は下におろせば完成です。
これ↓と比べたら色の変化は一目瞭然。


染めQ、なかなかの優れものです。


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