夏休み最後の土日に子供を遊ばせてやろうと(本人が遊びたくて?)、またもや三重県の紀北町に出かけた。ほんとは男3人で車中1泊する予定だったんだけど、日曜の天候が崩れるというので急遽日帰りに変更。それでも空いた海岸で好きなだけ泳ぐことができて、行った価値はあったと思う。
ちなみに息子2人の小学校は、今年の宿題提出が8/25の出校日だった。締め切り前は作文やら自由研究で大わらわだったけど、終わってしまえばフリーな1週間が残っている。これはなかなかいいシステムかもしれない。
9/1・2の土日、全国の小学生の多くは宿題で出かけないと踏んで、男3人クルマに寝袋積んで早朝から東紀州ヘ向かう。
7時ジャストに自宅前を出発、すぐに豊田南ICから伊勢湾道に乗って快調に距離を稼ぐ。御在所SAで子供に朝食を与えてからは大台IC・R42経由で9:30頃には和具の浜海水浴場に到着。
9月に入って海水浴シーズンもおしまいになっているのか、駐車場のクルマは少ない。入り口の料金ゲートのおっちゃんも不在なので、これは駐車無料になったのかなと思ったら、あとでハウスのおばちゃんが集金にやってきた。
またもほとんど貸し切り状態→このあと晴れ間が出て背中が痛いほど日焼けした
今日は子供を遊ばせるということで、2人にマスクとシュノーケルを付けさせる。多少は使えるみたいだけどしっかり使い方を教えておいて、これからオヤジが潜りに行きたいときに同行できるようにしようというもくろみ。
遊ぶことなら自分から積極的に取り組むのはオヤジといっしょ
水中を見ながら息ができるようになったら砂浜だけじゃ面白くない。一応ベストを着けさせて沖の潜堤まで連れて行って魚を観察させる。
波もなく前回6/30に来たときより魚も多いようでなかなか見ごたえあった。
今回目に付いたのはヒメジの仲間がずいぶん多くなったこと。
写真のコバンヒメジ?・ホウライヒメジ?のほかにオジサン?・インドヒメジ?ウミヒゴイ?らしきものがあっちこっちで海底を鼻先でもごもご探っていた。(参考:串本海中図鑑)
こいつらはわりとずうずうしくて、底をフィンで掻いて砂煙を上げるとキュウセンやニシキベラなんかといっしょにどわわわーっと集まってくる。
ちょっと深いところに言って周りを見回すと、青緑の水の中からキビナゴの大群がやってきて、まわり一面銀色の小魚に覆われたようになったりする。水中のキビナゴは体の真ん中に鮮やかなブルーのラインが走っていてとてもきれい。
これを見ると伊豆に行くたんびにたべていた松崎近くのきびなご寿司を思い出す。そういえば2年前の夏の終わりにも泳ぎに行ったときに立ち寄って食べたっけなあ。ああまた食いたい。
キビナゴ以外にもなかなか型のいいサヨリの群れもちらほら。
サヨリは警戒心が強くてこっちが近づくとちゃちゃっと飛ぶように逃げてしまう。
その他、今回見ることができた魚はといえば・・・
チョウチョウウオ、トゲチョウチョウウオ、ルリスズメダイ、ソラスズメダイ、ネッタイスズメダイ?、クロホシイシモチ、オヤビッチャ?、ホンベラ、ニシキベラ、クロサギ?、クロダイ?、メジナ(子供)、カゴカキダイ、イスズミ?、タカノハダイ、イシダイ(子供)、アイゴ、カスミアジ?、カワハギ、ウミスズメ、ハコフグ、キタマクラ その他その他・・・
今回一番の収穫は、一匹だけだったがツノダシに出会えたことか?
こいつもけっこう警戒心が強くて、近づくとすぐにブロックの隙間に隠れてしまう。
ハタタテダイとまぎらわしくて、泳ぎながらだと判別しにくかったけど、目の位置の黒帯と黒い尾びれがツノダシの証拠。
青いルリスズメやチョウチョウウオを見ると南の海みたい!と思わされるが、ツノダシやハタタテダイも色と形がまさに熱帯、という感じがする。
さて、初日の潜りを終えていったん浜から引き上げる。近くの漁港に立ち寄ったときなんだか不思議なものが・・・
一見ふつうの漁船なんだけど。
なぜか甲板に2本の木が!
使わなくなった「放置漁船」?に木が生えたらしい。いくらなんでもこんな場所に根を下ろさなくてもと思うけど、木の種にはそんな意思もないだろうし。
晩飯と今夜の泊まり場所を決めようと紀伊長島の中心に移動した。紀伊長島の港は江ノ浦という入り江にできている。この入り江は幅は狭いけど奥に深い。そこで入り江の入り口近くにこんな立派なループ橋が。
左奥のほうから手前に渡ってきたクルマは右回り360度ターンをして右へと降りる。あまり進入でがんばりすぎると後半苦しくなりそうなのでご注意を。(なんせ回り込み方がハンパじゃない)
とはいえこの立派な橋、漁港と対岸をつないでいるけど幹線道路というわけでもなく、両側は中途半端な生活道路になっている。国道は全然別の場所を走っているから橋の交通量も少ないし、どうみても農水関連予算消費用に作られたとしか思えない。
というのも、この橋のすぐそばにはすでに両岸をつなぐ橋があるのだから。 (地図参照)
*6月撮影
船が通過するときは柱の間の道路部分が高く持ち上がるという"4柱リフト型"可動橋。これだけでもかなり豪華なのに、今ではこの橋は自動車の通行を止めてしまって歩行者専用橋にされている。
ループ橋と可動橋、渡ってみたり眺めてみる分にはどっちもなかなか面白いんだけど、費用対効果っていうことから見たらどうなんだろう?
この後、夕方になって空模様がだんだん怪しくなってくる。携帯で明日の天気をチェックしても雨の予報。これじゃわざわざ泊まってみても日曜に海で遊ぶのはきつそうだ。だったら今日のうちに帰っちゃったほうがよさそうだ、ということになって急いで家に向かう。そうしているうちに雨は降り出しだんだん本格的になってくるし、最終的には三重県南部には大雨洪水警報まで出てしまったのだから、まあ帰って正解だったといえるだろう。
2日の予定が日帰りになっちゃったけど、東紀州の海はまだまだ水温もこれから上がるし9月になれば浜も空いているだろうから、できたらもう一度魚を眺めにいきたいなあ。
ちなみに息子2人の小学校は、今年の宿題提出が8/25の出校日だった。締め切り前は作文やら自由研究で大わらわだったけど、終わってしまえばフリーな1週間が残っている。これはなかなかいいシステムかもしれない。
9/1・2の土日、全国の小学生の多くは宿題で出かけないと踏んで、男3人クルマに寝袋積んで早朝から東紀州ヘ向かう。
7時ジャストに自宅前を出発、すぐに豊田南ICから伊勢湾道に乗って快調に距離を稼ぐ。御在所SAで子供に朝食を与えてからは大台IC・R42経由で9:30頃には和具の浜海水浴場に到着。
9月に入って海水浴シーズンもおしまいになっているのか、駐車場のクルマは少ない。入り口の料金ゲートのおっちゃんも不在なので、これは駐車無料になったのかなと思ったら、あとでハウスのおばちゃんが集金にやってきた。
またもほとんど貸し切り状態→このあと晴れ間が出て背中が痛いほど日焼けした
今日は子供を遊ばせるということで、2人にマスクとシュノーケルを付けさせる。多少は使えるみたいだけどしっかり使い方を教えておいて、これからオヤジが潜りに行きたいときに同行できるようにしようというもくろみ。
遊ぶことなら自分から積極的に取り組むのはオヤジといっしょ
水中を見ながら息ができるようになったら砂浜だけじゃ面白くない。一応ベストを着けさせて沖の潜堤まで連れて行って魚を観察させる。
波もなく前回6/30に来たときより魚も多いようでなかなか見ごたえあった。
今回目に付いたのはヒメジの仲間がずいぶん多くなったこと。
写真のコバンヒメジ?・ホウライヒメジ?のほかにオジサン?・インドヒメジ?ウミヒゴイ?らしきものがあっちこっちで海底を鼻先でもごもご探っていた。(参考:串本海中図鑑)
こいつらはわりとずうずうしくて、底をフィンで掻いて砂煙を上げるとキュウセンやニシキベラなんかといっしょにどわわわーっと集まってくる。
ちょっと深いところに言って周りを見回すと、青緑の水の中からキビナゴの大群がやってきて、まわり一面銀色の小魚に覆われたようになったりする。水中のキビナゴは体の真ん中に鮮やかなブルーのラインが走っていてとてもきれい。
これを見ると伊豆に行くたんびにたべていた松崎近くのきびなご寿司を思い出す。そういえば2年前の夏の終わりにも泳ぎに行ったときに立ち寄って食べたっけなあ。ああまた食いたい。
キビナゴ以外にもなかなか型のいいサヨリの群れもちらほら。
サヨリは警戒心が強くてこっちが近づくとちゃちゃっと飛ぶように逃げてしまう。
その他、今回見ることができた魚はといえば・・・
チョウチョウウオ、トゲチョウチョウウオ、ルリスズメダイ、ソラスズメダイ、ネッタイスズメダイ?、クロホシイシモチ、オヤビッチャ?、ホンベラ、ニシキベラ、クロサギ?、クロダイ?、メジナ(子供)、カゴカキダイ、イスズミ?、タカノハダイ、イシダイ(子供)、アイゴ、カスミアジ?、カワハギ、ウミスズメ、ハコフグ、キタマクラ その他その他・・・
今回一番の収穫は、一匹だけだったがツノダシに出会えたことか?
こいつもけっこう警戒心が強くて、近づくとすぐにブロックの隙間に隠れてしまう。
ハタタテダイとまぎらわしくて、泳ぎながらだと判別しにくかったけど、目の位置の黒帯と黒い尾びれがツノダシの証拠。
青いルリスズメやチョウチョウウオを見ると南の海みたい!と思わされるが、ツノダシやハタタテダイも色と形がまさに熱帯、という感じがする。
さて、初日の潜りを終えていったん浜から引き上げる。近くの漁港に立ち寄ったときなんだか不思議なものが・・・
一見ふつうの漁船なんだけど。
なぜか甲板に2本の木が!
使わなくなった「放置漁船」?に木が生えたらしい。いくらなんでもこんな場所に根を下ろさなくてもと思うけど、木の種にはそんな意思もないだろうし。
晩飯と今夜の泊まり場所を決めようと紀伊長島の中心に移動した。紀伊長島の港は江ノ浦という入り江にできている。この入り江は幅は狭いけど奥に深い。そこで入り江の入り口近くにこんな立派なループ橋が。
左奥のほうから手前に渡ってきたクルマは右回り360度ターンをして右へと降りる。あまり進入でがんばりすぎると後半苦しくなりそうなのでご注意を。(なんせ回り込み方がハンパじゃない)
とはいえこの立派な橋、漁港と対岸をつないでいるけど幹線道路というわけでもなく、両側は中途半端な生活道路になっている。国道は全然別の場所を走っているから橋の交通量も少ないし、どうみても農水関連予算消費用に作られたとしか思えない。
というのも、この橋のすぐそばにはすでに両岸をつなぐ橋があるのだから。 (地図参照)
*6月撮影
船が通過するときは柱の間の道路部分が高く持ち上がるという"4柱リフト型"可動橋。これだけでもかなり豪華なのに、今ではこの橋は自動車の通行を止めてしまって歩行者専用橋にされている。
ループ橋と可動橋、渡ってみたり眺めてみる分にはどっちもなかなか面白いんだけど、費用対効果っていうことから見たらどうなんだろう?
この後、夕方になって空模様がだんだん怪しくなってくる。携帯で明日の天気をチェックしても雨の予報。これじゃわざわざ泊まってみても日曜に海で遊ぶのはきつそうだ。だったら今日のうちに帰っちゃったほうがよさそうだ、ということになって急いで家に向かう。そうしているうちに雨は降り出しだんだん本格的になってくるし、最終的には三重県南部には大雨洪水警報まで出てしまったのだから、まあ帰って正解だったといえるだろう。
2日の予定が日帰りになっちゃったけど、東紀州の海はまだまだ水温もこれから上がるし9月になれば浜も空いているだろうから、できたらもう一度魚を眺めにいきたいなあ。
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