日記(11/19)

　今日はハリ○タの先行上映日．そのため，他の映画の上映回数が減らされるというハ○ポタに感心のない人にとっては辛い日だ．チネチッタへ行ったのだが，かなり込んでるのかと思っていたらそんなでもなかった．むしろ，どの回も満席にはならなかったらしい．先々行があった後の先行ならまだしも，先行1回きりなのに満席にならないとは・・・．ブランドもかなり落ちてきてるようだ．

　本日は，朝起きたのも遅かったのと，上映回数が少ないせいで時間が合わせられなかった都合上，『イン・ハー・シューズ』の1本だけを観てきた．ちなみに，主演はキャメロン・ディアスではあるが，この人はあまり好きになれない女優の一人だ．どうも，コメディ女優というイメージがあってちょっと苦手．

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　苦手な女優が主演である『イン・ハー・シューズ』であるが，聞くところによると，結構評判のいいことを聞いたので，少し期待して観に行ってきた．
　真面目で仕事ができるけど地味で容姿に自信のない姉と，容姿に自信はあって遊びほうけてるけど仕事のできる姉にコンプレックスを持ってる妹．前半の，2人の正反対の性格によるぶつかり合いと，それによって生じたある事件によって妹が追い出されるまでの話は，妹の破天荒な性格にイラつくことも．

　妹を追い出してから，ショックで職場を退職した姉が気まぐれで始めた犬の散歩のバイトと，今まで邪険にしていた男と付き合うようになってから，これまでとは違った人生を歩き始め，また妹も金をせがみに行ったおばあさんの元で働き始めた老人ホームでの生活によって今までにない充実感を味わうようになり，共に自分が生きる道を徐々に見つけ始める．そうして，初めて姉妹の大切さなどを見つめ直し，元の仲の良かった2人に戻っていき，最後の姉の結婚式で妹が送った言葉には，とても爽やかな気持ちにさせられた．

　久しぶりに，いい映画だったと思われ．