ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

今更ながら「化物語」

2011-08-15 23:23:32 | 読書
ということで、土曜の午後と日曜日はほとんど寝ていたので書く事がない。
どれくらい寝ていたのかと言うと36時間中20時間くらい。
それでは起きていた16時間はというと、食欲もないし、TVを見るのも辛いし、ほとんど本を読んでいました。
といっても、外に本を買いに行く元気はもちろんないし、難しい本を読む気もしないので、西尾維新の「化物語」シリーズを読み返し、「偽物語」(上)(下)と「猫物語(白)」を読破しました。
読んだり寝たりだったので、夢の中でも「化物語」っぽい話が展開し、脳内はさながら西尾維新ワールドでした。

「化物語」って、小手先の文章の面白さにどうしても目が行っちゃうけど、ストーリーがアニメ原作の王道的というか、実に適度に奥深くよく出来てます。
アニメの王道といえばハーレム展開なのですが、これがまた実にあざといくらいによく出来ている。
主人公の暦くん、高三にして身長は中三の妹に抜かれるくらいだし、勉強も出来ないし、優しくておおむね不死身なことくらいしかとりえがないのに、これが実によくおもてになる。
究極のツンデレ美少女・戦場ヶ原ひたぎさんとは自他共に認める恋人関係にありながら、


セカンドは完全無欠の委員長・羽川翼。

彼女から「結婚を前提に付き合ってくれないかな」と逆プロポーズを受けちゃうくらいだからうらやましい。

実の妹である栂の木二中のファイアーシスターズ、火燐ちゃんと月火ちゃんの初チュウを奪っちゃう極悪非道振りだし、
妹の友だちの美少女・千石撫子ちゃんからは家に誘い込まれて狙われてるし、


八九寺真宵もストーカー行為を受けながらまんざらではないようだし。


体育会系エロ少女・神原駿河は求められればいつでも受け止める覚悟だし、


何より元最強最悪の吸血鬼・忍野忍からも愛されているような感じの伏線だし、


年齢的にも小学生から約500歳まで、実に幅広い。
それでいて本人があまり良い思いをしていないと言うところが、これまた王道。
いや、良い思いどころは、殺されかけたり、殺しあったり、ボコボコにされたり、口の中をホッチキスで止められたり、思いを寄せられている全員から暴力を受けているってところが、これまたすごい。っていうか、どんなやつ?

なんてことを思いながら、寝たり覚めたりの1日半でした。(続く)
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