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ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

コロナ死亡者数に関する一考察

2020-04-16 09:20:51 | コロナウィルス
先日、高校時代の同窓生でWEB飲み会をした時に話題になったのが、日本の死亡者数の少なさ。
3月14日現在で162人(クルーズ船・チャーター機を除く)、それに対して日本人の死者数は年間約百万人です。肺炎は日本人の死因の第5位で約7.2%ですから単純計算で月約6000人、1日約200人の人が肺炎で亡くなっているわけで、一方コロナは日本で初めて亡くなられた方が出た2月14日以来通算でこの数字ですから、一般の肺炎と比較しても死者数は少ない。

そうはいっても特効薬がなく、発症したときの死亡率が高いのがコロナの怖いところ。日本の感染者数は8189人ですから、死亡率は約2%ということになります。世界で見れば感染者数130万人、死者数8.5万人、死亡率6.5%ですから、日本の少なさが際立っています。
日本はPCR検査数が少ない、実際の感染者数はもっと多いはずと言われています。WEB飲み会に参加した医者の友人によれば、コロナ原因の肺炎の死因を間違えることはまずない。コロナ罹患を気づかぬまま死亡しても検死でわかるそうで、ということは実際の死亡率はもっと低いということになります。

一番の理由は、もちろん医療現場が踏ん張って、医療崩壊を起こしていないことでしょう。
埼玉県の某保健所長が「医療崩壊を起こさないためにPCR検査数を押さえてにいる」と発言して叩かれていましたが、感染者が病院に殺到して院内感染を引き起こすことを思えば、彼の言うことが正しいように思えます。行政はこれから徐々にPCR検査数を増やしていく方針のようで、今の日本は行政がうまく機能していると言えるのではないでしょうか。
ジャーナリストや元政治家、自称感染症に詳しい人等がいろんなことを言ってますが、基本的に素人の意見ですので、真に受けない方が良いと思っています。

友人の医師が「仲間内の戯言」と前置きして、様々な仮説をあげてくれました。
BCGの予防注射の効果だとか、日本人は罹りにくい人種であるとか、コロナは東アジアで緩やかに感染を繰り返していて、抗体を持っているとか(そういえば武漢を除く中国、韓国も死亡率は低い)。
歴史専攻の大学教授は、そもそも江戸時代の昔から上下水道が整備され、衛生が良かったとか、日本の家は風通しが良いとか、ま、これは現状とあまり関係がなさそうではあります。

もちろん、一番いやな仮説は「これから他国並みに増える」というもの。確かにここ数日、死亡者数が数人から十数人になりつつあります。そうなりませんように。


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