東京マラソン完走記

新宿区在住のメリットを最大限利用し、ギリギリまで家にいる作戦、会場についてのはスタート１時間前、既にすごい人です。


昨年とうって変わって雲ひとつない青空、微風、それほど寒くもなく、言い訳の出来ない絶好のレース日和。


Aブロックにも仮装が結構います。
kinoppyたちのミッキー＆ミニー、バニーさんもピンクのバニー姿。

スタート！
ゆこいちさんとバニーさんがキロ5分をちょっと切るくらいのサブ3.5ペース。
しばらくついていったのですが、今の自分にはやや速すぎ、3km地点くらいから、マイペースのキロ5分10秒～15秒くらいでクルージング。

かぶりもののおかげで、「ラスカル」「あらいぐま」「レッサーパンダ」「風太」「たぬき」「きつね」「動物」、、沿道からたくさん声がかかります。
今日はお祭を楽しむと決めてましたので、声援を受けた時はすべて手を振る、これがまた楽しい。
でもこのラスカル帽（正確にはレッサーパンダの「風太」らしい）、暑くて蒸れるし、ぶかぶかで、鼻が下がってきて、前が見えなくなる。
いろいろと工夫してみましたが、最後はあご下でベルトを縛って固定。次回に向けて改良の余地ありです。

日比谷から品川往復、稲荷湯練習会、大江戸のやす会長の応援を受けて、マイペースで走り続けます。中間点を1時間50分くらいで通過。
24km地点、蛎殻町の交差点を曲がったところで、あくびコミュのスペシャルユニット、「なんちゃってーず」の熱烈応援。
今年は一人増えて３人、セサミストリートのエルモの被り物。

25kmを過ぎた辺りから、落としてるつもりはないんだけど、ラップがキロ5分20秒～25秒くらいになってきます。
30kmを2時間37分で通過、32kmからのラップは5分半を微妙に越え始めます。
来た、来た、壁が。。。
35kmは3時間5分、5kmのラップも27分台に落ちた。
でもまだこんなのは序の口、東京マラソンは35kmからが苦しいんです。

残り7kmをキロ6分を越えないように粘れば、ささやかながらも自己ベストを出せるはず。「ここで頑張らなくて、いつ頑張るんだ。」と気合を入れ直すものの。。。
35～36km、佃大橋の上りの区間であっさり6分12秒、終盤のこの上りは本当に足に堪えます。
奇遇というか進歩がないというか、去年もこの区間6分12秒だったんだよね。

後はずるずる6分を越え、とにかく抽選で外れた仲間の分まで、最後まで絶対に歩かないと心に決めて、小さなアップダウンが続くコースを、ゴールを目指します。
40km地点が3時間36分、ここで会社の同僚の海坊主さんの声援を受けます。この時が一番死んでました。

あと1kmを切ったあたりで、「猫が来るぞー。」の声。テレビカメラを連れて猫ひろしが来ました。
猫に絡むアライグマのおいしい画をお茶の間に届けるべく頑張ろうかと思いましたが、勢いが全然違う、あっという間に抜き去られました。

ゴールが見えます。何とか3時間50分を切ろうと必死で足を動かしましたが、あえなく目の前で時計は無情にも時を刻みました。

大会は、荷物渡しとか、昨年の問題点がほぼ解消されていました。
ボランティアの方々もきびきびしてて、すごく良かった。
この場を借りて、心よりお礼を言わせていただきます。ありがとうございました。

ゆりかもめで豊洲に移動したところで、我慢できなくなりビールを１杯。
目の前をたくさんのランナーがゴールを目指して走っていきます。がんばれー。


アフターは会社のランニングクラブで月島もんじゃ。
まずは月島温泉で汗を流します。
僕らが出る頃には、ランナーさんが入りきれなくて列を成していました。

もんじゃは同じビル内の「いろは」、こちらもランナーさんで超満員。
当社のクラブメンバーも６人全員が4時間半以内で完走、しかも皆自己新（私以外）。


下品なことをする奴が、約１名。


ラップです。
スタートロス0:49、25:25、26:06、26:11、26:10、26:16、26:50、27:53、31:05、13:28＝3:50:13。
やっぱり課題はラスト10km。
お祭は今回限り。
荒川は自己ベストに向け、真剣勝負します。