家族旅行３日目＠石見銀山

３日目は原爆ドーム、宮島に続き、またも世界遺産、石見銀山。
広島駅前から、JRバス「石見銀山」号で向かいます。
45人乗りの大型バスに、客は我々を入れて3組7人。
大丈夫か、JR西日本！


バスに乗ること2時間半、すごい田舎に来ました。
そこからさらに林間の遊歩道を登っていきます。
トレイルランナーとしては、思わず走りたくなるような道。


道沿いには、歴史を感じさせる遺跡が。これは大久保長安の墓。
武田信玄に仕え鉱山を開発、武田家滅亡後は徳川に仕え、石見をはじめ数多くの鉱山奉行として権勢を誇ったが、政争に破れ、彼の死後直ちに一族郎党は滅ぼされます。
利用するだけ利用して、、、というところでしょうか。


なんでも、徳川家康は、関が原の合戦に勝利した10日後には、この銀山を毛利から取り上げていたそうで、大久保長安の件と言い、天下を統一する人は目ざといやね。


ところどころに間歩（坑道）の跡。


龍源寺間歩、これは鉱脈を探し当てるための坑道で、立って通れるくらい大きく掘られています。
中は気温17度、ひんやりして、天然のクーラーですね。


至るところに小さな、採掘のための坑道が。
本当に人が入れるのかというくらいの狭さ。


こちらは精錬所跡。坑道のそばに、不自然な人工的な平地があります。


銀山町の市街。昔の街並みの景観が残されています。


群言堂の本店、新宿小田急をはじめ全国でエコっぽい服を展開する知る人ぞ知るブランド、その正式社名は「石見銀山生活文化研究所」で、その本社は本当に石見銀山のど田舎にあると聞いてはいましたが、、、本当にありました。


旅の締めくくりは、広島風ラーメン、「ばくだん屋」。
名物はピリ辛つけめんだったのですが、知らずに普通のラーメンを頼んでしまいました。
見るからに観光客風だったはず、ちゃんとつけめんを勧めてくださいよ。