糸魚川の山々も少しづつ紅葉が始まっています
昼と夜との気温の差が大きいほど紅葉すると言われていますが
夜はそんなに寒くないような気がします。
秋は日の出が遅いし日が暮れるのが速い…秋の夜長…ほんとうにそうですね♪
すぐに眠くなるのは私だけでしょうか?
さて変わった模様の石を拾ったので学芸員さんに見てもらいました。
「これは何て石ですか?」
「これは磁石にくっつきますね~赤い部分もくっつくようです…」
別の学芸員さんにも見てもらうと
「これは黒い部分は磁鉄鉱、赤い部分は鉄石英、角閃石も混ざってるね~」
確かに磁石にくっつきます。
磁鉄鉱は三角の結晶をしているんだよ~と教えていただきました。
黒い部分を拡大して撮影するとハッキリとは分からないけど小さなツブツブが
見えます。
ルーペで見ると三角が見えました
磁鉄鉱は天然の磁石なんだそうです。
赤い部分はチャートかと思いましたが石英…それも鉄を含む鉄石英だそうです。
初めてこんな石英を見つけたので嬉しい
確かに赤い部分でも磁石にくっつきます。
なぜ磁力を持った鉱物ができるのでしょう?
調べると磁鉄鉱は火成岩でマグマが急激に冷やされて出来た鉱物らしい
熱が急激に冷やされるとものすごい運動が起きる
その時に磁力が発生すると言うことか?
火山の噴火やマグマって凄いエネルギーを持っているんだな~と驚きました。
地球の現象を考えるとおもしろいですよね
糸魚川市は大地の公園(ジオパーク)いろいろな石に興味を持つと
地球の事を知る事ができます。
ぜひ、糸魚川に遊びに来て不思議な石を発見してみてくださいね