マグネシウムと水を反応させて水素と熱を発生させて利用し、酸化したマグネシウムを太陽光を利用したレーザーで還元させるシステムの実験機ができたことを紹介したのは去年のことでした。
皆様覚えてらっしゃいました。(^_^?)
楽農倶楽部(別館):水とマグネシウム、そして太陽光で動くエンジン
http://blog.goo.ne.jp/rakuno_club/e/96d61547d2450d9ee510cdfd25ed465c
実は、私すっかり忘れておりました。(;^_^A アセアセ・・・
画期的なシステムなのですが、マスコミがち~っとも騒がないから、私もついつい忘れてしまったのですな。
アクセス解析をチェックしていたら、先の記事が読まれていたものですから、ふと気になりまた調べてみたと言う次第でございます。(^^ゞ
さて、こんなページを見つけました。
平成19 年度 光ベンチャーセミナーのご案内(PDF)
http://www.oitda.or.jp/main/vb/vb070711.pdf
幕張メッセで開催される『インターオプト’07』の各種セミナーの一つである光ベンチャーセミナー(7 月11 日)では、次の講演を予定しています。
7月11日の予定でありますから、最新版の情報かと。(^_^.)
『水と温暖化問題を解決する太陽励起レーザー』
2025年には30億人が新たな水を必要とするという報告がある。この水を作るには、最新の淡水化装置を用いても全世界の発電量の半分のエネルギーが必要である。海の中には1800兆トンという巨大なマグネシウム資源があるので、淡水化の副産物として精製されるマグネシウムをエネルギー源として、太陽光直接励起レーザーにより、使用済みの酸化マグネシウムを還元してマグネシウムを再生するサイクルを提案し開発している。こうしたサイクルへの実証化試験の現状と将来について展望する。
研究は現在進行形のようですな。C=(^◇^ ; ホッ!
さて、前回紹介したリンク先より詳細でわかりやすいページがありましたので、ご紹介。
太陽光レーザー,水,マグネシウムによる革新的エネルギーサイクル(矢部 孝)
http://www.titech.ac.jp/publications/j/chronicle/402/402-1.html
情報元:
東京工業大学
http://www.titech.ac.jp/
d(・・。)ぜひご一読ください。
ちなみに、このマグネシウムと水の反応を利用したシステムは、電気自動車にとって最適なシステムでもあるようです。そこの部分だけを今回は引用しておきます。
燃料電池自動車の新しい水素供給方式
この方式を使える身近な例として自動車を考えよう。普通乗用車が500kmを走行するためには約6kgの水素が燃料電池に必要であると言われている。この水素を作るためには約70kgのマグネシウムがあれば良いことが分かる。これに加えて水を約50kg必要とする。燃料電池は水素と酸素から水を作る反応なので,うまく行くと水は積載する必要がなく,リサイクルできる可能性がある。現在の燃料電池車は,700気圧の水素タンクを積んで走るように設計されている。でも,全国のガソリンスタンドに700気圧の水素を充填する装置を備えるのも大変だし,たとえボンベを交換するにしても,700気圧のボンベ(約100リットル)を一日来る車の分だけ保存しておくのも怖い気がする。さらには,まだ残っているのに,その先にスタンドがなさそうであれば,全部取り替えるしかない。しかし,私達のマグネシウムの場合には,容積40リットルの1気圧の容器で十分である。将来的には,小分けのマグネシウムカセットを差し込むだけでよくなるようにできるだろう。マグネシウムは600度以上の高温で酸素に触れなければ安全なので,レトルト食品のように真空パックしておけば長期間保存でき,余剰電力を需要の大きな夏場まで保存できる「有望なエネルギー貯蔵物質」であることがわかる。
高圧の水素タンクを自動車に積んで走るのは危なっかしいし、比較的安全と言われている水素吸蔵合金を利用した場合もその重量がネックとなっていました。(4kgの水素を搭載するのに300kgの吸蔵合金が必要だとか)
燃料電池の効率が発電所並みに良いとは言っても、数百キロもの荷物を積みっぱなしじゃぁ自動車としては問題なわけですね。
安全で快速な電気自動車のためには、マグネシウムと水を利用したこのシステムは不可欠と言えるでしょう。
マグネシウムは海水中に にがり(塩化マグネシウム)と言う形で豊富に含まれていますから、海に面した国である日本では非常に得やすい金属であります。
しかも、太陽光励起レーザーを使用すれば太陽のエネルギーを使って利用して酸化したマグネシウムを還元することもできるのでそう多量に海水中から取り出す必要も無い。
ρ(・・。)こちらをご参考に。
なぜマグネシウム?
http://www.electra-mg.com/electra-whymg.html
情報元:
矢部研究室
http://www.mech.titech.ac.jp/~ryuutai/
石油エネルギー主体の現在のエネルギーシステムの社会から、マグネシウムと水(と太陽光励起レーザー)を利用したエネルギーシステムの社会へとシフトしていくには様々な問題もあるでしょうが、石油がまだまだ使えるうちに早期にシフトしていくべきだと思います。
石油はものをつくるための原料としても大事なわけですからね。
単に燃やすと言う勿体無い使い方は、あきらかに浪費であると言えます。
しかし、つくづく思うのですが。
こんな素晴らしい情報がなかなか表には出てこないのが不思議ですな。(-_-?)
ネットでもそんなに目立つ存在では無い。
「資本主義社会」=「自由主義社会」
では無いってことでしょうかね。(-_-;)
金に振り回されるような脳みそじゃ、自由に物事を考えることはできないわけですから、当然と言えば当然かもね。
つくることを知らず、言葉や金をいじってメシ喰ってるような連中にとって、自由なんてものは「豚に真珠」かもね。
***** この情報に価値を感じたら *****
← Click!してね。
皆様覚えてらっしゃいました。(^_^?)
楽農倶楽部(別館):水とマグネシウム、そして太陽光で動くエンジン
http://blog.goo.ne.jp/rakuno_club/e/96d61547d2450d9ee510cdfd25ed465c
実は、私すっかり忘れておりました。(;^_^A アセアセ・・・
画期的なシステムなのですが、マスコミがち~っとも騒がないから、私もついつい忘れてしまったのですな。
アクセス解析をチェックしていたら、先の記事が読まれていたものですから、ふと気になりまた調べてみたと言う次第でございます。(^^ゞ
さて、こんなページを見つけました。
平成19 年度 光ベンチャーセミナーのご案内(PDF)
http://www.oitda.or.jp/main/vb/vb070711.pdf
幕張メッセで開催される『インターオプト’07』の各種セミナーの一つである光ベンチャーセミナー(7 月11 日)では、次の講演を予定しています。
7月11日の予定でありますから、最新版の情報かと。(^_^.)
『水と温暖化問題を解決する太陽励起レーザー』
2025年には30億人が新たな水を必要とするという報告がある。この水を作るには、最新の淡水化装置を用いても全世界の発電量の半分のエネルギーが必要である。海の中には1800兆トンという巨大なマグネシウム資源があるので、淡水化の副産物として精製されるマグネシウムをエネルギー源として、太陽光直接励起レーザーにより、使用済みの酸化マグネシウムを還元してマグネシウムを再生するサイクルを提案し開発している。こうしたサイクルへの実証化試験の現状と将来について展望する。
研究は現在進行形のようですな。C=(^◇^ ; ホッ!
さて、前回紹介したリンク先より詳細でわかりやすいページがありましたので、ご紹介。
太陽光レーザー,水,マグネシウムによる革新的エネルギーサイクル(矢部 孝)
http://www.titech.ac.jp/publications/j/chronicle/402/402-1.html
情報元:
東京工業大学
http://www.titech.ac.jp/
d(・・。)ぜひご一読ください。
ちなみに、このマグネシウムと水の反応を利用したシステムは、電気自動車にとって最適なシステムでもあるようです。そこの部分だけを今回は引用しておきます。
燃料電池自動車の新しい水素供給方式
この方式を使える身近な例として自動車を考えよう。普通乗用車が500kmを走行するためには約6kgの水素が燃料電池に必要であると言われている。この水素を作るためには約70kgのマグネシウムがあれば良いことが分かる。これに加えて水を約50kg必要とする。燃料電池は水素と酸素から水を作る反応なので,うまく行くと水は積載する必要がなく,リサイクルできる可能性がある。現在の燃料電池車は,700気圧の水素タンクを積んで走るように設計されている。でも,全国のガソリンスタンドに700気圧の水素を充填する装置を備えるのも大変だし,たとえボンベを交換するにしても,700気圧のボンベ(約100リットル)を一日来る車の分だけ保存しておくのも怖い気がする。さらには,まだ残っているのに,その先にスタンドがなさそうであれば,全部取り替えるしかない。しかし,私達のマグネシウムの場合には,容積40リットルの1気圧の容器で十分である。将来的には,小分けのマグネシウムカセットを差し込むだけでよくなるようにできるだろう。マグネシウムは600度以上の高温で酸素に触れなければ安全なので,レトルト食品のように真空パックしておけば長期間保存でき,余剰電力を需要の大きな夏場まで保存できる「有望なエネルギー貯蔵物質」であることがわかる。
高圧の水素タンクを自動車に積んで走るのは危なっかしいし、比較的安全と言われている水素吸蔵合金を利用した場合もその重量がネックとなっていました。(4kgの水素を搭載するのに300kgの吸蔵合金が必要だとか)
燃料電池の効率が発電所並みに良いとは言っても、数百キロもの荷物を積みっぱなしじゃぁ自動車としては問題なわけですね。
安全で快速な電気自動車のためには、マグネシウムと水を利用したこのシステムは不可欠と言えるでしょう。
マグネシウムは海水中に にがり(塩化マグネシウム)と言う形で豊富に含まれていますから、海に面した国である日本では非常に得やすい金属であります。
しかも、太陽光励起レーザーを使用すれば太陽のエネルギーを使って利用して酸化したマグネシウムを還元することもできるのでそう多量に海水中から取り出す必要も無い。
ρ(・・。)こちらをご参考に。
なぜマグネシウム?
http://www.electra-mg.com/electra-whymg.html
情報元:
矢部研究室
http://www.mech.titech.ac.jp/~ryuutai/
石油エネルギー主体の現在のエネルギーシステムの社会から、マグネシウムと水(と太陽光励起レーザー)を利用したエネルギーシステムの社会へとシフトしていくには様々な問題もあるでしょうが、石油がまだまだ使えるうちに早期にシフトしていくべきだと思います。
石油はものをつくるための原料としても大事なわけですからね。
単に燃やすと言う勿体無い使い方は、あきらかに浪費であると言えます。
しかし、つくづく思うのですが。
こんな素晴らしい情報がなかなか表には出てこないのが不思議ですな。(-_-?)
ネットでもそんなに目立つ存在では無い。
「資本主義社会」=「自由主義社会」
では無いってことでしょうかね。(-_-;)
金に振り回されるような脳みそじゃ、自由に物事を考えることはできないわけですから、当然と言えば当然かもね。
つくることを知らず、言葉や金をいじってメシ喰ってるような連中にとって、自由なんてものは「豚に真珠」かもね。
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