三菱自動車が軽自動車の「i」をベースに電気自動車をつくっているのですが、特に目新しい技術は使っていなくても、同じ出力のガソリンエンジン「ターボ車」より性能が良いようです。(^_^;)
三菱自動車が電気自動車の開発を始めたことは、以前書いています。
楽農倶楽部(別館):インホイールモータ...電気自動車なら当たり前の技術です
http://blog.goo.ne.jp/rakuno_club/e/48bae2e3bbf9a34714cb9498ebd699cc
実際に今回つくられた電気自動車も特に目新しい技術は使われていません。
最初から電気自動車として設計しただけの車であれば、それなりの性能は当たり前に出せると言う見本みたいなものですな。(^_^;)
今までの自動車メーカーが出していた電気自動車が、エンジンの変わりに大型の効率の悪いモータを積んだようなものがほとんどで、低回転時でのトルクが大きい電気モータには不要な減速ギアなどの重たいお荷物を積んだままの電気自動車もどきばかりでしたからね。そりゃ、性能悪いはずですわ。(-_-;)
さて、今回つくられた三菱自動車の電気自動車「i MiEV」はこんな感じの車になりました。(^_^.)
次世代型電気自動車「i MiEV」
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/corporate/technology/environment/miev.html
このたび、ユニークなデザインで好評の軽自動車『i(アイ)』をベースに、環境に優しい電気自動車『i MiEV』を製作しました。この車両は、大容量のリチウムイオン電池、小型・高性能モーターなど多くの三菱自動車の革新的な技術(イノベーション)を搭載した研究車両です。この研究車両を用いて、電力会社との共同研究や実証走行試験(フリートモニター)を行ない、電気自動車の実用化へ向けてさまざまなデータをとり、将来の電気自動車の普及につなげていきたいと考えております。
小型・高性能モーター
モーターは、エンジンに比べ、コンパクトに作ることができ、さらに低回転域から高いトルクを発生します。『i MiEV』では、小型・軽量・高効率なモーターを採用しており、ターボ付きガソリンエンジン(660cc)と同等の出力と、軽快で静かな走りを実現できました。
「インホィールモータにしたことで、出力の損失となる減速ギアやデファレンシャルギアなどの重た~いお荷物が削れたので、軽くて高出力な車になりました。」とでも書くべきだと思うのですがね。(^^ゞ
まぁ、今まで自分たちをはじめとして各自動車会社がマトモな電気自動車をつくる気が無かったと言うことは、なかなか書けんでしょうがね。
でも、結構な性能だと思います。
同じ出力のターボ車のガソリンエンジンと比べて、そのトルクは倍ぐらいあります。かっ跳びそうな車ですなぁ。( ̄~ ̄;) ウーン
できれば、4輪をインホィールモータ化していただきたいところです。
エネルギー経済性
・エネルギー経済性に優れる。(燃料代がガソリン車の1/4、ガソリンHEVの1/2、深夜電力利用では1/13とさらに経済的。)
一充電走行距離が130kmと短いのが残念ですが、通勤や買い物などの用途には充分であると思います。
鉄道などのインフラが充実していない地方ではガソリン代がバカになりませんから、ガソリン代1/4は魅力的ですね。深夜に走り回ることはまずないわけですから、ガソリン代は1/13と考えても良い。
気になるのが販売価格ですが、三菱のホームページにはありません。
したがって検索。「i MiEV」でρ(・・。)ポチッとな。
三菱 i(アイ)の電気自動車「i(アイ)MiEV(ミーブ)」、電力会社との共同研究スタート! :: CORISM
http://corism.221616.com/articles/0000051167/
発表の記者会見の席で『他社のハイブリッド・コンパクトカーが近い将来プラス20万円くらいの価格差で登場することを予告しているのに対し、三菱はこの「i MiEV」をいくらくらいで売りたいのか』という問いに、三菱自動車の商品開発統括部門・技術開発本部の橋本副本部長は「200万円を切らなければ誰も買ってくれない、150万円なら相当数のユーザーが関心を寄せる」とユーザー調査データを交えて、それらを踏まえた価格戦略についても現在検討中であることを明らかにした。ぜひ、廉価な設定での登場を期待したいところだ。
三菱自動車様、出せば必ず買いますから、お早めに出してくださいませ。m(__)m
三菱自動車が電気自動車に力を入れるのは、ハイブリッド車(HEV)を開発するための費用を捻出できないって事情があるようです。
検索してみたら、私と同じように考えている方の記事もありました。
三菱自動車(7211)、電気自動車「i MiEV」の電力会社との共同研究を開始:Garbagenews.com
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2006/10/7211i_miev.html
他社がハイブリッド・燃料電池車に傾注する一方、諸般の事情から電気自動車に力を入れる三菱自動車。わざわい、というわけではないが、これが転じて福となすということになると面白いし、さまざまなエネルギー源を元に変換できる電気を用いた動力車はハイブリッド車などと比べると「未来志向の自動車」といえる気がする。三菱自動車や電力各社の研究成果に期待したい。
電力網は日本中に張り巡らされているのですから、コンビニあたりに充電設備を置いてもらえば買い物をしている間にでも充電は終わります。
ガソリンスタンドの方々にとって家庭でも充電できるような電気自動車は困る存在でしょうが、コンビニ経営や地産地消の食材販売なども考慮されて、電気自動車の普及のために力を貸していただきたいところです。
石油業界に追随して、ただ自分の首が絞まっていくのを眺めていても、問題を先送りしてるだけ。
問題を先送りするほど、急激な変革が必要となり余計な負担となることは言うまでもありません。
***** この情報に価値を感じたら *****
← Click!してね。
三菱自動車が電気自動車の開発を始めたことは、以前書いています。
楽農倶楽部(別館):インホイールモータ...電気自動車なら当たり前の技術です
http://blog.goo.ne.jp/rakuno_club/e/48bae2e3bbf9a34714cb9498ebd699cc
実際に今回つくられた電気自動車も特に目新しい技術は使われていません。
最初から電気自動車として設計しただけの車であれば、それなりの性能は当たり前に出せると言う見本みたいなものですな。(^_^;)
今までの自動車メーカーが出していた電気自動車が、エンジンの変わりに大型の効率の悪いモータを積んだようなものがほとんどで、低回転時でのトルクが大きい電気モータには不要な減速ギアなどの重たいお荷物を積んだままの電気自動車もどきばかりでしたからね。そりゃ、性能悪いはずですわ。(-_-;)
さて、今回つくられた三菱自動車の電気自動車「i MiEV」はこんな感じの車になりました。(^_^.)
次世代型電気自動車「i MiEV」
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/corporate/technology/environment/miev.html
このたび、ユニークなデザインで好評の軽自動車『i(アイ)』をベースに、環境に優しい電気自動車『i MiEV』を製作しました。この車両は、大容量のリチウムイオン電池、小型・高性能モーターなど多くの三菱自動車の革新的な技術(イノベーション)を搭載した研究車両です。この研究車両を用いて、電力会社との共同研究や実証走行試験(フリートモニター)を行ない、電気自動車の実用化へ向けてさまざまなデータをとり、将来の電気自動車の普及につなげていきたいと考えております。
小型・高性能モーター
モーターは、エンジンに比べ、コンパクトに作ることができ、さらに低回転域から高いトルクを発生します。『i MiEV』では、小型・軽量・高効率なモーターを採用しており、ターボ付きガソリンエンジン(660cc)と同等の出力と、軽快で静かな走りを実現できました。
「インホィールモータにしたことで、出力の損失となる減速ギアやデファレンシャルギアなどの重た~いお荷物が削れたので、軽くて高出力な車になりました。」とでも書くべきだと思うのですがね。(^^ゞ
まぁ、今まで自分たちをはじめとして各自動車会社がマトモな電気自動車をつくる気が無かったと言うことは、なかなか書けんでしょうがね。
でも、結構な性能だと思います。
同じ出力のターボ車のガソリンエンジンと比べて、そのトルクは倍ぐらいあります。かっ跳びそうな車ですなぁ。( ̄~ ̄;) ウーン
できれば、4輪をインホィールモータ化していただきたいところです。
エネルギー経済性
・エネルギー経済性に優れる。(燃料代がガソリン車の1/4、ガソリンHEVの1/2、深夜電力利用では1/13とさらに経済的。)
一充電走行距離が130kmと短いのが残念ですが、通勤や買い物などの用途には充分であると思います。
鉄道などのインフラが充実していない地方ではガソリン代がバカになりませんから、ガソリン代1/4は魅力的ですね。深夜に走り回ることはまずないわけですから、ガソリン代は1/13と考えても良い。
気になるのが販売価格ですが、三菱のホームページにはありません。
したがって検索。「i MiEV」でρ(・・。)ポチッとな。
三菱 i(アイ)の電気自動車「i(アイ)MiEV(ミーブ)」、電力会社との共同研究スタート! :: CORISM
http://corism.221616.com/articles/0000051167/
発表の記者会見の席で『他社のハイブリッド・コンパクトカーが近い将来プラス20万円くらいの価格差で登場することを予告しているのに対し、三菱はこの「i MiEV」をいくらくらいで売りたいのか』という問いに、三菱自動車の商品開発統括部門・技術開発本部の橋本副本部長は「200万円を切らなければ誰も買ってくれない、150万円なら相当数のユーザーが関心を寄せる」とユーザー調査データを交えて、それらを踏まえた価格戦略についても現在検討中であることを明らかにした。ぜひ、廉価な設定での登場を期待したいところだ。
三菱自動車様、出せば必ず買いますから、お早めに出してくださいませ。m(__)m
三菱自動車が電気自動車に力を入れるのは、ハイブリッド車(HEV)を開発するための費用を捻出できないって事情があるようです。
検索してみたら、私と同じように考えている方の記事もありました。
三菱自動車(7211)、電気自動車「i MiEV」の電力会社との共同研究を開始:Garbagenews.com
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2006/10/7211i_miev.html
他社がハイブリッド・燃料電池車に傾注する一方、諸般の事情から電気自動車に力を入れる三菱自動車。わざわい、というわけではないが、これが転じて福となすということになると面白いし、さまざまなエネルギー源を元に変換できる電気を用いた動力車はハイブリッド車などと比べると「未来志向の自動車」といえる気がする。三菱自動車や電力各社の研究成果に期待したい。
電力網は日本中に張り巡らされているのですから、コンビニあたりに充電設備を置いてもらえば買い物をしている間にでも充電は終わります。
ガソリンスタンドの方々にとって家庭でも充電できるような電気自動車は困る存在でしょうが、コンビニ経営や地産地消の食材販売なども考慮されて、電気自動車の普及のために力を貸していただきたいところです。
石油業界に追随して、ただ自分の首が絞まっていくのを眺めていても、問題を先送りしてるだけ。
問題を先送りするほど、急激な変革が必要となり余計な負担となることは言うまでもありません。
***** この情報に価値を感じたら *****
← Click!してね。
この方法を応用して駐車場に充電器を設置すれば注射料金のついでにかね払って充電し、違法駐車も減るんじゃないかと思うのですがどうでしょうか?
わざわざガソリンスタンドに行って補給しなくとも駐車場で直接充電できればわざわざガソリンスタンドを探さなくても良いと思いますし。
すいません、まだ忙しいのでリンク先とか紹介できなくて申し訳ありません。では、これで。
と思わせるエントリーでしたね。(^^)
この調子だと電気自動車が市場に出てきて、だんだんと普及しそうな感じですね。
ただ…、夢のある話に水を差すようで恐縮ですが、
(不安その1)何処で電力供給するの?
深夜、自宅で充電しようかなと思ってやってみても毎日家庭用電源から充電しますから、電気代が…、その…。
↓
と言うわけで家庭用電源よりも安価な「充電ステーション」をきぼんぬ。
(不安その2)大量の(少なくとも馬鹿には出来ない)自動車用電力をどうやって生産するの?
電気自動車が本格的に普及し始めると電力需要が馬鹿デカくなりますから、そんなときに石油会社が、
「よーし。石油をガンガン使って火力発電やっちゃうぞー。」
てなことになったらお話になりませんね。地球が激しく温暖化してしまいます。
↓
①当面は高エネルギーを発生させる原子力発電所をもう少し造り、多大な電力需要に応える。
②それと並行して「本気で」代替エネルギーを開発する。
新時代の夜明けが本当に来ますように。
インホィールモーターではありませんよ。
インホイールにすると、ばね下重量が増えてしまうので、自動車メーカーは採用を見送るのです。
ホイール重量は走行性能に大きく影響し、1kg軽くすれば、車体を10kg軽くしたのと同等の効果があるとも言われています。アルミホイール採用も、ホイールの軽量化のためです。
自動車工学について、勉強し直して下さい。
モーターの形状についても、言葉だけでご存知無いご様子ですので説明いたします。
インホイールの場合は一般的な筒型ではなく、車輪自体が回転子になっていて、ブレーキに当たる部分がコイルになっています。
当然磁性体で出来ていますから、アルミなどの軽合金は使えず、ホイール単体で見れば、大変重くなってしまうのが欠点です。
車体側の構造は簡単に出来ますが、前述しましたように、サスペンションのバネを境にして、上側の車体の重量よりも、下側の車輪の重さの方が、走行性能に大きく影響するのです。
軽自動車では全体の重量が軽いですから、尚更バネ下重量は影響が大きいです。
インホイールモーターは、ミニバンなど大型車向けの技術と考えてください。
いずれ自動車はすべて電気自動車になってくんでしょうね。
もし石油がなんかの理由で今の2倍になったら、マイカー通勤どころじゃないですもんね(それ以上の問題があるような気はするけど)。
>(不安その1)何処で電力供給するの?
ガソリンスタンドの代わりにバッテリースタンドができて、満充電バッテリーと即交換するバッテリーシェアが行われるようになるんじゃないでしょうか。
もし石油がなんかの理由で今の2倍になったら
↓
もし石油「価格」がなんかの理由で今の2倍になったら
失礼しました。
東京R&Dが最初に試作したIZAでは、私の説明で合っているのですが、その後のEliicaでは一般的な筒型のモーターをハブに内蔵する形に改められたようですね。
それでも、バネ下重量の問題は解決されたわけではなく、8輪車になっているのは、1輪当たりの重量を軽く出来る為です。
字面は魅力的ですが実運用でどこまで軌道に乗るかは気になりますねえ。
#ウチは最近プリウスを買おうとしたら燃費は良くても車両価格とバッテリー交換代で馬鹿にならないと販売員に止められました。
個別に返信しますと大変なので、まとめた形でご容赦くださいませ。
mfigureさんのコメントに関する件で次のようなページがあります。
モーター重量を約60%軽減した電気自動車向けインホイールモーター駆動システム
http://www.designnewsjapan.com/news/200602/07auto_bridgestone060206.html
インホィールモータにはアウターロータ型とインナーロータ型とあるってことですね。(^_^;)
電気自動車が増えれば発電所を増設する必要があり、さほどエネルギーの節約にはならないと言う情報もありますが、効率の悪い小さなエンジンで車を動かすエネルギーを発生させるより、発電所などで効率よく電気を発生させて利用したほうが、はるかにエネルギー効率は良いようです。
総合エネルギー効率
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/corporate/technology/environment/miev.html#01
d(・・。) 「i MiEV」のホームページにあるものですが、燃料の生産、供給、自動車走行までの全過程での総合エネルギー効率でガソリン自動車の倍ぐらいの効率となりますので、現行のガソリン自動車に乗り続けるよりは、石油の消費を抑えることができると思われます。
単純に倍近い差がありますから、どう考えても「電気自動車にしても石油消費の抑えることにはならない」と言う言い方は不思議な物事の見方だと思います。
ふゃさんのおっしゃるように、バッテリーの寿命の問題は確かに気になります。(´ヘ`;) う~ん・・・
高価なバッテリーを頻繁に交換しなければならないようでは、環境以前に自分の懐具合が心配になりますしね。(^_^;)
鉛蓄電池などの寿命の問題でサルフェーションと言うものがあります。
電極に電気を通さない物質が溜まって表面を覆っていくことが問題なのですが、これを除去することができれば電池の寿命は延びるわけです。
デサルフェーションの原理
http://okmeister.hp.infoseek.co.jp/battery/principle.htm
情報元:
バッテリー回復DIYパルサー
http://okmeister.hp.infoseek.co.jp/battery/index.htm
d(・・。)参考になるページです。
電気自動車の経済性のためには、メンテナンスも考慮したバッテリーの開発が必要だと思われます。
でも、ガソリン自動車から電気自動車へとシフトして行けば、メーカー自ら開発してくれるでしょう。
「バッテリーの性能」=「電気自動車の性能」
って感じになりますからね。(^_^;)
ガソリンが売れなくなりますと、道路の建設費の財源をどうするか?と言う問題も発生しますが、それなりにきちんと対応すれば、電気自動車ユーザーもそれを負担しないとは言わないでしょう。
まぁ、税金でメシ食ってる方々の中にはメンドウくさい問題は先送りしたい方々も多いでしょうがね。(-_-;)
蓄電池+ソーラー+発電装置
無理なのでしょうか?
特に 発電装置に関しては 色々文献調べましたが 有りません。
教えて下さい。