かみいた落語塾

噺家さんの指導のもと、小咄から古典落語までしっかり学べる、老若男女うぇるかむの落語団体、上板橋落語塾のかわら版!!

12/20落語塾日誌

2009年01月01日 | 落語塾日誌

場所:南常盤台一丁目集会所2階和室 午後2時~
日直:ポン太
講師:三遊亭萬窓、柳家我太楼
参加者:甲州亭わいん、武蔵家ポン太、湘南楼エレキ、秋葉亭もを太、二輪家ごゑん、林檎屋酔歌、奇案亭蔵彦、今昔亭不如意、長州楼天念、コスモ亭ぎんこ、美文亭せん公、有難亭笑丸、餅々亭きなこ、白山亭豆八、六花亭そら豆、青山亭恭

今年最後の落語塾

<落語指導事項>
※課題小噺「観音泥棒」

・二輪家ごゑん
槍を刺す時、下を向かない。九両三分二朱のところ、ゆっくりくさくやる。
踏みつける時の仕草は、下のほうでやる。オチの時は下を向いてやる。

・奇案亭蔵彦
昇天の発音がおかしい。賽銭箱を叩き壊してお金をにかえる。
「におう」あまりはっきり言わないほうがいい。少し含みをもたしたほうがいい。

・青山亭恭
声が大きくていい。芝居がかりぽくよかった。(芝居噺のジャンルになる)
ナレーションが上手。ふわーとやるつもりでやるのがいい。
力が入っているように見える。

・白山亭豆八
接続詞「で」が多い。細かいことを気にしてやるともったいい。

・美文亭せん公
かるくやっている感じがいい。
少しつっかえるぐらいがいい。無駄な言葉を省いてあっていい。

・林檎屋酔歌
槍の向き、扇子が逆。先がありそうに見せる。
正面向いて喋るのがいい。(目線がいい)扇子は置く場所を決めたほうがいい。

・今昔亭不如意
台詞がとんでいるけれど、なんとなく聞けている。キャラのせい?
要所要所は覚えたほうがいい。

・六花亭そら豆
扇ぐ仕草は大げさにやったほうがいい。
語尾が上がるクセがある、台詞の中に入るとよくない。
詩はしっかり覚える。自信をもってやってください。

・長州楼天念
詩→うたの表現のほうがいい。賽銭箱を壊す表現を入れて。
地(ナレーション)の部分はちゃんと喋る。

・有難亭笑丸
発音 十両がおかしい。流れが後半悪かった。

・武蔵家ポン太
ちゃんと覚える。忘れた場合、上を向くクセがある向かないほうがいい。

・湘南楼エレキ
俯き加減で喋らない。→暗くなる
におうの場面は堂々とやる。

・コスモ亭ぎんこ
発音 十両がおかしい。
覚え方は、手で書く、長い場合、3部ぐらいに区切って覚える。ストーリーを入れる。

・餅々亭きなこ
落首がたつ→首が落ちないこと。同じ石川言わなくていい。
楽に覚えるように。忠実にやらなくていい。

・甲州亭わいん
鼻は本当につままなくていい。

・秋葉亭もを太
死罪× 首が飛ぶ→次につながるので、流れるようでよかった。
                          

<なぞ掛け>
お題『餅つき』

優勝作品:「餅つき」とかけて→「就職活動」と解く
      その心は=こね(コネ)が決め手
      作者:美文亭せん公

・「餅つき」とかけて→「ケンカ」と解く
その心は=のしたり、のびたり
作者:三遊亭萬窓
・「餅つき」とかけて→「平林」と解く
その心は=”きなこ”がいいね (内輪ねた)
作者:甲州亭わいん
・「餅つき」とかけて→「ペチャパイ女」と解く
その心は=ペッタンコ、ペッタンコ
作者:湘南楼エレキ
・「餅つき」とかけて→「麻生総理」と解く
その心は=良くねばります
作者:秋葉亭もを太
・「餅つき」とかけて→「あたりまえじゃん」と解く
その心は=もち
作者:二輪家ごゑん
・「餅つき」とかけて→「民謡」と解く
その心は=合いの手が大切です
作者:林檎屋酔歌
・「餅つき」とかけて→「真夏の着物」と解く
その心は=薄(うす)・絹(きね?)が必要です
作者:コスモ亭ぎんこ
・「餅つき」とかけて→「前座の修行」と解く
その心は=練れば練るほどよく伸びる
作者:有難亭笑丸
・「餅つき」とかけて→「江戸っ子」と解く
その心は=イキが合ってます
作者:餅々亭きなこ
・「餅つき」とかけて→「小室哲哉TMN再結成」と解く
その心は=杵(木根)と臼(宇都)が必要です
作者:奇案亭蔵彦
・「餅つき」とかけて→「都会のドカ雪」と解く
その心は=尻餅もあります
作者:今昔亭不如意
・「餅つき」とかけて→「貧乳(ひんにゅう)」と解く
その心は=ペッタンコ、ペッタンコ
作者:六花亭そら豆
・「餅つき」とかけて→「少し前までの米(アメリカ)自動車産業」と解く
その心は=望月のかけたることもなしと思へば
作者:白山亭豆八
・「餅つき」とかけて→「女が搗(つ)いた鏡もち」と解く
その心は=焼きもちつきずプーとふくらむ
作者:青山亭恭

次回のお題は美文亭せん公さんより『成人式』


以上でした。
次回は1月10日(土)、東新集会所 3階和室です。