かみいた落語塾

噺家さんの指導のもと、小咄から古典落語までしっかり学べる、老若男女うぇるかむの落語団体、上板橋落語塾のかわら版!!

2月2日落語塾

2008年02月06日 | 落語塾日誌
2月2日落語塾 日直:兼六

講師:萬窓師匠、我太楼師匠

今回は私、兼六がピンチヒッターとして日直を担当させていただきます。

15時開始。
エレキさんが一番乗り。
長野からいらっしゃっているのに素晴らしい!

出席者がこの日は大変多く、なんと総勢27名。
うち見学者の方が男性1名、女性1名でした。
(わいんさん調べ。飲み会を想定してカウントされたそうです)

男性の方は23歳のなかなかのイケメンで、わいんさんすっかりお気に入り。
その横でライト君がアイドルの座を奪われるんじゃないかと焦っていました。
この日のライト君はスーツ姿で湯浅弁護士そっくり。

萬窓師匠にご指摘いただいたのですが、みなさん酒の小咄の
「あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、すべてはったり歩き」
という箇所は、間違いです。
「あっちへよったり、こっちへよったり、すべてはったり歩き」
が正解です。
「よ(四)ったり」と「よ(四)ったり」を足して「は(八)ったり」なんですね。
以前に教えていただいた「二階に厄(八)介、しめて十階の身の上」と同じことなんですよ!
って…文字起こしを間違えたのは僕なんですが(笑)
もうしわけございませんでした~

人数が多かったため全員の小咄が終了したのが5時50分ごろ。

最後に萬窓師匠に、次の課題小咄「山の雪」を演っていただきました。
師匠ありがとうございました。

びいと総裁からも小噺の師匠方からの寸評メモを頂きましたので転載します。
びいと総裁、ありがとうございます!

エレキ:セリフが入ってない。セリフを入れるようにする。
兼六:感情が入っていない。感情が入れば、オーバーアクションになる。
モアイ:フラが出ていて面白い。つなぎにそれほどの間を置かなくてもよい。
酔歌:目が酔ってない。まぶたを重くしたほうがよい。
噛蔵:セリフを忘れても、うまくつなげている。酔っ払いがうまい。
ごゑん:あんこ等のセリフをもう一押しすることで、笑いが大きくなっている。
蔵彦:オチのセリフをもっと元気に言ったほうがよい。
福助:上下の使い方を工夫して、落語をもっと大きく見せたほうがよい。
ぶんこ:上下を振る時は体を動かすのでなく、目線を動かすこと。
きなこ:目の使い方がうまい。声はもっと大きく出すこと。
不如意:人物を侍に例える設定は面白い。
びいと:手の使い方が幽霊のようなので、手を閉じるようにする。
わいん:声をもう少し大きく出したほうがよい。
豆八:目をつむりながら話すと芸が暗くなってしまうため、目をつむらないこと。
ぎんこ:客に聞こえるように、お腹から声を出すこと。
ライト:マイクの仕草はしないほうがよい。
旅人:「カバンの鍵」の小噺。旦那がなぞるようなオチにすると、インパクトがあ
る。
水鳥:初めてにしては、とてもよい。セリフもよく覚えていて、腹から声が出てい
る。
勘仁:終了時間の関係で、後半の小噺のみ。次回は、1席やってほしい。
安呑:表情豊かで仕草やごまかし方もうまい。ごまかし方も芸のうち。
歌たね:終了時間が過ぎていたため、急いで話をしていた印象がある。
と金:高座名の紹介のみ。次回は一席やってほしい。
もを太:セリフを入れて、高座でセリフを忘れたらうまくごまかすこと。


次回落語塾は、2月23日(土)東新集会所 3階和室 14時開始予定
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