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交通違反 切符 赤切符 への 対処法 の目次

2013年09月17日 | 道路交通法関係

 

このブログは新サイトに移転しました。

 

新サイトは[交通違反]取締り110番[否認したら罰金や点数は?]です。

 

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「青切符の違反は軽微だから否認してもいいが、赤切符での検挙は危険度が高いし反則金制度の対象ではないのだから素直に認めて罰金を支払うべきではないか?」という意見があることは知っています。

しかし、そもそも全ての国民には否認する権利があり、裁判で有罪判決を受けるまでは推定無罪の原則があります。オービスやネズミ捕りは誤測定が多々ある冤罪の宝庫ですから、事実無根の冤罪で検挙される方もいますし、警察が検挙しやすくするために敢えて制限速度を低めに設定しているような路線では、30km/h程度超過しても特に危険ではない場合もあります。首都高速の湾岸線の制限速度は80km/hですが、車線数・見通しの良さ・舗装の良さを鑑みれば、これがドイツのアウトバーン上ならば余裕で「制限速度なしの区間」に区分されそうな道路です。

確かに違反は違反でしょう。しかし、可罰的違法性の問題を考えるならば、仮に違反が事実であったとしても否認して正式裁判を求め、公判で争うなり不起訴処分を求めるなりしても一向に構いません。被疑者にはその権利があるのですから。この権利を無視して「素直に認めるべきだ」という意見は私見に過ぎず、感情論の域を出ません。

私は飲酒運転には反対の立場ですから、飲酒での検挙でこのブログにたどり着かれた方がいても、ご質問やご相談には乗らないつもりですが、それでも否認する権利がある事は認めざるを得ません。警察には検挙する権利があり、我々には否認する権利があるのです。赤切符で検挙されたが納得がいかないという方は、以下の記事をご一読下さい。

1.赤切符(非反則行為)で検挙された時

2.赤切符(非反則行為)を否認する場合のプロトコル

3.速度超過に関する判例研究

4.公判請求されたらどうなるの?

5.赤切符の起訴事例と不起訴事例

6.Gordonさんの公判請求体験記

7.赤切符の非反則行為の不起訴率の下限

8.苦労人さんの不起訴体験記

9.ファルコンさんの公判請求体験記

10.PJさんの不起訴体験記

11.検察庁提出用の上申書について

12.baronさんは不起訴でした。

13.審査請求によって行政処分が取り消された!

14.2010年分データも踏まえた、地検での不起訴率のデータ

15.ヴェクさんの不起訴体験記

16.kitaさんの不起訴&反則点抹消成功の記録

17.官憲との会話は「録音」「録画」しろ!話はそれからだ

18.検察統計2012年分までによる不起訴率の試算

19.官憲は録音を嫌がっている

20. ボブさんの不起訴体験記



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19 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
検察庁からの呼び出しが… (ヴェク)
2011-06-29 20:54:52
お疲れ様です。

いつも興味深く読ませていただいています。
体験記が増え、参考になることが
たくさん記載されており
ありがたいです。

私ですが、明日6/30呼出日の
行政処分呼出通知書を持って
6/29の本日行政処分を受けてきました。

baronさんのように
行政処分の抹消上申とまではいきませんが
そのような気持ちにもなる
13,800円もするグダグダな講習でした。
居眠り黙認、携帯メール黙認、内職黙認
(一応、最初に注意書きはありますが)
で、講習の内容等に関する
質問タイムすら皆無でした。

どの講師も毎日の繰り返しでしょうから
仕方ないかもしれませんが
かなりの事務的でした
(社会参加の教室もあったので
交通指導?!キャンペーン!?
ティッシュ配り?!とかではなく、
福祉施設へボランティアとかでしたら
良いかなとも思いました)。

私がいた教室は80名でしたので
そこだけで1,104,000円の
収入印紙税の購入収入
おそらく神奈川県のそこでの講習は
私がいた教室だけではなかったので
一千万円弱の集金を毎日あの建物で
しているんだと感心(?!)しました。
本質的な交通事故防止や飲酒運転撲滅、
親が交通事故死した遺児への補助金等に
役立てていただきたいものです。

前置きが長くなりましたら
タイトルの検察庁からの呼び出しは
まだきていません。

ファルコンさんの事例等では
かなり月日がかかることもあるようなので
気長に待ってみようと思います。

今後ともよろしくお願いします。




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こちらこそ (rakuchi)
2011-07-03 23:57:16
>>ヴェクさん

お勤めご苦労様でした。何の意味もない講習に付き合わされるのは本当に迷惑ですね。金が目的なら金だけ払えばすぐに帰して欲しいですし、あのような講習で本当に効果を期待しているのであれば、気が狂ったとしか思えませんね。

>本質的な交通事故防止や飲酒運転撲滅、親が交通事故死した遺児への補助金等に役立てていただきたいものです。

残念ながらそれはあり得ませんね。収入は全て交通安全協会と警察に入り、その両者はどちらも「事故がなくなったら失職する者たち」で構成されているのですから、事故が減り過ぎないようにするのが彼らの仕事ですから…

検察庁からの出頭要請が来ましたらまたご連絡下さい。
返信する
区検からの (ヴェク)
2011-07-11 20:45:14
お疲れ様です。

毎回丁寧なコメントも
ありがとうございます。

ようやく呼び出しが来ましたので
お知らせいたします。

指定の出頭日は
あいにく都合が悪いので
明日にでも電話して変更してもらいます。

また区検に行ってきましたら
ご報告いたします。

今後ともよろしくお願いします。
返信する
頑張りましょう (rakuchi)
2011-07-12 18:22:38
>>ヴェクさん

区検では当然略式に応じるものとして対応されますので、最初に否認事件であることを明確に伝えて下さい。後は上申書を提出した上で、答えたくないものは黙秘。調書を録られた場合は、内容に納得がいこうがいくまいが、署名は拒否して下さい。署名拒否の理由は伝える必要はありませんが、どうしても言いたいのであれば、「裁判で何が不利な証拠として扱われるかはわからないので、他人が書いた文書には署名しない」とでも答えれば良いでしょう。

では、頑張りましょう。
返信する
連休明けが (ヴェク)
2011-07-18 07:30:42
お疲れ様です。
また大変お世話になっております。
毎回丁寧なコメント
ご連絡ありがとうございます。

タイトルのとおり
区検からの呼び出しがあったのですが
あいにく私の仕事の都合で
月末に変更していただいています。

その際には、きちんと『否認する…』と伝え
添削していただいた上申書を
提出いたします。

月末には必ず報告いたします。
今後ともよろしくお願いします。

返信する
頑張りましょう (rakuchi)
2011-07-20 13:00:04
>>ヴェクさん

ではご連絡をお待ちしております。折れない心で頑張りましょう。
返信する
始めまして (aki)
2011-07-26 18:51:57
今日偶然このブログを発見しコメントさせていただきます。

今年の2月にねずみ取りにて38キロオーバーで検挙され赤切符を切られるところ全てのサインを拒否し他府県だった為、切符を渡される事もなく5ヶ月経った先日呼び出しの封書が送られてき来月頭に呼び出されています。

管理人様同様、納得出来ないことだらけですので署名もせず今日に至っております。

私も上申書と意見書で対抗しようと思っていましたところここに辿り着きました。

出来ればで結構ですが、上申書、意見書の書き方をご教授頂ければ幸いです。

突然の勝手なコメントお許し下さい。

またご教授して頂けると致しましたらどちらにメール及び連絡させて頂ければ良いのかもお願い致します。

宜しくお願い致します。
返信する
行政処分抹消の成功事例。 (でんでんむし)
2011-07-27 13:50:15
はじめまして。偶然、このブログを見つけたので書き込みします。行政処分の取り消しをさせるのは不可能に近いですが、一度だけ、成功したことがあるので紹介します。20年位前のことで恐縮ですが、車を運転中、急に気分が悪くなり安全な場所に停車して回復を待ちましたが、耐え切れず、その場に駐車したままタクシーで帰宅しました。翌日、現地へ行くと駐車違反の告知書が貼ってあり取り扱い交番へ出頭しました。危険防止の措置で違法性は阻却されるという私の主張に、担当警察官は、私では判断しかねるから本署へ行ってくれと言い、仕方なく本署に出向き同じ主張をしましたが青切符を切られてしまいました。
当然、納得出来なかった私は、告知書のサイン、受領を拒否し供述調書への押印も拒否しました。数ヵ月後、検察庁から呼び出しがあり素直に出頭し、同じような内容で供述調書を作成してもらい押印は拒否しました。その時の検察官が残念そうな顔をしていたのが、未だに印象に残っています。その後、何の連絡も無く過ぎていましたが、免許更新の時期に、行政処分の点数が加点されているのが発覚し不服申し立てをしたところ、運転免許試験場で事情を聴くから来てもらいたいと電話をもらい乗り込みました。ここでも、道交法の精神に則った避難行為であり、違法性は阻却されるはずだという主張を繰り返し、検察が無罪(不起訴)としたものに行政処分は適切ではないと申し入れをしました。2、3日中に回答しますと係官から言われ帰りましたが、3日後に抹消しましたと連絡があり点数は消してもらえました。レアなケースですが、参考になれば幸いと投稿しました。
返信する
区検に (ヴェク)
2011-07-27 20:11:05
お疲れ様です。

いつも丁寧なコメント
ありがとうございます。

本日、検察官副検事さん
とやらにお会いし、お尋ねされましたので
ご報告いたします。

指定の日時は
私のどうしても外せない会議があったので
事前に検察官副検事さんの事務官さんに
区検の代表電話から内線を繋げてもらい、
日程調整をさせてもらい
1週間程延期させてもらい今日に至りました。

ちなみに事務官さんに繋がるまでは
先方が出張や外出中とやらで
3日間にかけて3度程電話をかけ
ようやく繋がりました。
事務官さんは、かなり事務的ですが…
予定のすり合わせはやっていただきました。
ここの区検は代表電話を取る方は
きちんとした丁寧な対応でした。

前の晩には、ここでの事例等を
再度読み直したり
上申書を何度も読み返しました。
また、区検近くに駐車場があるか等
確認しました。

今日は、2時間程前に自宅を出発し
1時間前に区検に到着しました。
駐車場はないとのことでしたが
ここの区検は5~6台の駐車は可能なようで
余裕に停められました。
近隣には有料駐車場もあったり
隣には立派な新築の裁判所もあり
そこには駐車場がけっこうありました。

私が行った区検には、
特に受付や総合案内といったものはなく
1階の入口は通り放題で
そのまま担当の検察官さんがいる
小部屋に10分前に訪ねました。

早かったのか検察官はいなかったのか
事務官さんに
『階の違う待合室にいてもらえれば…
呼びに行きます』とのことで
チョウドの時間になると
事務官さんが呼びに来ました。

4~6畳程の小さな部屋に
検察官副検事さんのデスクと
事務官さんのデスクがあり
検察官副検事さんのデスクの前に
小さいデスクが向かい合わせになり
座りました。
その上には朱肉とボールペン、印鑑拭きが
置いてありました。
想像していたよりも整理整頓されており
物が少ないといった印象でした。
威圧的な雰囲気とかではなかったです。

簡単な挨拶をし副検事さんから、
違反をした日時と場所の説明があり
『その件で、いくつか質問があります…』
と始まりました。

ここで副検事さんのペースで
話しが進んでも良かったんですけど
私の方から
『話しや説明が苦手なので…
文書にしてきましたので…読んで下さい』と
お願いし(ホントは話しが好き過ぎて
ボロが出てしまうのを恐れてですが…)
添削いただきました上申書を
読んでもらいました。

副検事さんは、かなり丁寧に
ページを行ったり来たりしながら
読んでいました。

15分後程から、上申書と
警察署でとった調書から
いくつか質問や
細かく内容を聞かれたりしました。

添削いただいたというより
一から作成していただいた
A4用紙4ページに及ぶ上申書が
ありましたので、副検事さんからも
『良く書けていますね…』との
言葉もいただきました。

そのようなことで
副検事さんはメモをA4用紙に
シャーペンで1ページ程取っていました。
40分程後に、副検事さんから
『これから、今聞いた内容と上申書から
調書を作りますが…それが正しければ
サインと押印をいただけますか?』と
問いがありましたが、
丁寧にお断りさせていただきました。
副検事さんが、
その場で調書を作成することもなく
終りそうでしたので

私から起訴について質問させて
いただきました。副検事さんからは
『警察から送られた証拠(?!)だけでも
起訴はできます…』のような返事でした。

次回のお尋ね日があるかわかりませんが
私の希望曜日と携帯電話の番号を確認して
初回のお尋ね日は50分程で終りました。

もう一つ私からの質問(?!)
日程希望の中で、副検事さんからは
『この時期は、あまり忙しくない…
あまり混んでない…』ような話しもあり
『日程はいつでも変更できますから…』
とのことで、少しガッカリした
気分にもなりましたが
ここでの数々の文書や体験談
添削いただいた上申書のお力もあり
スムーズに落ち着いて臨むことができました。

本当にありがとうございました。

悪名高い県警と検察(?!)司法(!?)
ですので、どうなるかわかりませんが
心折れずに、経験値を増やしていこうかと
思っています。

今後ともよろしくお願いします。
また進捗しましたご報告いたします。









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御礼 (rakuchi)
2011-07-31 23:26:50
>>でんでんむしさん

貴重な成功例のご教授、ありがとうございます。

以前はそのようなパターンで抹消に応じるケースがあった事は知っていたのですが、その後行政庁勝訴の判例が積み上がるにつれて各県警は態度を硬化させ、近年では「刑事と行政は事実認定についても別」「不起訴といっても起訴猶予だから検察官も違反の事実自体は認めている」と言った屁理屈を並べて、抹消には応じないケースがほとんどです。

結局のところは各公安委員会(つまりは各県警)の判断によって決まる事項ですから、私が開示請求で見たように、警察関係者と思われる者からの請求は認容し、その他は棄却して処分を強行しているように見えますね。

とはいえ、「抹消に応じたケースもあるのだから、少なくとも形式上は公安委員会の判断が必要であり、窓口職員に過ぎないお前には判断する権限がないだろう?」というロジックでの攻め方が可能になりますので、いただいた体験談も利用して新たな戦術を練りたいと思います。ありがとうございました。
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