「 さなぎの食堂 」      2008年12月17日掲載分  

2011-01-24 | Weblog

 2008年11月28日のTV 「 日本の現場 」で
寿町の「 さなぎの食堂 」
について放送していました。


 何にもいいことの無い日の
風つよい場所に
きちんとしたメニューのおいしいお料理を
低価格で提供している青年シェフです。


 食材は低価格にするため会社や
コンビニの不要なものを再生したり
買出しに行って切り落としなどを
安くしてもらうのでした。


 その行動自体が
捨身の行のようにもみえます。
しかも、楽しそうに。



 


 85歳のおじいちゃん。


 故郷へ一度帰ることが
生涯のかなわぬ夢と涙を見せていました。


 今日はじめての食事だと晩御飯を
注文した中年の男性。


 一食のありがたさを
全身で喜ぶ人々に
料理を食べてもらうのは
食を通じて精進行をされているようにみえます。


 シェフの強さとやさしさに、
恵心僧都のお母さんの和歌を思いました。



 母のいさめの和歌…

「 後の世を渡す橋とぞ思ひしに
                世渡る僧となるぞ悲しき
 
                    まことの求道者となり給へ 」  
                    
                 
            ( ウイキペディアの源信の紹介参照 )

 恵心僧都・源信
 



            
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 電車の中で心ない言葉をはいていく人もいます。
やさしい思いやりを見せる大勢の人もいます。

 物言わぬ花をうちたたいたり
動物や弱い人をいじめてよろこんでいる人もいます。

 それで自分が幸せになれるんでしょうか。
自分の心がカサカサに荒れるだけでしょう。

 花を育て、動物や弱い人を幸せにする人もいます。


 






         


              



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