「不可視の両刃」放射線に挑む~英国大学院博士課程留学~

英国に留学して放射線研究に取り組む日本人医師ブログ

アイスホッケーを観に行ってみた ~Belfast Giantsを応援し隊~

2016-09-25 | 2016年イベント
気分転換に、アイスホッケーを観に行きました。
ルールすらよく判らないくせに、「とりあえず、あの四角の枠の中に、スティックで黒い円盤を押し込むんだよね?」という軽いノリで、気楽に観戦することにしたのでした。大学寮からSSE Arenaという試合会場が近いというのも、大きなポイントでした。

Belfastには「Belfast Giants」というアイスホッケーチームがあります。
北アイルランドは巨人(Giants)の伝説が有名なので、例えば世界遺産にもなっているジャイアンツ・コーズウェイGiant's Causewayなど、Belfast周辺にはGiantsが付く名前が多い気がします。とにかくGiantsという名前の響きが好きなんだろうな~と、勝手に予想しています。Belfast Giantsは、当然ですが、地元では大人気のようでした。 

相手チームはまさかのDundeeのチーム「Dundee Stars」でした。
私は以前にサマースチューデントとしてUniversity of Dundeeに約3か月研究滞在したことがありましたが、Dundeeにアイスホッケーチームがあることなんて知らなかったし、試合観戦する気もなかったですw
あの時は、ひたすら真面目に、がん研究に打ち込んでいました(もちろん、今も、そのつもりですが)。

おいおい、個人的に因縁ありすぎな相手やな~(^_^;)

どっちを応援したらいいのだろうかと一瞬迷いましたが、周囲の様子(圧倒的にGiantsファンが多い)を伺って、すぐに「なんちゃってGiantsファン」になりました。郷に入っては郷に従え、長い物には巻かれよ、とりあえず空気を読むのには長けている日本人として振る舞うことにしました。



車いすの方々の観覧席もあって、なんとなくアットホームな印象を受けました。病人を交えて、家族みんなで応援に来ている微笑ましい光景がありました。



試合前から応援でエキサイトしている人たちもいました。太鼓の音が半端なくて、とても煩かったです。こういう応援の仕方は世界共通、スポーツ共通のようです。仙台のKスタをすこし思い出しました。「静かに観戦したい人はテレビでも観ていろ」ということなのでしょう。



Belfast Giantsのメンバーのド派手な入場でした。
さすがホームチームw

 

激しいぶつかり合いばかりで、もはや肉弾戦の様相を呈していました。
ドガン、バキン、みたいな、凄まじい音が会場に鳴り響いていました。

時々、点が入って、みんなで喜びました。



そして、まさかの乱闘シーン……。

よくある光景なのか、珍しいものなのか、よく判りません。
てゆーか、選手同士の殴り合いを誰も積極的に止めないのは、どうしてなんだぜ?

観客はみんな、点が入った時以上に喜んでいるし……(;・∀・)

結局、3-4でBelfast Giantsが負けましたが、私はDundee Starsを最初から応援していたから全く問題ありません。
Giantsファン? 何の話ですか? 私はStarsのファンですが何か?

アイスホッケーを観に来たのか、喧嘩を観に来たのか、よく判りませんでした。しかし、これもまた一つのSocial Study(社会勉強)というやつでしょう。
まあ、たまには、こういうのもアリかにゃ