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チームA

ラブラドールと愉快な仲間たち

生い立ち 靴への執着から診察まで

2011年04月04日 | 息子の生い立ち
息子の行動が 他の子供と違うと感じ始めた頃
夫や母親にも相談していた・・・

みんな 男の子は言葉が遅いとか そんなもんだ
っていうんだけど これ 当てにならない

夫も色々調べていた
でも 自閉症の特性と当てはまらない部分を見つけ
違う!と言い聞かせてたように見えた

母親は違いを感じつつも 認めたくない様子だった   みんな往生際が悪い


この頃
靴に対しての 拘りなのか執着なのか
とにかく異常だった

ニンナナンナのファーストシューズというのを履かせていたんだけど
サイズが合わなくなったので
同じ形で色違いを買った

履かせると 大泣きされた・・・

ちょっと歩いて
泣き崩れる

ひょっとして内側に当たる部分があって 痛いのかと思い
交換しに行った

やっぱり泣く

以前履いていたのと同じ色にすると
泣き止んだ

なんかよく分からないけど まったく同じものなら履くので
洗い換えの二足目も同じ靴だった   まるで オバケのQ太郎の着替えと同じじゃないか

歩き出したら オシャレもしたくて
ベビーナイキやアディダスのスタンスミスを用意してたのに
新品のまま履けなくなった  うっ

しばらく全く同じ靴 二足のローテーションで落ち着いた 
問題はなく過ごしてたんだけど
そのファーストシューズの一番大きいサイズが履けなくなった

靴チェンジ期がやってきた

なるべく足に負担がなく履きやすいものを探した
アシックスのすくすくというシューズ

ぜったい 履かなかった!!
履かせると火がついたように泣いた!!
まるで足に蛇でも巻きついてるかのように
悲鳴を上げて泣く

結局 履きやすさなんて関係なかった
靴が変わることの変化が許せなかったんだ

公園に行けない!!

歩いて3分くらいの小さな公園があった
そこへ 素足の息子をおんぶして連れて行った
抱っこしてブランコに乗ると
喜んだので しばらく そんな地味な遊びをしていた 

ブランコで喜んでる隙に靴を履かせてみた
おっ 気づかない
でも ブランコが上にあがると同時に自分の足が視界に入るらしく
靴に気づき また 号泣     くそー 失敗

そんなに嫌がる靴なのに
履いてくれる時があった
車に乗ると 履いてくれる
車が大好きでドライブが大好きだった息子
チャイルドシートには大人しく乗った
チャイルドシートに乗ると
なぜか 靴も履いてくれた

そんなんで 靴を履かせる時は
まず車に乗せ 靴を履かせ 町内をドライブしてから
車から降ろし お散歩させるという
非常に面倒くさい前ふりだった

それを続けていくうちに
ひとつの靴は受け入れるようになったんだけど
サイズが代わるたびに戦いだった・・・


ちょっと愚痴
その頃 夫は仕事ばかりだった
朝 出勤すると 帰りは10時過ぎた
なので一日中 息子と私の二人
知らない土地で 知らない人の中で
初めての子育てで そんな息子
よく壊れなかったな私・・・     丈夫でよかった



1歳後半
区でやってる子供相談に予約を入れる
おもいきって専門の人に見てもらうことする

そこでは 判断がつかず
児童相談所に予約を入れ ドクターの診察を受ける   ドキドキ なんて言われるかしらね


つづく



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生い立ち 1歳~気づき

2011年04月02日 | 息子の生い立ち
人見知りもせず
後追いもせず・・・

育てるのが 意外と楽だった 赤ちゃん時代を過ぎ

1歳~
 ←歩き出す前
周りの子供と比べると おっとり のんびりとした性格だった


歩き出したのが 1歳4ヶ月と遅いほうだったので
歩き出すと同時に もう走っていた


ここから息子の豹変が始まる・・・


毎日のお散歩は欠かさなかった

午前中 ベビーカーで公園に行き
近所のお友達と遊ばせようとするんだけど
その輪の中には 絶対入らない

ベビーカーを降りると同時に走り出す
大きな公園で 遊具もあり 大きな池もあり 小川も流れてる
息子はまず 小川の流れているところへ走った行き
ずっと眺めていた  遊具には興味なかった・・・
気が済むと走り出す 振り返らない

公園はスタート地点・・・

公園を出て また走り出す
止まるポイントは決まっていて
郵便局のスロープだったり
橋の欄干だったり
床屋のクルクル三色の前だったり・・・
道路のセンターラインの上もよく走っていた

前進あるのみ!!
毎日2キロは走る!    1歳で走る距離だろうか ポイント以外ノンストップ

絶対 手は繋がないし
来た道を戻らない
ベビーカーに乗らなきゃ家に帰らない

なので 私は毎日 ベビーカーを担いで 片道2キロ以上は走っていた


泣き方も酷かった
1時間2時間3時間 全力で泣く!
身体全体を使って泣く!!
抱っこすると 身を捩り すり抜けて 床にカカトを打ち付けて泣く
何をしても 泣き止まないのに しまじろうのビデオを入れると
嘘見たくピタッと泣き止んだ     もう訳が分からない
毎日毎日 泣き叫んでいた

そういえば 言葉が増えてない・・・

出かける時に必ずブロックの棒を持った

絶対離さない
オモチャよりも この棒が大切だった


取ると もの凄い癇癪を起こした

育てづらい・・・
なんか 違う・・・

気になりだして 色んな本を読んでみた
ネットで調べてみた

「自閉症」というのに なんだか当てはまる

でも 当てはまらない部分を探し
大丈夫 大丈夫と言い聞かせてる自分もいた


そのころ スイミングと体操の教室に通っていた

同じ年頃の子供達が それなりにコミュニケーションをとり
遊んでいるのに
息子は一人コンセントを調べていた

みんな着替えてるのに
息子だけ ズボンが嫌だとひっくり返って泣いていた
靴も嫌だと履かなかった
その嫌がり方が尋常じゃなかった

泣き叫ぶ息子を抱いて駐車場へ向かう
「この子 絶対おかしい!! なんか違う・・・」

あの時 私の中で 不安が確信に変わろうとしていた・・・


つづく



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生い立ち 誕生~1歳

2011年03月31日 | 息子の生い立ち
ブログを始めた時から
息子くんの生い立ちを書こうと カテゴリーは作ってたのに
なかなか書けずにいました
中学校入学前の この春休みがチャンスかな!?     ボチボチと
春休み中に書き終わればいいんだけど・・・       思い出として綴らせて下さい





1998年5月
十勝晴れの超快晴!! 彼は生まれました

私が臨月の時に 夫がSPR市へ転勤が決まりました
私は実家にお世話になり
夫は約2ヶ月の間 SPR市で単身赴任となりました

ちょうど息子が産まれる一週間前に義姉が出産したため
父と母は札幌の兄の所に行っていました

予定日より1週間早い 朝
陣痛が来ました
家には誰もいないので 
一人シャワーを浴び
一人朝食を食べ
一人荷物を持って
一人タクシーに乗って
一人病院に行きました

病院で待っていた看護士さんが
「一人で来たの!?」とビックラこいてました


初産なので夜遅く産まれるんじゃないかと
先生もおっしゃるので みんなのん気にしていました
夫は仕事終わってから来る予定だし

父だけが とりあえず 札幌から帰ってきてくれたんだけど
陣痛室に父親に居られても かえって気を使うんだよね
「ご飯食べたの?」「食べておいでよ」と
病室に また一人になった私・・・ あぁ気楽

そして夕方・・・

陣痛は結構強く来てたんだけど
「まだまだぁぁぁぁああ」と頑張ってて     己に勝つ!みたいに闘ってた
もうダメだとナースコールを押した時には
全開になってて
分娩室へ速攻移動!!
そして15分も経たないうちに 2回のイキミで
「すっぽーーーーーん」 と産まれちゃいました      安産!超安産!!
早すぎたみたいで みんなごめんなさーーーい



息子は よく飲み よく眠り・・・
ごくごく普通のスタンダードな赤ちゃんでした

初男孫ということもあり おばあちゃんが離しませんでした
いつもいつも抱っこしてました
もう少ししたら SPR市に行かなきゃならないし
まっ いいか 助かるし
そんな1ヶ月を過ごし

夫の待つSPR市へレッツラゴー
私 初めて地元を離れました


その頃の息子くん     きゃわゆい


2ヶ月を過ぎると
あんなに抱っこされてたのに
抱っこを嫌がるときがありました

授乳の時に抱っこを嫌がるんです
普通 赤ちゃんにとって至福の時なんじゃないの???
身をよじって 嫌がって 泣くことがあるんです   毎回じゃないけど
おばあちゃんと抱っこの仕方が違うから???   そんなこと普通ある?

首の座りは遅くて 再検診に・・・
ハイハイも10ヶ月の頃とやや遅め

単語は結構出ていたの
ママ マンマ ワンワン ブーブー などなどそれなりに

でも
一定の数から増えないんだよね
新しい単語を覚えると
前に言ってた単語が出なくなるの
指さしもしなくなってきたし


人見知りもしなかったし
後追いもしなくて
意外と赤ちゃん期はらくだったかな・・・

1歳になる頃 なんとなーく 嫌な予感はしていた
母親の勘ていうのかな・・・


つづく

  
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