Wonderful Days!

なんでも楽しむ。
そんな日常を綴っています。

飛騨高山が泣いた一日

2015-07-26 13:06:30 | 飛騨高山
夏。高校野球。
岐阜県では、昨日、決勝戦が行われました。
そして、斐太高校が、飛騨地方から初めて決勝戦に進みました。
飛騨高山が、大いに沸きました。


岐阜には、美濃地方と飛騨地方があり、
岐阜市がある美濃は、日本一の暑さを競う多治見があるほど、暑い。
飛騨は、雪国。
しかも、降った雪が溶けないので、アイスバーンの上に更に雪が積もる。
当然、練習できる季節が、とても限られます。


また、県大会が行われるのは、美濃地方。
暑さや湿度、気候があまりにも違う中での試合になります。
完全にアウェイです。


飛騨勢がこんなに活躍するなんて、夢のような話なんです。


斐太高校の決勝進出が偉業である理由は、他にもあります。


斐太高校は、飛騨地方随一の進学校。
公立です。
(ちなみに、飛騨地方には、私立は1校しかありません。)
飛騨地方で勉強が得意な子は、斐太高校を目指します。
野球がしたくて入る子は、いないでしょう。


甲子園で一回戦敗退が当たり前だった岐阜県勢が、
近年では、甲子園で成績を残すようになりましたが、
レギュラーに岐阜県民がいないということもあるほど、
美濃地方の高校には、愛知などの近隣から、有力選手が集まってきています。

斐太高校には、そんな有力選手もきてくれません。
飛騨人ばかりです。


また、飛騨地方は田舎で、大きな企業もありません。
野球部を強くするために必要なお金も人材も、不足しているはずです。


だからこそ、
飛騨中が、そして、各地に散らばる飛騨出身者が、
斐太高校の快挙に、大・大・大興奮させられました。


私は、自分でもバカじゃないかと思うくらい、飛騨高山が大好きです。
高山に帰って人に会い、町を歩き、自然を感じると、
本当に素晴らしい土地だと、何度も何度も実感させられます。


食べ歩きができる古い町並は、いつも掃き清められていてゴミもなく、
路駐してある車は、そんなに寄せるの?ってくらい遠慮がちに駐車されており、
「こんな田舎にわざわざ来ていただくんだから」という精一杯のおもてなしが、あちこちで感じられる。


そんな飛騨高山の人たちと一緒に、私も応援したかった。
みんなと一緒に感動の涙を流したかった。

斐太高、悲願の甲子園初出場ならず「感動をありがとう」「飛騨の誇り」地元の声


テレビで見ることすら叶わなかったけれど、
本当に元気と感動をもらいました。
これからも、感動を与える人、町でいてください。

もう惑わない

2015-07-09 11:29:22 | いろいろ
そんな歳になりました。
不惑の年。
不惑・・・今の自分にぴったりな言葉です。


最近、自分の中の色んなものが削ぎ落とされて、なんかスッキリしました。


楽しい人生、つまり、楽しい毎日を送りたい。
私だけでなく、家族も周りも楽しくて、
その場だけでなく、後にも続く楽しさで。


「楽しく生きたい」を軸にしてから、
「楽しいかどうか?」
が判断基準になるので、もう迷わなくなりました。

軸、大事。


去年の今頃は、まだあちこちが痛くて、
あまり笑えなかったし、「楽しい」ってどんな気持ちか思い出せませんでした。


今は、体のことも何でも、楽しく取り組んでいきたいと思えます。
ありがたい。
本当に。


今はだいぶ回復したけれど、5月末にリハビリで骨盤が悪化して、
「もう疲れたわ。痛みも病気も、リハビリも治療も。」となりました。


ビジネス書を読んだり、3年ぶりに帰省して貴重な出会いがあるなかで、
「自分の体のことは、自分が一番わかる」
と言えるところまで来れたんだなと思えました。


自分で良くすると決めて、いろいろ始めてから、
体温も上がり、体調も良くなって、元気が出てきました。

お灸、こんにゃく湿布で腎肝の手当、エクササイズ、ストレッチ、etc.
どれも丁寧に時間をかけるので、4-5時間かかります。
でも、これを毎日やらないと不調になるので、どれも欠かせない。

やっぱり自分の体は自分で良くしないと、と感じる毎日。
(時々プロの力を借りて、軌道を修正しながらですが。)


さあ、不惑の歳。
もう、惑わない。
家族と共に、楽しくやっていきます。