Wonderful Days!

なんでも楽しむ。
そんな日常を綴っています。

恐怖心に負けそうになった時

2008-04-29 11:33:56 | 般若心経
菩薩さまは心が安らかになる境地に至るべく修行をしていたから、心を束縛してしまう分別や妄想がなくなり、その結果恐怖心もなくなったそうです

菩提薩埵
依般若波羅蜜多故
心無罣礙
無罣礙故
無有恐怖

フォトリーディングのセミナーを受けて以来、自分の可能性を閉ざすようなものの考え方や、分別、恐怖心などを知らず知らずのうちに今まで身につけていたんだなぁと思うようになりました

さて、日曜日にフォトリ仲間のKちゃんに誘われて、Kちゃん仲間のアウトドアな冒険にNちゃんと参加してきました

八重桜がきれい~


なんだ、これは

富士山に登るための集まりとは聞いていたけど、
ま、ま、まさか。。。

Kちゃん、ロッククライミングに挑戦
(写真撮れなくて残念)
他の人たちも次々に挑戦

Nちゃん、高さ8メートルの丸太歩きに挑戦


木にささったU字型の鉄を上って、丸太まで到着~


渡ります


渡りきりました


降りるときには、グリコのポーズ


高所恐怖症のrabbitも、皆が挑戦している姿を見て挑戦することに
Kちゃんがカメラマンを、Nちゃんが命綱を担当してくれました

えーん。上に行くことも下に降りることもできません。調子に乗って「うちもやります」なんて言わなきゃよかった


えーん。ここでも動けない。。。泣いています


気長に見守り応援してくれる仲間たち、命綱を持ってくれているNちゃんとNちゃんを支える仲間たち、そして自分を信じて、いざ向かいます


なんとかゴールでグリコのポーズ


皆、ありがと~

その後、Nちゃんはむささびにも挑戦
 

芽生えてはつむぎ、そしてまた芽生えてはつむぐ恐怖心も、絶対無理だと決め付けていたことも、皆のおかげでなんとか克服できました。

恐怖心でどうにもこうにも身動きが取れなくなったときに頭に思い浮かべたのは、自分や皆への信頼と、もうひとつ。
そう。フォトリ関係者にはおなじみの「みかん(=みかん集中法)」です。

いつも心に太陽を
そして頭にみかんを

向上心の強い人ほど、気をつけるべし

2008-04-24 20:17:42 | 般若心経
「無智亦無得以無所得故」

煩悩を打ち消すための知恵や報酬というものは、得るものではない

「般若心経、『心の大そうじ』」では、自分自身の存在が変化し続ける「空」である限り、得たと思えるものでも得ているわけでなく、ただ単に自分の中身が変化しているだけだと説いています

昔、人生において、獲得と喪失は同時進行だなぁと思った時期があります
何かに一生懸命になっていれば、その分他の何かに目が行かなくなる。
気がついたら大事なものを失っていたという経験は、大なり小なり誰にでもあるのではないかと
獲得と喪失という考え方をするのではなく、自分の世界にあるものが変化した、般若心経ではそう説いているのかなと思います

何かに打ち込むときには、他の何かを犠牲にします。
それが目的なくだらだらとテレビを見ていた時間であれば、それを犠牲にしても後悔はしないでしょうが、家族と会話しながら食べるご飯の時間だったりすることもよくあると思います
何に使う時間やエネルギーを削っているかを意識して、できる時にフォローアップしていければ、多角的に自分の目指す姿に近づくよう自分を変えていけるのかな


楽しんだもの勝ち

2008-04-21 16:25:56 | 般若心経
次は、「無苦集滅道」の節です。

「何かと思い通りにさせたいと思う気持ちをなくせば道が開ける(苦集滅道)」
という考え方すら
空というフィルターを通して物事を見ればそうじゃないんだよ
と否定しています。

最初の方(2/20付)に、「苦」を彼岸へ渡して安楽の種に変えたという節を紹介しました。
今回の節で言っていることも、そういう気持ちをなくそうとするのではなく、別の気持ちに変えてしまおうという意味のようです

この週末、フォトリ仲間のNちゃんと一緒に芝桜が織りなす花じゅうたんを見に三田に行ってきました
せっかくなので、色んな予定を組み込むことに
1.es koyamaでスイーツを買う
2.「240坪ある大型本屋さん」でNちゃんが留学するときに使う英英辞典を一緒に 選ぶ
3.青空のもと、ピンクの花じゅうたんを眺めながらスイーツをほおばる

やーん。素敵~
な予定のはずが、
本屋で色々見ているうちに、結局もっと色んな種類の辞書が置いてあるNちゃんの自宅近くの本屋でもう一度考え直すという結論にいたり、気がついたらかなりの時間を消化している、という展開に。。。
やばい、このままでは花じゅうたんのお寺が閉まってしまい、「なーんだ、240坪の本屋って普通の大きさなのね」ということに気がつくためだけにわざわざ高速に乗ってきたことになってしまう

スイーツは後回しにして、大急ぎで花じゅうたんに向かうことに

なんとか開園時間内に到着~
なんだか色んなものがいてます


しだれ桜と水仙がきれい~


え?芝桜は?

「3-4部咲きです」と門番さんに言われたけど、入ってみると1-2部咲きでした。。。

目的達成できず

仕方なか。スイーツ屋さんは目的達成しなくちゃ。
というわけで、これまた時間帯を気にしながらes koyamaへ
http://www.es-koyama.com/index2.html
素敵なお店や工房に、たーくさんの人々が群がっておりました。
そして、
スイーツは買えたけど、名物のロールケーキは売り切れでした。。。


今回は「ザ・下見ツアー」ということになっちゃいました。
最初の目的は達成できていないけど、笑いに笑った三田へのドライブ
思い通りにいかなくっても、楽しめればOKなのです

ちなみにこの後も、
行こうと思ったフレンチ屋さんはいっぱい。
路線変更して、焼肉屋でお肉をがっつり

「まだ19時台だから、飛行機のおなかを間近で見られるという空港近くのスポットに行こうよ~」
と、空港まわりをぐるぐる、迷える子羊状態
1時間半かけて漸く発見

更に話に花を咲かせていると、空港のライトが消えていく。。。
どうやら飛行機が降り立つ時間帯をとうに過ぎていたようです

あー、楽しかった

年をとるのは怖いですか?

2008-04-16 12:33:45 | 般若心経
エミリー・ウングワレー展を見に行った日に、ちょうど「心の大そうじ」本の老いに関する節を読みました

乃至無老死亦無老死尽
「心の大そうじ」本では「乃至」の解釈の仕方について色々書いてありますが、わかりにくいので「空」という概念から次のように解釈してみます

「(『まだまだ』と思うことをなくせど、そう思うことが尽きることはなく、
また、何事も固定のカタチはないと考える『空』の概念を通すと)
老いや死は存在することも、尽きることもない」

自分を年寄りだと感じる人には老いは尽きないし、そう感じない人には老いは自分の中に存在しない。
「死」に対しても考え方次第
そんな感じでしょうか?

エミリー・ウングワレー展では、彼女が歌を口ずさみながら一定のリズムでゆっくりと線を筆でひいていく映像も公開していました
その姿には、私たちのおばあさんが家でこたつに入って編み物をしている光景を見るのと同じような感覚を受けます。
そして、彼女の顔には年齢相応の皺が刻まれています。
でも、絵にカタチを変えて表現する彼女の内面の世界は、老いという言葉を全く想起させないものです
彼女が描く作品の多くは、彼女そのもの=彼女が守るべき自然の恵みです。

外見は年とともに変化していきますが、内面世界に「老い」という概念を持たないことは可能なんだなと、彼女が青空のもと作業している光景を見ながら思いました

番外編 言葉を使わない哲学

2008-04-14 20:26:20 | 般若心経
色彩の美しさ、幾何学的な線を駆使したモノクロの大作品
エミリー・ウングワレー展を見てきました
http://www.emily2008.jp/viewpoint.html

見始めてすぐハートを射抜かれました

80歳を目前にして描き始めたというエミリー・ウングワレー
亡くなる2週間前の3日間で24点も描いたという彼女の最後の作品は、とても言葉では表せない一枚でした。
不安を超えた穏やかで、全てを包み込むような、天に召されていく人の強さ・温かさと悟りの境地
自分の心の中にすぅっと入ってきて感動を植えつけていく、そんな作品でした

大地、そして大地が育むヤムイモなどの植物、生活を支える動物
それら全てを自分と一体化して考え、また、それらを敬う気持ちが全ての作品から溢れ出ていました

アボリジニーの文化に触れてみると、大地を讃えるという概念が自分に欠落していることに気が付きます。
「エコ」という言葉がここ何年もはやっていますが、どれくらいの人たちが大地を頭に思い描くのでしょうか?
アスファルトで覆われ、たくさんのビルに踏み潰されている私たちの大地。
なんだか悲しくなります

もっとアボリジニーの文化について知りたいです。
芸術は哲学、つまり、作品に表れるのは作者そのもの、そう思わせる美術展でした

花が咲くように笑う

2008-04-13 22:41:26 | 般若心経
まだまだだなぁと思うことを克服したのに、そこで漸く気付くもっと根本的な課題
見つけたことありませんか?

ある日何気なくテレビを見ていたら、香取慎吾君が竹内結子さんに「あなたは花が咲くように笑う」と言っていました
素敵な台詞だなぁと思っていると、ある友人の笑顔が思い浮かびました。
彼女の笑顔にはその表現がピッタリあてはまるからです

彼女と出会って初めて気付いたことがあります。
頑張らないことの美しさです
rabbitは、何かを得るには頑張らないといけないとずっと思っていました。
周りにも頑張っている人が多かったこともあって、だから何を頑張ったらよいかわからずただ楽しんで日々を過ごしていると、なんだか不安になりました

ある日、彼女が自分は特に何も頑張っていない、周りもそうだし、皆目の前のことで精一杯だと思うよ、と。
その時は、環境や生い立ちが違うからそんなもんなのかなぁと思っていましたが、ある時気付きました
頑張っていると自覚して必死になって壁を乗り越える人と、壁の存在にすら気付かず自然に乗り越えてしまっている人がいることに。
何でも壁を作らず受け入れて一歩一歩進んできた彼女だから、花が咲くように笑うことができるんだろうなと、遅ればせながら気付いた訳です

頑張ってきたから漸くここまで来れた
そう思えるようになって初めて気付く盲点

亦無無明尽
まだまだだと思うことは尽きないですね

妙心寺のたわわに咲いた枝垂れ桜と丸い花びらがかわいい山茶花↓
         
  

自分、まだまだっす。

2008-04-10 14:51:08 | 般若心経
そう思うこと結構ありますね
そういう状態のことを、仏教では「無明」というそうです

ちょうどそのくだりを読んだ日に、自分はまだまだだなぁと思った瞬間について親友がブログを書いていました。

まだまだと思えるということは、
1.それまで自分なりに克服してきたと思えるものがある
2.何をどうしたらよいか考える余地がある
3.考えたことを実行すれば、「無無明」となる

誰しも、「あー、あの頃は若かったなあ」と思うことはあるはず
「無無明」の境地に至った頃を振り返って、さらに「あー、あの頃は若かったなあ」と思うこともあるはず
何度も繰り返して、そしてゴールを設定しては軌道修正して、一歩一歩自分のなりたい姿に近づいていくんだろうなあ。

なので、rabbitもまだまだと思った時には「こんな自分になりたい」とポジティブなイメージをしてみることにしました
イメージしたことは潜在意識(=データベース)の中に保存されるらしいですよ
顕在意識が状況に応じて潜在意識の中に保存されているデータを取り出し、物事の判断を下したり、感情をいだいたりするそうです。
だから、ポジティブなイメージをデータベースに沢山蓄積しておけば、自分の目指す姿に近づきやすいらしいです

番外編 フォトリーディングセミナーに参加してきました2

2008-04-07 20:50:48 | Books
二日目ももちろんランチはお花見です
今日は人数がかなり増えました
皆一方向(ちょっと離れた桜がある方)に向いて座ってお弁当を食べている姿は、ちょっと笑えました。

2日間にわたる土日の長時間セミナーの後にも関わらず、また飲み会
楽しかった~


えー、高額なセミナーに出て「楽しかった」としか言えないのかという感じですが、楽しく学ぶというのは継続したり上達する大きな秘訣だとrabbitは思うのです(言い訳っぽいですが)

教室を満たすポジティブできらきら光っているような不思議な空気は、初めての感覚でした。
これからの訓練次第なので、仲間の皆さんの力を借りながら、一歩一歩積み重ねていきたいと思っています

フォトリーディングは「ぱらぱらと本をめくって画像として文字を捉えて概略を得る」というステップが一番知られているため胡散臭いイメージを少し(少しだけです)抱いていましたが(フォトリーダーの皆様、失礼)、
「本に何が書かれているのか?」「著者が言いたいことは何なのか?」という受動的な読み方を、
「自分が欲する情報にどう答えてくれるか?」というポイントを短時間でつかむ能動的な読み方に変える方法だと思います

受講してよかったー

番外編 フォトリーディングセミナーに参加してきました

2008-04-07 17:07:02 | Books
この週末は般若心経から離れて、フォトリーディング

待ちに待った二日間セミナーの1日目。

でも、
高額だし
画像として文字を取り込むってのもなんだか胡散臭いし
体験者リポートはやたら皆ハイテンションだし
大丈夫かなぁとちょっとドキドキしながら会場へ

起業志望のおじ様たちばかりが参加するのかと思っていたら意外や意外、
同世代の人たちが沢山いてました

「よかったー。普通の集まりじゃん。」
そう思ったのは、rabbitだけじゃないはず

ランチタイムには駅近くの広場の桜の下でお弁当を食べました
見知らぬ人たちがセミナーで集まってもそんなに仲良くなるイメージはなかったのですが、
笑顔200%の先生が作り出すクラスの効果か、
バイタリティー溢れる人が沢山集まっている効果か、
皆すぐに打ち解けて、色んな話で盛り上がりました

一日目のセミナー終了後は皆でお食事会
先生に質問したり、ざっくばらんな話をして、年代も業種も超えて各テーブルで盛り上がりました

とても初めて会った人ばかりの集団とは思えない意気投合ぶりにびっくりです。
楽しかった~

振り返って見る景色

2008-04-03 12:27:03 | 般若心経
「空」というフィルターを通して物事を見ると、
見えているもの、感覚、想像、心の作用、意識
それら全部、絶対的なものはないですよ
というフレーズを受けて、

外的刺激を受ける器官である「目、耳、鼻、舌、皮膚」
それら器官が認識する「物体、音、香り、味、触感」
それを受けて何かを思う心の領域「眼識界、耳識界、鼻識界、舌識界、身識界、意識界」
これらは永遠不滅であったり固定のものであるわけでないから、固執すべきじゃないんです
というくだりが
無限耳鼻舌身意
無色声香味触法
無限界乃至無意識界
です。

早い話、自分で見たことや体験したことが真実とは言い切れない
時間をおいて考えたり、他の人から見たらまた違ったものの見方ができる
そういうことのようです

「それって本当はどうなん?」
「本当は何があったの?」など
誰しも日常のなかで思ったことがあると思いますが、
どんな角度から物事を見るかで違うんでしょうね

そういえば、景色のいい所を歩いている時にふと振り返って今来た道を眺めてみると新鮮な感動を覚えることがありますね。
今は桜の花盛り
そんな楽しみ方もしてみようかな