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ゆうちょ銀行ワンタイムパスワードカードの電池を交換する

2025-04-18 18:00:00 | 
ワンタイムパスワードの電池切れ警告」で、ゆうちょ銀行のワンタイムパスワードカードに電池切れ警告が出た。2008年2月に入手したので約7年で電池切れとなる(公式には、5年と言われている。ほとんど使わなかった為と思われる)。
ゆうちょ銀行では、ワンタイムパスワードカードの更新に¥1650円かかると記載されている。
この記事「[Fixed] Digipass battery replacement.」(DIGIPASS 275)に触発され、電池交換を試みることにした。海外のMUFG(Mitsubishi UFJ Financial Group, Inc.)が発行した「ワンタイムパスワードカードの分解動画」も参考になる。

[Fixed] Digipass battery replacement.」を参考に作業手順を作ると
電池交換手順
手順1: 裏シールを剥がす
手順2: 電池ホルダー端子を切り出す
手順3: バックアップ電池にリード線をはんだづけ
手順4: バックアップ電池を電池ホルダー端子にはんだづけ
手順5: 動作確認
手順6: 電池ホルダ切断
手順7: 電池交換
手順8: 電池ホルダのはんだづけ修復
手順9: バックアップ電池の取り外し
手順10:最終動作確認


ゆうちょ銀行のワンタイムパスワードカード
数字1でワンタイムパスワードを表示。今回は、電池切れ警告が出ない。室内温度が上がった影響か?
いずれにしても電池切れ警告表示条件近くにいるのだろう。

手順1: 裏シールを剥がす
概ね50%くらい剥がす。粘着物は、シールはがしで除去した。

手順2: 電池ホルダー端子を切り出す(ボディーを切り剥がす)
ニッパーとOlfaカッターで本体プラスティックを剥がし取る。ニッパーやカッターは、金属なので、内部に隠れている電池ホルダーの端子同士を接触しないように十分な注意が必要。電池につながる「+」と「ー」を金属で接触させないことが重要。「ー」端子部を剥離する時、特に注意が必要。

新品の電池(CR2016)(バックアップ用と交換用の二つ)
電池は、リチウムボタン電池 CR2016を二つ。1つは、バックアップ電池として使用。二つ目は、交換用の電池。パッケージから出した直後は、無負荷で3.24Vだった。

手順3: バックアップ電池にリード線をはんだづけ
電池にはんだづけする線材は、「+」と「ー」が接触しないように少し長さを変えておく。はんだづけは、速やかに行い、リチウム電池を長時間加熱しない(てんぷらにしない)こと。はんだづけ経験が少ない場合は、電池ホルダーを使用するのが安全。

手順4: バックアップ電池を電池ホルダー端子にはんだづけ
「Lo-batt 2」が出たり出なかったりの状態で2.85Vだった。バックアップ電池をはんだづけすると本体電池電圧に近い2.86V位になる。バックアップ電池のリードをはんだづけする時、ハンダゴテの先で電池の「+」と「ー」を接触しないように十分気をつけることが重要。

手順5: 動作確認
数字の1を押し、ワンタイムパスワードを表示させる。問題なく動作。概ね成功です。

手順6: 電池ホルダー切断
本体電池を取り出す為、電池ホルダーをニッパーで切る。薄い金属なので容易に切断出来る。

手順7: 電池交換
電池は、ホルダーと本体ケースでしっかりと固定されているので簡単に取り出せない。本体と電池部の隙間に時計用のマイナスドライバーを差し込み電池を外に引き上げていた。バックアップ用電池が接続されているし、動作確認で問題が無かったので安心し切っていた。ボタン電池CR2016の「ー」側と外周部の「+」側に隙間は殆ど無い。電池を引き起こす時に、この部分へ金属製の時計ドライバ先が接触したのだと思う。

リブートして初期化される。。。失敗!。。。

ワンタイムパスワードカードを失う。。。
「覆水盆に返らず」

プラスチック製のスクレイパー等でボタン電池の引き起こし取り出しを行い、「+」と「ー」端子の接触を防止する。
手順8、9共にはんだごて先やクズハンダで「+」「ー」端子の接触に十分注意する。


みずほ銀行のワンタイムパスワードカード
みずほ銀行のワンタイムパスワードカードが届き(申請後、土曜日曜を挟み2日)、新しいカードに切り替える。
取扱説明書(2024年11月10日現在)に従い、新しいワンタイムパスワードカードを登録。古いカードは、廃棄なので、このカードでも電池交換を行ってみた。「LASt」表示で、電池電圧2.75Vだった。

バックアップ電池接続後、手順5の動作確認でリブートした。
電池電圧が0.8Vに下がっていた。本体電池が「LASt」表示条件まで下がると一気に電池寿命を迎える事があるようだ。
CR2016リチウム電池の特性
電池ホルダーの右横本体樹脂を削り、横からボタン電池の抜き差しが出来るようにしてみた。

新しい電池を挿入して「OK」ボタンを押す。
左上から右へ、右上から左下へ、左下から右へ、最後に30秒ほどでオフ
ゆうちょ銀行のワンタイムパスワードカードもリブート後は、同じ動作。
新品のCR2016だと「bAtt 77」と表示される。

 


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