セリカ魂

「初代セリカに乗りたい!」
celica_himeji-ra25@yahoo.co.jp

映画「TENET」を観て来た(ネタバレ)

2020年10月12日 22時44分54秒 | つぶやき

10月12日(月)
「難解過ぎる!」と話題の映画「TENET」を観て来ました。
劇場に入ってびっくり、誰も居ない・・


自分が早く来過ぎたみたいで後から約10人が入場。
座席は前後左右に空席が出来るように販売されています。
ゆったり映画を鑑賞するなら今がいいかもね。

《以下ネタバレします》
パンフ読んで初めて主人公が「名もなき男」と知った。
そういや彼、名前呼ばれてないか・・(;'∀')
空港の保管庫に現れた二人の男。
名無しとニールを相手にした攻防は一進一退の互角。
「これって相手は自分なんじゃね?」
死角でニールがマスクを剥いだ相手はニールでは?
実際には「二人とも名無し」だった訳ですが。
現在と未来の「本人」が同じ時間に居るのでは?
浦安鉄筋家族を見た直後なのでそう思ってたw

ニールはキャットの息子・マックスなのでは?
そう思ってたらパンフで山崎監督も同じ意見だった。

名無しが最後にプリヤを撃ったのはなぜ?
約束を守らずキャットと息子を殺そうとしたから?
てかなぜキャットらを殺す必要が?
自称黒幕のプリヤの上には真の黒幕・名無しが居る。
自分の支配下にあるなら命令すりゃいいじゃん。
後部座席の名無しは真の黒幕になる前だから?
10分挟撃作戦から数十年を掛けて真の黒幕になるはず。
その名無しとこの名無しは別のタイムラインか?
ここで未来が分岐するとか?
ケルヴィン・タイムラインみたいに?(;'∀')

ニール格好いいね!
名無しを助ける為に、自分は死ぬと分かっているのに、
再び逆行して行くニールの姿にジーンとした。
彼にはインターステラーのアンハサウェイが重なる。
間違いなくこの作品で一番の愛すべきキャラ。

「二度は観るべき!」と評判。
確かにその通りですね。
「メメント」に通じるエッセンスも感じられて楽しかった。
ただこういうタイムトラベル的なストーリーは世に多い。
過去から数多の作家が使い古して来たジャンル。
映像の見事さでそれらとは一線を画した傑作ではある。
でもストーリーの「驚き」という点では物足りなさも。

名無しとニールの別れがラストでも良かったのでは?
「え、ちょっと待って。ニールどうなる?」
名無しを救う為に死ぬことを躊躇しない決意。
それで終わって欲しかったなぁ。
或いは、自分的に好みのラストはこんな感じ。
ニールは過去に逆行して名無しと一緒にミッションを。
やり遂げると又過去へ逆行するのだった。
それは、永遠に終わる事のない無限ループ・・

映画本編で理解出来なかった部分はパンフに詳述されていた。
ネットの解説ページも幾つか見たけどほぼほぼ同じ内容。
がっつり探せばもっと気付かぬ「驚き」があるのかな?

時間の流れ。
個人的には時間の始まりはビッグバンだと思います。
遥かな昔に起きた爆発で宇宙が生まれた。
爆発の内から外へ向かい膨張する広がりが時間なのでは?
既に膨張の速度は緩やかになってていつか収縮へ。
収縮するということは時間が逆行するのでは?
その流れの中では死者が甦る。
聖書など予言の書に記された審判の日はそれを暗示とか。
いやぁ、時間モノのSFって好きだなぁ(;'∀')



最新の画像もっと見る