クローン病患者の生活

クローン病とは難病(特定疾患)であり、クローン病患者である私の生活を書きたいと思っています。

Vol.21 クローン病患者の生活

2007-06-24 | Weblog
今まで何度も入退院を繰り返してきました。これからも避けることはできないことです。
今までの入院の中でトラウマになっていることがあります。
「宗教」です。
日本では「宗教」=「けむたがれる」ような風潮があります。欧米では逆みたいですが。
私自身は「信仰の自由」は法で守られているのでいいと思います。
当時の彼女はある宗教にハマっていました。この表現は適切ではないですが。
私は
「宗教はやらない」
と彼女にはっきりと伝えていました。
しかし、いろんな所へ連れて行かれたり、話を聞かされました。
この
「話を聞く」
が厄介なんです。
私一人に対して数人がかりで宗教に入れようとするのです。
当然私はブチキレます。
「話を聞くだけと言うから来たんだぞ」
彼女が泣こうが、すがりつこうがおかまい無しです。
そこで彼女と約束をしました。
「オレに宗教の話はしない」
と。
しかし入院中、執拗に私を説得し始めたのです。またまたブチキレます。
「帰れ」
と。
彼女は泣きながら帰ります。宗教は自由ですが強要するものではありません。
宗教団体の典型です。体が弱っているとき、心が弱っているときに勧誘してきます。
入院中の私は心身ともにクタクタでしたので、彼女の宗教話でさらにめいってしまいました。
「トラウマ」です。
私に宗教話をすると私は
「凶暴」
になります。

気をつけてください。

Vol.20 クローン病患者の生活

2007-06-24 | Weblog
クローン病である私は、20代半ばに結婚が破談になったことがあります。
相手方の家に行きクローン病がどんな病気なのか、しっかりと説明したうえで認めてもらいました。
それからは式場の予約などいろんなことを彼女と話し合いながら進めていました。しかし数日後電話で彼女がはっきりしない話をしたので、私は
「親父さんと変われ」
と言い、話を聞きました。
これがまた親父さんも「モジモジ・・・モジモジ・・・」。
私は相手の言いたいことは解っていましたが、あえてキレました。
私:「はっきりと話せ」
親父さん:「悪いが娘とは結婚させれない」
私:「なぜ」
親父さん:「君の体は・・・モジモジ」
私:「ちゃんと話しただろ」
親父さん:「そうだが・・・」
私:「差別か」
親父さん:「・・・いや・・・そうじゃない・・・」
後に彼女から聞きました。
私が挨拶に行ったあとに親族の看護婦から
「絶対結婚しちゃダメ、絶対苦労する、将来がない」
と猛反対されたそうです。
看護婦の言い分は間違いではないと思ってます。
私が気分を害した理由は順序がバラバラだったからです。挨拶に行ったときに保留してもらって、この結果なら私は何も言わなかったでしょう。
それ以前に彼女から本当に愛されていなかった事実がショックでした。
彼女や親族、家族を責める感情はありませんでした。
人は誰でも「自分が一番」ですから。

結婚破談経験2回あります。似たような内容です。