boutie ☆-ブティ-

気が向いた時、気儘に更新。ハンドメイド(パッチワーク・タティングレース・いろいろ)と日々の雑感、備忘録。

富岡製糸場に行く(下調べ編)

2014-10-16 | お出掛け

有りがちな日帰り旅行で富岡製糸場に行くことになり

お出かけの前 予習することに…

都合よく ジパングの冊子に載っていました

(話題が旬ですから、TV番組、案内書、下調べは困難ではありません)

解ったことは…

明治政府は明治3年に外貨獲得と製糸産業の近代化を目指し大規模官営製糸場を

富岡の地に建設を決定し、フランス人技師のポール・ブリュナが建設を任され

る。

そして、明治5年東西200m、南北300mの広さを持つ富岡製糸場が創業。

東繭倉庫は木骨煉瓦造の2階建て、柱や梁に木材を使い、壁に積まれた煉瓦は

ブリュナの指導で埼玉県深谷の瓦職人が思考錯誤しながら作ったもの。

この工場で働く工女は 全国から集められ、士族の娘を中心に500人の

少女たちが学び暮らした。故郷の製糸場で指導者となる使命を帯びて派遣された

元祖キャリアウーマンの卵とも云えそう。

明治6年から17年までに延3476人が在籍した記録が残っていると云う。

在籍期間は最長3年、全国には「金沢製糸場」(石川県)、「室山製糸場」

(三重県)など、富岡製糸場をモデルとした製糸場が作られ、工女たちが身に

つけた製糸技術が故郷に帰り生かされたと云う。10年余りで600以上の

製糸場が作られたと云う。

工場は昭和62年まで115年にわたり操業していた。

以来年間1億円余りの管理費をもって維持されていたと云います。

だからこそ、世界遺産に認定されたんでしょう。

熱い心を感じます。

現地に行って やってみたいのが 繭から糸をくること

お試しなんて できるのでしょうか?

冒頭の版画は富岡私立美術博物館蔵の錦絵

「富岡製糸場工女勉強之図」

(ジパングから)

当時の女性としては珍しく動き着やすい袴を着用して

赤いたすきと高草履が最も技量の高い一等工女

ランクをつけ、工女の対抗意識を煽り

生産力を高めようとした事が伺われます

明治の女性の心意気のオーラを浴びてくるとします

繊維と聞くと、野麦峠をイメージしてしまうけど

この富岡製糸場は全く異なる

日本の経済をしょって立っているという自負と責任感

日曜休日制、月給制でボーナスも

あまり日に当たらず蒸気に蒸されるうえ、毎日入浴し装いも

整えていた工女は、一般女性とは比べ物にならない位

別嬪さんが多かったとか

工女らは自由時間にフランス人教師らの指導で白粉で化粧を…

身だしなみも富岡製糸工女の誇りだったようだ

明治の時代のキャリアウーマンの職場を見学してくるとします

土曜日18日・行ってきま~す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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カードケース(インデアンチーフのパターン)

2014-10-16 | パッチワーク・キルト

今月のパッチワーク教室の宿題はカードケース

インデアンチーフのパターンを二つ並べたデザイン

既製の透明のカードケースに キルトのカバーを作るイメージ

昨年あたりから買い集めていたリネット アンダーソンさんの布

小物だから 配色は悩まず決定

ただ…

カードケースは一定の形があり

パッチワークを施すと、縫い縮みがあり 寸法通り出来上がるのが困難

やはり…です

縮んでいます

縫い直すのが苦手な私

パンドラの匣開けてしまいました

つまり、蓋部分を1.2cmほどカットする

安易な道を選びました

それに、留め具を革製にするつもりだったけど

バランス悪くなったゆえ

ボタンで留めつけるようにしてみる

カードは沢山入るのでご機嫌です

 

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