人生は上々だ

管理人ののんべんだらりとは言いがたい日常を、のんべんだらりと綴るサイト。タイトルは自己暗示。

ヤの如し(前編)

2005-09-13 20:48:41 | Weblog
月日が経つのは本当に早いもので
既に山々が錦に彩られる間際となっております。
くぉーつです。
ゲイジュツの秋です。

子供の頃は本当に一日が長く
10年なんて永遠のように感じておりましたが
今は1日、1週間、一ヶ月
本当にあっという間に過ぎ去って行きます。
いつの間にか大人になってしまった
という事でしょうか。



(訳:本当に放置しまくりの1ヶ月でした。ごめんなさい。)


お詫びという訳ではありませんが、
今日はひたすらに長いです。
ご容赦を。




9月9日(金)

今日は遠方より葉月姐さんが上京されるとの事で
仕事に千切っては投げられしつつ
なんとか東京へ到着。

待ち合わせは新宿アルタ前
お洒落な感じだ。

おされオーラに気後れしつつ
先に合流していたrenaちゃん、えせ浜氏、葉月姐さんと落ち合う。
ちなみに葉月姐さんの第二声は
「老けましたねー」だった。

とりあえず飲むことに。
マッコリ(韓国のどぶろく)飲みたいとの我儘を聞き入れていただき
韓国料理の店へと赴く。

んまい。
ここぞとばかりに飲み倒す。

その後renaちゃん宅にて二次会となったが
ここでもマッコリを飲み倒す。



酒はお口の潤滑油。
ある事ある事世界初めて物語など
実に余計なことが口から流れ出る。





忘れてください。




ふと気付くと既に6:00。
就寝。












9月10日(土)

起床:8:30。

社会人になったなーと
我ながら感心する事しきり。


やることが無いので
「絶望に効く薬」(山田怜司 著)
を読む。

面白い。

あまりに面白いので、
思わず14:00頃まで読み倒す。
東京まで来ているというのに
実に優雅な時間の使い方だ。


このまま夜までまったりするのは
流石に勿体無いので外出。

行き先は?

秋葉原。


いつもの事だ、気にするな。






秋葉原到着。

行き先は?

メイド喫茶。


いつもの事じゃない、気にするな。






とりあえず以前(6月29日)行ったところへ向かおうと
先頭切って歩くものの、
やはりと言うか見つからない。
代わりにRoyalMilkという店を発見
早速行ってみる。

すると
現在満席となっておりまして
電話で連絡するのでお待ちください
と言われた。

中々気の利いたサービスだと思う。


適当に辺りをふらついた後
電話があったので店へと向かう。


入店。



「お帰りなさいませご主人様、お嬢様。」


さすがです。


メニューを見ると
食べ物、飲み物ともにそれなりに充実している。
その中の幾つか
カクテル、オムライス、パフェ等の下に
「お好きなメイドをお選びください」
と書いてある。

ここはやはり選ばなければならないだろうと
オムライス選択を決定したのだが、
いざ注文となった時に口から出てきたのは
パフェとアイスコーヒー。

すんません、寝てないんです。


周りの指摘で
普通に忘れていたことに気付いたので
再度メイドさんを呼び
オリジナルカクテルを注文。

「この『お好きなメイドをお選びください』ってのは?」


「はい、それぞれオリジナルのカクテルをお作りします。
 どの娘でも作れますよ。」



一しきり悩んだふりをした

「ではあなたで。」
と返答。

気のせいか隣の視線が痛い。



しばらくすると、アイスコーヒーとパフェが到着。

「シロップはお入れいたしますか?」

「お願いします。」

「ミルクはお入れいたしますか?」

「ん~、お願いします。」


ちなみに私がブラック派なのは気のせいだ。


うず高く盛られたパフェと
甘さが心に苦いアイスコーヒーを堪能していると
グラスとシェーカーを持ったメイドさん登場。

目の前で華麗に、とはとても言いがたい感じで
シェーカーが振られる。
思わずシェーカー指南しようと思ったものの
あまり目立つ行動は控えることにする。


今更とか言うな。


ここでメイドさんに質問
「ちなみに何ベースですか?」

「すいません、分からないんです。」

ここでグラスに注がれるオレンジ色の液体。

「ちなみに何味のカクテルなんですか?」

「すいません、分かんないんです~。初めてなもので。」

「分かんないのかよ(笑)!」

思わず三村ばりに突っ込む。
「どの娘でも作れます」と言ったが
それは作れるとは言わないのでは、と思うのだが。


メイドさんが退席した後
カクテルを一口飲んでみる。


これは・・・・・・。


ふと気付くと
不安そうな顔でこちらを見つめるメイドさん。

「大丈夫、美味しいですよ。」

もはや条件反射である。



実際はどうかと言うと
味はスクリュードライバー、のようなもの。
問題はそこではない。

濃いのだ。
とても昼間から飲むようなアルコール度数ではない。

そして目の前には
パフェとアイスコーヒー。
絶妙なミスマッチである。


そろそろ時間という頃には
酔払い1名生産。

会計の際に
途中で小銭を何枚渡したか分からなくなり
メイドさんの掌の上で確認する。

「えろ~。」
との声が飛ぶが、本当に酔ってたんですってば。



店を後にし、
三国志大戦の大会があるとの事で
一旦えせ浜氏、renaちゃんと別れる。


すると
「じゃあ行きますか!」
と言ってある方向へ颯爽と歩き出す葉月姐さん。
明らかに歩く速度が速い。

先程メイド喫茶で
「羞恥プレイ」
という単語を耳にした気がする。



何だろう、とても嫌な予感がする。




次回へ続く。