「脱小沢」×「反小沢」 花巻市長選あす告示 河北新聞 より
花巻市長選は19日、告示される。現職の大石満雄氏と、新人の会社役員上田東一氏。大石氏は同市などを選挙区とする小沢一郎氏がいた民主党の推薦を受けたが、今回は「市民党」を掲げ戦う。
上田氏陣営は「この選挙は小沢対反小沢の戦い」と強調。反小沢勢力の結集を目指しており、激しい一騎打ちになりそうだ。
大石氏は、経験と高い知名度が武器。22社の企業誘致に成功し、財政再建などの実績を訴える。
上田氏は大手総合商社勤務などを経て、帰郷し家業を継いだ。地域活動にも力を入れ、周辺では国政、地方を問わず選挙のたびに推す声が上がっていた。「現市政には市民の声が十分反映されていない」民間で培った経営感覚を強調する。
大石氏陣営は生活の党2県議が加わるが、政党推薦を受けずに戦うのは初めて。政党色を打ち出さない戦略。上田氏は自民、社民両党の支持を受ける。前復興相の平野達男参院議員や「いわて県民クラブ」の県議、共産党系市民団体も支援に回る。
陣営の県議は「市長選は知事選の前哨戦」とも指摘する。花巻市長選は26日投票。有権者は8万3631人。
花巻市長選は19日、告示される。現職の大石満雄氏と、新人の会社役員上田東一氏。大石氏は同市などを選挙区とする小沢一郎氏がいた民主党の推薦を受けたが、今回は「市民党」を掲げ戦う。
上田氏陣営は「この選挙は小沢対反小沢の戦い」と強調。反小沢勢力の結集を目指しており、激しい一騎打ちになりそうだ。
大石氏は、経験と高い知名度が武器。22社の企業誘致に成功し、財政再建などの実績を訴える。
上田氏は大手総合商社勤務などを経て、帰郷し家業を継いだ。地域活動にも力を入れ、周辺では国政、地方を問わず選挙のたびに推す声が上がっていた。「現市政には市民の声が十分反映されていない」民間で培った経営感覚を強調する。
大石氏陣営は生活の党2県議が加わるが、政党推薦を受けずに戦うのは初めて。政党色を打ち出さない戦略。上田氏は自民、社民両党の支持を受ける。前復興相の平野達男参院議員や「いわて県民クラブ」の県議、共産党系市民団体も支援に回る。
陣営の県議は「市長選は知事選の前哨戦」とも指摘する。花巻市長選は26日投票。有権者は8万3631人。