四級猫       .      .

猫の目観察レポート、地球にて。(社会的地位、犬より下 ゴキブリよりは上)

アジア工業国の非婚化は日本以上

2011年09月03日 | リンク
アジア工業国の非婚化は日本以上に進んでいる2011.08.31

・・8月下旬英エコノミスト誌・・「激変するアジア社会:結婚しない女性たち」・・2004年の合計出生率は日本が1.29・・韓国1.16・・台湾1.18・・シンガポール1.24・・香港0.93・・アジア工業国低い状況です・・人口維持には2.1が必要・・1960年代に「2」台に落ちていた日本・・他の諸国は・・1970年末「2」台に突入・・21世紀に入って日本を下回っていく・・

 英エコノミスト誌「多くのアジア人は結婚を先送りしているのではない。一生結婚しないのだ・・日本では、30代前半の女性の3分の1近くが未婚・・その半数は今後も結婚しないだろう・・台湾では、30代後半の女性の5分の1以上が未婚・・その大部分が一生独身だ」「・・40~44歳の女性の未婚率は、タイのバンコクでは20%・・東京では21%・・シンガポールでは、この年齢層の大卒者は27%が結婚していない」「アジアで起きている結婚からの逃避は、現代の女性が大きな自由を享受できるようになった結果であり・・それ自体は祝福すべきことだ」と指摘・・しかし、結婚できない男性を大量に生み出し、非常な速さで高齢化社会に突き進み・・

・・「超低出生国・・合計特殊出生率が1.3以下と極めて低い・・国のこと・・この状態が続くと1世代(約30年)後には、人口が・・40%減少する・・」アジア工業国は軒並みこれに該当・・中国も経済発展が著しい地域では出生率低下が・・「上海に隣接する江蘇省・・ 1人の女性が生涯に産む平均子ども数・・は1.0・・

 ・・「オーストラリア国立大学教授・・『結婚している割合が低い・・子どもに掛かる直接費用が高い・・女性の間に家族よリキャリア・・という意識が強い・・』と指摘・・」「東アジアは・・男児の場合は『成功主義』が影響して・・子どもの成功が親の社会的評価につながることから、教育に多くを投資している・・その結果として『数』より『質』ということになり・・出生率の低下につながる」・・出生の回復は困難・・子どもへの投資が日本でも深刻な負担に・・生まれてから自立するまでの歳が「1984年は24歳・・2004年には26歳に上昇・・」「この期間のコストを働き盛りの30~49歳の平均年間労働所得から計算すると、約13年間分の給与が必要・・」

 出生率低下が進んで人口増加が早く終わってしまうと、社会が富む前に高齢化してしまう・・15~64歳の生産年齢人口がそれ以外の世代の2倍以上いる「人口ボーナス期」の終了時に、どれくらいの1人当たりGDPになっているか・・アジア工業国は2万ドル以上・・中国は5千ドル台・・タイ、インドネシアなども厳しい水準・・

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