【9月16日 AFP】映画『スターウォーズ(Star Wars)』に出てくる惑星「タトゥイーン(Tatooine)」のように2つの恒星の周りを公転している惑星を初めて発見・・米SETI(地球外生命探査)研究所チーム・・サイエンスに発表した。
・・NASAの宇宙望遠鏡「ケプラー(Kepler)」により発見された「ケプラー16b(Kepler-16b)」は氷の惑星・・「太陽」を2つ持つとみられる惑星はいくつか発見されていたが、2つの「太陽」の前を横切る瞬間がとらえられたのは、ケプラー16bが初めて・・地球から約200光年・・土星ほどの大きさ・・2つの恒星の周りを229日周期で、ほぼ完璧な円の軌道で公転・・表面温度が-73~-101度・・寒いのは、これらの恒星から1億500万キロも離れた軌道を回っていること・・恒星がいずれも太陽系の太陽より小さく表面温度も低いこと・・恒星の質量は、片方が太陽の20%、片方が太陽の69%・・ケプラー16b が2つの恒星の周りを回る一方で、恒星たちは互いを「41日周期の風変わりな軌道で」ダンスするように回っている・・
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ニュートリノの速度は光の速度より速い、相対性理論と矛盾 AFP
【9月23日 AFP】素粒子ニュートリノが質量を持つことの最終確認を目指す国際共同実験OPERA(オペラ)の研究グループは22日、ニュートリノの速度が光速より速いことを実験で見出したと発表・・アインシュタインの相対性理論に重大な欠陥が・・
実験では、スイスから730キロ先にあるイタリアへ、数十億のニュートリノ粒子を発射。光の到達時間は2.3ミリ秒だったが、ニュートリノの到達はそれよりも60ナノ秒ほど早かった(誤差は10ナノ秒以下)ニュートリノの速度は光速より毎秒6キロ速いことになる。
・・「ニュートリノの速さを知るための実験だったが、このような結果が得られるとは」・・発表に至るまでには、約6か月をかけて再検証や再テストなどを行った・・同日ウェブサイト上に全データを公開することにした。結果が確認されれば、物理学における理解が根本から覆されることになる・・
・・アインシュタインの特殊相対性理論に沿えば、物質は真空では光より速く移動することができない・・ニュートリノは地球の地殻を含めて物体を貫通して移動しているが「移動速度が(貫通により)遅くなることはあっても光速以上に加速することはあり得ない」・・同様の実験を行って結果を検証する必要性・・
理論物理学者は、ニュートリノの予想外の速さを説明するための新たな理論を構築する必要に迫られるだろう・・ニュートリノが4次元(空間の3次元+時間)とは別の次元への近道を見つけたのかもしれない・・「あるいは、光速は最速とわれわれが思い込んでいただけなのかもしれない」
・・NASAの宇宙望遠鏡「ケプラー(Kepler)」により発見された「ケプラー16b(Kepler-16b)」は氷の惑星・・「太陽」を2つ持つとみられる惑星はいくつか発見されていたが、2つの「太陽」の前を横切る瞬間がとらえられたのは、ケプラー16bが初めて・・地球から約200光年・・土星ほどの大きさ・・2つの恒星の周りを229日周期で、ほぼ完璧な円の軌道で公転・・表面温度が-73~-101度・・寒いのは、これらの恒星から1億500万キロも離れた軌道を回っていること・・恒星がいずれも太陽系の太陽より小さく表面温度も低いこと・・恒星の質量は、片方が太陽の20%、片方が太陽の69%・・ケプラー16b が2つの恒星の周りを回る一方で、恒星たちは互いを「41日周期の風変わりな軌道で」ダンスするように回っている・・
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ニュートリノの速度は光の速度より速い、相対性理論と矛盾 AFP
【9月23日 AFP】素粒子ニュートリノが質量を持つことの最終確認を目指す国際共同実験OPERA(オペラ)の研究グループは22日、ニュートリノの速度が光速より速いことを実験で見出したと発表・・アインシュタインの相対性理論に重大な欠陥が・・
実験では、スイスから730キロ先にあるイタリアへ、数十億のニュートリノ粒子を発射。光の到達時間は2.3ミリ秒だったが、ニュートリノの到達はそれよりも60ナノ秒ほど早かった(誤差は10ナノ秒以下)ニュートリノの速度は光速より毎秒6キロ速いことになる。
・・「ニュートリノの速さを知るための実験だったが、このような結果が得られるとは」・・発表に至るまでには、約6か月をかけて再検証や再テストなどを行った・・同日ウェブサイト上に全データを公開することにした。結果が確認されれば、物理学における理解が根本から覆されることになる・・
・・アインシュタインの特殊相対性理論に沿えば、物質は真空では光より速く移動することができない・・ニュートリノは地球の地殻を含めて物体を貫通して移動しているが「移動速度が(貫通により)遅くなることはあっても光速以上に加速することはあり得ない」・・同様の実験を行って結果を検証する必要性・・
理論物理学者は、ニュートリノの予想外の速さを説明するための新たな理論を構築する必要に迫られるだろう・・ニュートリノが4次元(空間の3次元+時間)とは別の次元への近道を見つけたのかもしれない・・「あるいは、光速は最速とわれわれが思い込んでいただけなのかもしれない」