タンギングも厄介です。フルートを始めてから、このタンギングがうまくいかず、しどろもどろタンギングがずーと続き、それがコンプレックスになり、やめてしまおうかとも思ったものです。結論を言うと、正しいタンギングをしていれば訓練しだいで正確に速くできるようになるのです。舌も筋肉ですからいくらでも鍛えようがあります。ただ時間がかかるのです。私は間違ったタンギングでやっていたので、まともにできるようになるのに20年!(いやまだまともにできていないか?)。
一般的な教則では、タンギングを“トゥ”で表わしていますが、もっと自在に舌を扱うには不十分なように思います。私は“トゥ”“テ”“ティ”“レ”=tu,te,ri.reで表わしています。舌の先端を上あごに当てるのですが、声を出しながらいぇって見ると、その当てる位置により発音が異なります。それがtutetireです。スタッカートがtu、レガートがre、その中間がte,tiです。これもビブラート同様楽器を用いない“エア練習”が功を奏します。朝から晩まで小さな声で“トゥ”“テ”“ティ”“レ”を繰りかえすのです。人がその様子を見ると、その異様さに「あの人お気の毒ね」と思われるののがオチですが、そんな事は気にしない。練習あるのみです。ダブルタンギング“teketeketeke”トリプル“teketeteketetekete”も同様です。
注)reと表記しましたが、英語発音であればleが適当です。
一般的な教則では、タンギングを“トゥ”で表わしていますが、もっと自在に舌を扱うには不十分なように思います。私は“トゥ”“テ”“ティ”“レ”=tu,te,ri.reで表わしています。舌の先端を上あごに当てるのですが、声を出しながらいぇって見ると、その当てる位置により発音が異なります。それがtutetireです。スタッカートがtu、レガートがre、その中間がte,tiです。これもビブラート同様楽器を用いない“エア練習”が功を奏します。朝から晩まで小さな声で“トゥ”“テ”“ティ”“レ”を繰りかえすのです。人がその様子を見ると、その異様さに「あの人お気の毒ね」と思われるののがオチですが、そんな事は気にしない。練習あるのみです。ダブルタンギング“teketeketeke”トリプル“teketeteketetekete”も同様です。
注)reと表記しましたが、英語発音であればleが適当です。