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スマートフォンブログ 『2012年に10%』

スマートフォンの未来を探るべくGALAXY Tabを使ってみる。
Twitter:@pyon2012

IDC予測「2013年に3.9億台」

2010-02-10 11:45:13 | 業界
米IDC社は1月25日(月)、
スマートフォンの世界市場予測を発表した。(※1)

概要は下記の通り。
・スマートフォン出荷台数は2013年に3.9億台(年平均20.9%増)
・OSはSimbianが首位維持(Nokiaが米意外で強い)、Androidは2位躍進。
・Linuxは減、PalmのwebOSは伸びが限定的。
・Androidの出荷台数は2008年69万から2013年6,800万と急進(年平均150%)

2009年の携帯電話出荷台数が11.3億台(対前年5.2%減)、
うちスマートフォンが1.7億台(対前年15.1%増)。
スマートフォンが携帯電話に占める割合は、
2008年12.7%から2009年15.4%へ増加している。(※2)

スマートフォンの出荷シェアは下記の通り。
1位 Nokia 6,800万台 38.9%(対前年1.1%減)
2位 RIM  3,500万台 19.8%(対前年4.2%増)
3位 Apple 2,500万台 14.4%(対前年5.3%増)
4位 HTC   800万台 7.5%(対前年0.4%減)
5位 Samsung 600万台 5.7%(対前年0.3%減)
  その他 3,300万台 19.0%(対前年7.8%減)

筆者想定だが、2013年の携帯電話出荷台数を、
インド、中国その他新興国需要増で13億台程度とすると、
スマートフォンの比率は3割程度という事になる。

日本国内出荷台数がジリ貧のなか、
高機能機種にシフトしつつある世界市場に
国内メーカーが思惑通り販売を伸ばせるか注目したい。

(※1)IDC社 リリース 2010/1/25
(※2)IDC社 リリース 2010/2/4

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auスマートフォン、2010年春は無し

2010-01-27 21:52:55 | 業界
KDDIは1月25日(月)、第3四半期決算発表会を実施し、
質疑応答で小野寺KDDI社長がスマートフォンについても言及した。

結論としては、これからの春商戦では発売なし。

***
「スマートフォンで出遅れているのは事実であり、認めざるを得ない。
 だが、春商戦に関していえば、
 それ以外の市場では戦えることができる」(※1 ケータイWatch)

「スマートフォンで出遅れたのは事実。春商戦はほかの市場で戦う。
「(Android端末を)準備しているが、遅くなっているのは認めざるを得ない」
と説明。春商戦については、ほかの市場で戦う考えを示した。(※2 ITmedia)
***

まだまだiPhone独り勝ちの現状では、
09年冬商品発表会時の小野寺社長のコメントは、
意外と負け惜しみだけではないのかもしれない。

***
「iPhoneはそれなりに出たことは承知しているが、台数としてはまだまだ。」
「日本人はテンキー入力に慣れており、
 スマートフォンが日本でどこまで使われるかは検証が必要」
と考えており、本格投入は時期尚早という見方だ。(※3 ITmedia)
***

商品はE30HTのみ、料金は割高、
出遅れているだけに夏(?)の一手に期待したい。
ダブル定額や「INFOBAR」を打ち出していた頃は、
auこそがスマートフォンみたいな機種を「ガンガン」打ち出していたのに。

(※1)ケータイWatch 2010/1/25
(※2)ITmedia 2010/1/25
(※3)ITmedia 2009/10/19
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Androidアプリのコンテスト開催中(A3 2010 Spring)

2010-01-26 23:36:55 | 業界
日経BP社 ITproが、Androidアプリのコンテストを実施している。(※1)

題して、『Android Application Award 2010 Spring』。(※2)
(略称:A3(エーキューブ) 2010 Spring)だ。

「魅力あるアプリがAndroidの世界を広げる」、
「そんなアプリはケータイ先端国である日本から登場してほしい」、
「ならば世界を牽引するAndroidアプリの開発を加速させよう」、
ということで、
「国内のソフトウエア開発者に広く呼びかけ、
Androidアプリを募集」し、表彰するとのこと。

募集期間は2009年12月1日~2010年4月16日(予定)で、
結果発表は2010年5月を予定。

トップの大賞の賞金は・・・なんと100万円!!!

どんなAndroidアプリがでてくるのか、
スマートフォン観察者としてだけでなく、
1ユーザとしても今から非常に楽しみだ。

(※1)日経BP社 報道発表 2009/11/19
(※2)A3 公式サイト

スマートフォンを阻むデコメールの壁

2010-01-24 15:19:51 | 業界
前回エントリーに続き、
『ケータイ白書2010』からスマートフォンの未来を読む。

普通のケータイで出来て、
スマートフォンに出来ない事があると、
それはスマートフォン隆盛を阻む壁となる。

では、ユーザがこれから重視したい機能は何か? ※()内は08年順位

1位 カメラ機能 46.8%(2位)
2位 高画質な液晶ディスプレイ 41.7%(1位)
3位 ワンセグ対応機能 32.5%(3位)
4位 音楽が聴ける機能 19.7%(4位)
5位 赤外線通信機能 18.8%(6位)
6位 GPS機能 15.6%(5位)
7位 アプリ機能 15.1%(8位)
8位 動画機能 14.9%(10位)
9位 海外ローミング機能 14.2%(15位)
10位 高速データ通信機能 13.9%(7位)

15位 おサイフケータイ機能 9.8%(14位)

21位 デコレーションメール機能 7.2%(19位)
23位 スマートフォン機能 4.4%(25位)

どうやらワンセグ、赤外線通信あたりがネックか。
おサイフケータイは筆者が利用しているので、
もっと重視されているかと思いきや、9.8%と意外に低い。
スマートフォン機能は4.4%とそれなり?
それとも1億超ユーザのうち450万人が重視するならそこそこ高いと見るべきか?

ここで取り上げたいのが、21位のデコレーションメール機能。
08年は7.5%、09年で7.2%と高くない数字。
しかし、別のページでデコレーションメールの利用状況を見ると、
08年の31.0%から09年の35.2%と上昇している。
しかも性年代別の内訳をよくよく見て驚いた。

男性は10代~40代でも利用率は20%そこそこ。
それに対して女性は10代~20代で70%を超え、
40代でも48.5%とほぼ半数が利用しているのだ。

このデコレーションメール機能を取り込まないと、
女性層へのスマートフォンの浸透は難しそうだ。

ケータイ白書 2010

インプレスR&D

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誰がiPhoneを使っているのか?

2010-01-24 12:46:51 | 業界
前回エントリーに続き、
『ケータイ白書2010』からスマートフォンの未来を読む。

現時点で、誰がスマートフォンを使っているのか?

性年代別で見ると、「20~40代男性」だった。
各性年代別の利用機種1位は下記の通り。

■男性
  10代 W61CA(au):3.6%
  20代 iPhone(SoftBank)、P906i(ドコモ):2.6%
  30代 iPhone(SoftBank):4.1%
  40代 iPhone(SoftBank):2.7%
  50代 P905i(ドコモ)、SH906i(ドコモ)911SH(SoftBank):2.5%
  60代以上 W62PT(au)、911SH(SoftBank):3.3%

■女性
  10代 W53T(au)、W64SA(au):3.3%
  20代 N906iμ(ドコモ)、SH903i(ドコモ):2.6%
  30代 P905i(ドコモ):2.5%
  40代 P905i(ドコモ):2.3%
  50代 P705i(ドコモ):2.8%
  60代以上 多数:2.2%

筆者は、iPhoneは20~30代男性が使っているのだろう、
と思っていたが、意外にも40代男性でも1位である。
ケータイが普及しだした頃に30代であった事を考えると当然かもしれない。
年代別の契約シェアがわからないため何とも言えないが、
20~40代男性SoftBankユーザのうち、
10人に1人くらいはiPhoneを使っていそうだ。

興味深かったのは、iPhoneは20~40代男性で1位となっているが、
他の性年代ではTOP3にはランクインしていないことだ。
街中で20代女性がiPhoneを使っている姿も見るようになったので、
女性iPhoneユーザが増えているのは間違いない。
けれど、iPhoneと言えども「男性ガジェット好き」層以外には
なかなか浸透しきれていない状況と見える。

次のエントリーで触れるが、
女性には特に「メール」がネックになっているのではと推察する。
これはスマートフォンの未来にとって重要なトピックではないか。

ケータイ白書 2010

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NECビッグローブのクラウド戦略

2010-01-20 22:34:42 | 業界
NECビッグローブの動きが活発だ。

Androidがらみで気になる動きがあったので、
報道発表等から簡単に時系列を追ってみた。

2009年
05月11日「フォトポケ」導入(※1)
      携帯電話をデジタルフォトフレームのように活用し、
      スライドショーで写真閲覧が楽しめるオンラインフォトサービス。
      携帯電話の専用アプリを立ち上げて撮影した画像を、
      自動でアップロード・保存する。(50MBまで無料)
07月08日「パーソナルクラウド」強化戦略を発表(※2)
      個人向けクラウドサービスを強化し、新たな収益源へ。
      誰でも簡単に利用できるライフログサービスなどを順次投入。
      「ユビキタス」「パーソナライズ」「クロスアプライアンス」
08月03日「BIGLOBEオートコネクト」提供開始(※3)
      複数の接続サービスの中から、そのエリアで
      利用可能なサービスを検知し、利用者の設定した
      優先順位に従って自動的に接続するソフトウェア。(無料)
09年07日「フォトポケ」強化(※4)
      PCでの写真閲覧やアップロード、ブログパーツが作成可能に。
10月01日 自動ログインやパーソナライズの強化(※5)
10月22日「NumRecorder」提供開始(※6)
      iPhone向けライフログアプリケーション
12月17日「クラウドデバイス&サービス事業」取組開始(※7)
      PCのような閲覧性の高さと手軽に持ち運べて直感的な操作感を
      併せて実現した新たな端末(クラウドデバイス)に、
      ネット接続や各種サービス、コンテンツを組み合わせて提供。

2010年
01月07日「andronavi」(アンドロナビ)提供開始(※8・9・10)
      Android向けアプリ・コンテンツマーケット。
      国内外のアプリ情報や様々なアプリ検索機能を提供。
      課金基盤の整備や海外対応などサイトの強化を図り、
      2012年度末にアプリ・コンテンツ数10万本を目指す。
01月18日「BIGLOBE Android端末 モニターサービス」募集開始(※11)
      Android OSを搭載した7インチタッチパネル端末の
      サービス受容性を検証するためモニターサービスを実施。
01月20日「BIGLOBEゲート」β版を開始(※12)
      サイトのブックマークや閲覧履歴といったユーザ情報を
      パーソナルクラウド上で管理し、Android端末や
      パソコン間で共有するクラウドサービス。
  
クラウドサービスを強化して収益強化を図るべく、
着実にサービス・端末提供の道筋を邁進している印象。
そして、ここでもAndroidが登場する。

(※1)NEC報道発表 フォトポケ 2009/5/11
(※2)ITmedia クラウド戦略強化 2009/7/8
(※3)NEC報道発表 オートコネクト 2009/8/3
(※4)NEC報道発表 フォトポケ強化 2009/9/7
(※5)NEC報道発表 自動ログイン等 2009/10/1
(※6)NEC報道発表 NumRecorder 2009/10/22
(※7)NEC報道発表 クラウド関連事業開始 2009/12/17
(※8)NEC報道発表 andronavi発表 2009/12/17
(※9)NEC報道発表 andronavi開始 2009/12/17
(※10)andronabi(アンドロナビ)
(※11)NEC報道発表 モニター募集 2009/1/18
(※12)NEC報道発表 BIGLOBEゲート 2010/1/20

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2010年スマートフォンどんな年?

2010-01-16 01:27:05 | 業界
2010年、明けましておめでとうございます。

日本のスマートフォン市場にとって、2009年は、
iPhone3Gの完全0円販売により幕が開け、
iPhone3GS、T-01A、HT-03Aの発売により更なる盛り上がりを見せたものの、
更なる飛躍なく小康状態で年を終えた一年だった。

さて、それでは2010年は?

結論としては、「iPhone以外はほどほど」という、
2009年とそうは変わらない一年になるだろう。

2010年日本のスマートフォン市場のトピックス(憶測含む)としては、
 ・春のサムスン製Androidケータイ発売(ドコモSC-01B)
 ・春のソニー製Androidケータイ発売
 ・SoftBank恒例、春のiPhone3GS完全0円叩き売り?
 ・春のGoogle(HTC)製Androidケータイ発売
 ・夏以降の国内メーカ製Androidケータイ発売
 ・ドコモがスマートフォン用アプリマーケットを整備?
と、盛り上がるネタには事欠かない。

しかし、それでも、やはり、である。

HT-03AやT-01A発売後、
筆者が店頭を回るたびにしつこく店員に言われたのは、
「これ、iモード(iモードメール)が使えませんよ」だ。
売る側の意識がこれなのである。
当然、使う側の意識がこれだからなのであろう。

通信業界のリーディングカンパニーたるドコモがここを解決した時、
初めて日本でスマートフォンが定着すると思われる。

筆者としてもいつまでも2台持つのは経済的に辛いところなので、
大いに期待しつつ今年も身体と相談しながらブログを更新していきたい。

政権交代とスマートフォン

2009-08-30 23:05:04 | 業界
本日の歴史的な選挙を経て、
自民党中心の政権から、民主党中心の政権へ交代するのが確実な情勢。

「通信業界への影響」という意味では、
2010年に検討とされていたNTTグループ再編問題への影響や、
端末・ネットワーク・プラットフォームの垂直統合ビジネスモデルへの影響、
著作権法改正を中心としたコンテンツ産業への影響、
等々、いくらでも論じる事ができるだろう。(※1)

しかし、政権交代にからめて
スマートフォンブログたる『2012年に10%』が触れる事項は一点。

すなわち、「電波オークションが本当に実施されるのか」だ。(※2)

欧米各国では2000年代初頭に実際に電波オークションが実施され、
想定以上の高値で電波利用権が落札されたことで、
携帯電話会社の財務状況を圧迫し、
3Gネットワーク敷設を遅らせた一因となったと言われる。
政府の収入が増加したから良いと考えるか、
ほとんどの人が使う携帯電話料金に落札金額が転嫁されるので、
結果として体の良い増税ではないかと考えるか、
(まさか値上げはされないだろうが、「値下げが遅れる」可能性はある、)
捉え方は人によるのだろう。
また、電波オークションがなされた場合に、
携帯電話ユーザが毎月電波利用料を負担する制度が廃止なされるとしたら、
また捉え方は変わってくるだろう。

筆者が懸念するのは、
(1)最も財務基盤の堅いドコモが電波の価格を吊り上げることで、
   財務基盤の弱い新規参入事業者(ソフトバンク含む)を壊滅に追い込み、
(2)政治によって健全な競争を阻害された携帯電話市場で、
   携帯電話利用料金の下落やサービスの向上が遅くなる。
という点である。

往々にして選挙が終わると政策が180度変わる事も珍しくないので、
快適なスマートフォンライフを満喫するため、
この点については関心をもって追っていきたい。

「購入した携帯電話機がどこの通信会社でも使えるようにする」
という事も議論されていたようだが、
民主党政権になるとこれもどうなる事か。

(※1)すみません、無知な筆者が適当に書いているだけなので、
    このあたりの列挙は適当に流してください。
(※2)民主党政策集INDEX2009「電波の有効利用」

iPhone3GS原価から思うソフトバンクの価格設定

2009-07-13 23:19:08 | 業界
アメリカの調査会社iSuppliによると、
iPhone3GSの製造原価は、178.96ドルだという。(※)
(ソフトウエア開発費,流通やパッケージング関連費用除く)

同様の調査から、
第1世代iPod Touch(8G)の部品調達費用が155.04ドル。
日本での販売価格は36,800円。
当時のレートで原価率が52%程度と推察された。

アップル社が仮に同程度の利益水準を求めていると仮定し、
計算しやすいように1ドル=100円で計算すると、
178.96ドル×100円÷52%=約34,400円が目安の販売価格となる。

ソフトバンクのiPhone3GS(16GB)の販売価格は、
通常販売価格    2,400円×24回=57,600円
月々割2年継続考慮   480円×24回=11,520円

奇しくも、通常販売価格と月々割2年継続利用考慮後の実質価格の
ちょうど間くらいの価格が目安の販売価格になっている。
2年間使うユーザには2.3万円程度の費用を投下し、
すぐにやめてしまうユーザからは最大2.3万円を回収する価格設定だ。

2年使うユーザであれば利用料金が高い方が多いと想定されるため、
初期に2.3万円程度の投資であれば十分にビジネスとして成り立つ。
基本料980円+S!ベーシック315円+パケット定額フル4,410円で5,705円。
この合計金額5,705円を利用料金と想定した場合、
ソフトバンクからすると5ヶ月で投下費用の元がとれる計算になる。
また、ドコモが行う「端末購入サポート」(約3万円)よりも
ユーザへの投下費用が少なく、ビジネスとして効率が良いとも言える。

ソフトバンクにとって損をするリスクが低い、
非常に効果的なビジネスのやり方ではないか。

考えた人はすごい。


(※)iSuppli 「iPhone3GS原価」掲載ページ

SoftBank「水増し契約」と純増No.1

2009-07-07 23:57:41 | 業界
スマートフォンと直接関係はないが、
以前に紹介したSoftBankの契約数水増しについて、
『週刊文春』に続報記事が掲載されていた。(※1)(※2)

いわく、「光通信「水増し契約」マル秘内部資料を入手」。

記事の要旨は下記のとおり。

・ソフトバンクの携帯電話は25ヶ月連続(5月末時点)で
 純増数ナンバーワンを誇っているが、
 純増数には契約されたが実際には使われない回線(=「寝かせ」携帯)が
 相当数含まれている。
・ソフトバンクの内部資料から、
 特定の顧客企業13社の3ヶ月間の利用状況をみると、
 13社合計3,652台のうち64%の2,333台が全く利用されていなかった。
・ひどい顧客企業では、96%が利用されていない。
・光通信は、顧客企業に1回でも通話するようお願いして回る等、
 様々な手段で不正契約をソフトバンクから隠微するようを講じている。

また、電気通信事業者協会発表の2009年6月期純増数は下記のとおり。(※3)

ドコモ     112,400回線
KDDI      43,800回線
SoftBank   112,900回線
イー・モバイル 91,600回線

ドコモとSoftBankの差はわずかに500回線である。
ソフトバンクが名乗る「純増ナンバーワン連続26ヶ月達成」に
多少の違和感を覚えるのは筆者だけであろうか。

この記事が本当であるとするならば、
日本ではiPhone=SoftBankの図式なのだから、
iPhoneのブランドイメージを損なわないよう、
SoftBankは光通信グループに対して適正な対応をとってほしいものだ。

(※1)SoftBank水増し契約に関する過去のエントリー
(※2)週刊文春 2009年7月9日号
(※3)電気通信事業者協会「事業者別契約数」2009年6月期