日曜日、仙女観てきました!!
初めての女子プロです。
試合前には仙女の選手5人が出てきました。
以前、プライベートの5人と同じ空間に居合わせたことがあります。
特に新人の4選手は私と同じくらいの身長で、化粧もばっちり、
元気いっぱいで、かわいいなぁ~若いなぁ~という印象。
まさに、どこにでもいる女の子♪と言った感じ。
それが・・・
試合前に現れた時の引き締まった表情に・・・鳥肌が立った。
自分が輝く場所を知っている人は、
そのキラキラで周りの人も輝かせることができる。
(私はかっこつけだなぁ、と改めて思った。
好きを積み重ねて生きたいはずが、かっこつけのせいで、
好きを横に並べて生きているだけのようだ。)
スクリーンに映し出されるこれまでの映像に胸が熱くなった。
会場全体が熱い想いの中、ゴングが鳴るのを待っていた。
色々な人の本気の想いが集まる場所は大好きだ。
(その反面、想いの本気さに苦しくもなる。)
そして・・・普通の少女たちが、一心に輝く瞬間だ。
かっこいい。
倒されても向かっていき、苦痛に顔をゆがめても立ち上がる。
難しいことなんて関係ないの。
今目の前の相手を倒すこと。何度も何度も倒されても。
周りもぐっと、息を飲み込みながら試合を見つめる。
私は昔からスポーツ大好き☆
ちょっとしたバカだろ、と自分でも思うくらいだし、
スポーツに対してとてもミーハーでもある。
色々なスポーツを生で観戦してきたし、楽しんできた。
スポーツに限らず「好き」には色々な形があって、関わり方もある。
色々な楽しみ方がある。
でも…途中、試合以外のところでなんだか気持ちが潰れそうになった。
応援をリードし、盛り上げてくれる人たち。楽しそうだ。
でも…それは次第に野次になり、下品になり…
それは我慢していたものの…
だんだんと応援というよりは、シーンとしている会場の中に、
自分の言う一言が響き、笑ってくれる人たちがいることを
楽しんでいるような…
それらを喜んで、試合経過とあまり関係ない会話を、
周りを気にせずに小声にもせずに話し続ける人たちに…
目の前で立ち上がり続ける選手たちの想いは届いていないのかと、
悲しいのか悔しいのかなんだかわからないけど、
自分の想いにウソをつけなくって、涙が止まらなくって。
競技の雰囲気によっても楽しみ方って色々あるはず。
応援の仕方も色々だ。だから楽しい。
でもここはにぎやかなサッカー場や野球場じゃない。
隣にいる友達だけでなく、会場にいる人全てに声が聞こえていた…。
彼らが楽しむのはいい。たくさんたくさん楽しんでほしい。
でも私の心の中はもやもやしていた。
最後の最後、里村さんが…
「私はプロレスだけは甘く見られたくないんです!!」
その一言に、なんだか納得した。
その想いは試合を通して私の中に伝わってきていたから。