大事なものっていったいなあに

　最近の、私のテーマですが、「自分にとって本当に重要なことはなにか？」ってことをよく考えています。

　こんなことを考え始めたきっかけは、父の会社を継ぐという話が本格化した4年ほど前から。
　父の会社を継ぐということは、会社員だった夫が自営業に転換することになり、私もその手伝いのため今の専門職を離れることになり、今住んでいる土地も離れて見知らぬ土地に住むことになる。人を雇用する立場の責任も出てくる。その上、家族だからこその難しさもある。
　そんないろんな事を考えて、やっぱり私たちには無理だろうという結論に至ったわけです。

　その後も、夫の実家のある関西に帰るのかどうなのか、子供は産むのか産まないのか、転職は？家は？と考えることが山積み。
　その一つ一つの選択の違いで、私たちの将来も大きく左右される事柄だけに、私や夫の本当に必要なこと、大事にしたいことってなんだろうって考えてしまうんですよね。

　何か制約があるわけでもない。どんな選択肢を選んでも間違いではないと分かってはいても（分かっているから？）、どんどん考えが深みに嵌ってしまう私。

　昨日ふと、「結婚前もこんな風に悩んだなぁ」と思い返した。
　結婚前、いろいろな事柄で意見が食い違った時、「ほんとにこの人と一緒にずっと暮らしていけるんだろうか。」って思ったっけ。（笑）
　自分とは違う考え方を妥協ではなく、ほんとに受け入れる事ってすごく時間もかかるし、労力も掛かるしね。
　その先に、私だけでなく私たちにとって大事なことが見えてくるのかな。（でも、ちょっとだけ最近疲れたなぁ～。）