ぷりんままののほほんな毎日

ぷりんままののほほんな毎日をつづります。
おばかでおとぼけなままのいろんな趣味を披露しちゃいます。

さすが石油王

2007-04-25 | ほげほげ


さすがです。新津恒吉。
こんな立派なもんこさえるとは。
これはお庭側から見た姿。この左手奥に和館がある。
右手には先の写真の玄関がありまふ。
なんとなーく、こじんまりとした(ってそうでもないか)
洋館なのがわかるかにゃ?



庭に面したテラスの三和土部分には
なんと龍がいるぞ。
龍を踏んづけて昇ってやるう~とゆー意気込みかのうぅ。
強気ぢゃね。おじさん。



ベランダの壁面を埋める綺麗なタイル。
木綿豆腐タイルに模様をつけたもの。きれい、きれい。
でもちょっと濃いーぞ。



ドアノブの周りの飾りや雨といの留め具まで
装飾されたところが
手抜きなし。
うーむ。えらいぞ職人。すごいぞ施主。

そして建築たぬきさんの言う通り
この洋館の2階にはちゃあんと和室が2間あったぞ。
おしいれなし。いたって質素な数奇屋風のしつらえ。
でも昼寝するにはいい案配なお部屋ぢゃった。

さすがじゃね。たぬきさん。

へろへろ新潟

2007-04-25 | ほげほげ



念願の新潟観光の時間がとれた~。
なので、新潟近代建築を見てまわったのぢゃ。

スタートは、新潟大学にほど近い
新津記念館

ここは地元出身の出世おじさん・石油王の新津恒吉
とゆー人の迎賓館として建てられたおやしき。

なになに、配布資料によると・・・
SR造、3階建、昭和13年竣工とな。
内部はジャコビアン様式で設計は大友弘、施工は清水組・・・
なーんてあるけど、このおやしき自体が展示品なので
撮影は禁止なんぢゃと。しくしく。

なので、わし的に説明すると、
ビジネスマンが商談のために建てたゲストハウスぢゃな。
あくまで商談用の建物だから、宿泊仕様ぢゃない。
そ、風呂なし台所なし。トイレは各階に1カ所づつ設置。
しかも渡り廊下でつながった扉の向こうには
今も新津さんちのご家族が住む和館がある。ひょえー現役?



なーんてことを説明兼見張りの人に尋ねると
商談用に建てられましたけど、
たいして使うまえに戦争が始まってしまい、
軍に接収されて米軍下に置かれちゃっていたんですと。

その後、使われることなく捨て置かれたものを
きれいに修復・再現して公開されるに至ったんぢゃと。

玄関ドアの鐵の装飾もすごいね。



なんとエントランスの階段の見事なカーブ。
ずげーっっ。