■韓国ドラマ「ソロモンの偽証」 予告
2016年の韓国ドラマ
現代ミステリーの金字塔。
ベストセラー作家、宮部みゆきの傑作のひとつ、長編小説「ソロモンの偽証」を
『太祖王建』のカン・イルス監督が連続ドラマ化した。
複雑な心理描写と緊迫感、そして生まれる感動に目が離せない!
傑作ヒューマン・ミステリー!
同級生の死の真相を突き止めるため、校内裁判を行う
高校生たちの物語を描いた本作。
若い彼らの彷徨を描いているように見えるが、見進めていくと、
次第に私たちが抱える大きな問題を内包していることに気が付かされる。
優等生の学級委員長コ・ソヨン(キム・ヒョンス)、ハン・ジフン(チャン・ドンユン)が、
自殺と結論付けられた同級生の死の真相に迫るべく、
生徒たちだけで構内裁判を開き謎に迫っていく模様を描く。
■小説「ソロモンの偽証」
『小説新潮』にて、2002年10月号から2006年9月号、同年11月号から2007年4月号、
同年6月号から2011年11月号まで連載され、2012年に刊行された。
『事件』『決意』『法廷』の三部構成で原稿用紙延べ4700枚。
週刊文春ミステリーベスト10及びこのミステリーがすごい!で第2位にランクインした。
宮部みゆきさんの作品を初めて読んだのは、小説「魔術はささやく」でした。
第2回日本推理サスペンス大賞で大賞を受賞した作品らしく、
とても面白くて一気に引き込まれました。
それから宮部さんの作品を次々と読みました。
ほかにも時代小説もどれも良くて、「孤宿の人」はお気に入りの一冊です。
「ソロモンの偽証」も学生が繰り広げる裁判の結末が、悲しくて、切なくて・・・。
大人は都合の悪いものには「穏便に隠蔽」しようとしますが、
真実を明かそうとするジフンがとても切ないです。
同級生への恨み、学校の不正、幼少期の育った環境など、いろいろな要素が
入り混じったストーリーも見事でした。
韓国版のこのドラマも良かったです。
■STORY
真っ白な雪に包まれたある朝。
優等生の学級委員長コ・ソヨン(キム・ヒョンス)はクラスメイトのぺ・ジュニョン(ソ・ジフン)と一緒に、
同じくクラスメイトのイ・ソウ(ソ・ヨンジュ)が学校の花壇で死んでいるのを発見する。
警察はソウの死を自殺と結論づけ、学校は急いで追悼式を行なうが、
数日後、ソヨンのもとに「ソウは自殺ではなく殺害された」と告発状が送られてる。
また、ソウの友人であったハン・ジフン(チャン・ドンユン)もソウの自殺を疑っていた。
父のハンチーム長に「殺人事件だ」と話したジフンは、 ソヨン(キム・ヒョンス)を
手伝うようになる。
告発状の内容はマスコミにも流出し報道されるが、学校や警察など大人たちは
これをもみ消そうとする。
その間にも放火、交通事故、暴行などの事件が多発し、これ以上何も知らない振りで
いられなくなったソヨンたちは、イ・ソウの死の真相を明らかにするため、
生徒たちだけで校内裁判を開くことにするのだが・・・。
被告のウヒョクがソウを殺したのか?
ジフンはウヒョクの弁護人を引き受けるのだが・・・?
一方、ジフンを怪しんでいたパク記者は 驚くべき事実を知ることになる。
次第に明らかになっていく驚愕の真実・・・。
大人や子供、マスコミ、教師…現代の社会の在り方を問う!
(Webより抜粋)
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