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韓国史劇「推奴 ~チュノ~」

2017-09-27 | 韓国史劇・ドラマ・映画

以前、パク・シフさんが『町のヒーロー』の撮影前に、同監督の作品である
この『推奴』(チュノ)を参考に観たと「縁」の記事に書いてあり、
韓国ドラマファンの話でも、良いドラマだったと聞いていたので、
いつか観たいと思っていました。



■韓国史劇「推奴 ~チュノ~」 ※Webより抜粋
『推奴』(チュノ)は、2010年にKBS2にて放送された。
このドラマの題材になっている「推奴」(チュノ)は、李氏朝鮮時代に実在した職業で、
逃亡した(ぬひ)を捕らえ連れ戻す役目を果たしていた。



推奴の職業についた男とに転落して逃亡する男と、その2人の狭間にいた女を
めぐって展開される物語である。


歴史上の英雄たちを主人公として描いた作品とは異なり、社会の底辺層を構成する
にフォーカスを当てた異色のドラマとして脚光を浴びた。
ほぼ、ノースタントという主演男優たちの圧巻の武術シーンと秘めた愛情劇を織り交ぜた
気の抜けない展開が話題を呼んだ大ヒット時代劇ドラマ。



■STORY
裕福な両班 (貴族階級) の家に生まれたテギル(チャン・ヒョク)は、使用人で奴婢(奴隷) の
オンニョン(イ・ダヘ)と密かに愛を育んでいた。
しかし、の身分に苦しむオンニョンの兄が屋敷に火を放ち、オンニョンを連れて逃亡する。

■テギル&オンニョン

※テギルが一途な想いでオンニョンの行方を追いかける姿や、再会してからもオンニョンの幸せを願い、
テハと石堅とオンニョンに協力していく姿が痛々しかったです。
目の前にいるのに、抱きしめることさえできない切なさに胸が苦しくなりました。


それから8年が経ち、テギルはオンニョンを捜すうちにを追う推奴〈チュノ〉になっていた。
 



一方、かつて朝鮮最高の武将といわれたテハ(オ・ジホ)は部下の裏切りによりに。


ある日、丙子胡乱の際に清国に人質として捕えられ苦労を共にした昭顕世子(第1王子)から
届いた手紙を見たテハは、昭顕世子の息子石堅(ソッキョン)皇子を朝廷の陰謀から守るために
逃亡となることを決意。


※この石堅皇子がとても可愛いです。

テハはテギルに追われることになるが、同じく逃亡中のテギルの初恋の相手オンニョンは
ヘウォンと名を変え、テハと行動を共にすることになる・・・。
 

■歴史背景
「チュノ ~推奴~」の舞台となった17世紀中頃は、中国に清が興り朝鮮半島にも進出してきていた。
「チュノ ~推奴~」でに転落する武将:ソン・テハも清との戦いに敗れ、時の第一皇子である
昭顕世子と共に人質として清に赴き、8年後に帰国する設定となっている。

史実では、清が朝鮮に侵攻したこの動乱は「丙子胡乱」と呼ばれる。
清が君臣関係を李氏朝鮮に要求したが、李氏朝鮮はそれを無視し、清が20万の大軍を率いて侵攻した事件。

李氏朝鮮の仁祖(第16代国王)は三田渡(地名 現・ソウル市松坡区)で降伏し清に対し臣下の礼をとり、
人質及び膨大な金品等を送った。
「チュノ~推奴~」の登場人物が生きた時代は、清との戦乱により、国も民衆も激動の渦に巻き込まれた時代であった。

■三人の推奴師
とにかく、この三人の絆がとても良かった。一時は二人が死んでしまったかと思ったけれど・・・。


 テギル :両班出身の朝鮮最高の推奴師


 チェ将軍:テギルの仲間、頼れる一味の頭脳


 ワンソン:テギルの仲間、女にだらしのない一味の弟分


■ソン テハ:陰謀によりになった朝鮮最高の武将
昭顕世子との誓いを果たすために、石堅皇子を守りながら一途な行動を取るソン・テハには
惚れ惚れしました。アクションシーンもとてもカッコ良かったです。
 

■ファン・チョルン:凶暴な暗殺者になったテハの元同僚
身分が低かったために義父の左議政に利用され、権力を欲する悪者になってしまったけれど、
かつての友や仲間を裏切り、それもなんだか哀れな人生でした。
真の悪者というよりも、悪者にならざるを得なかったというファン・チョルンの悲しい人生
身分制度の厳しかった朝鮮時代に生きる悲哀に満ちていました。
  


話に聞いていたとおり、とてもよいドラマでした。
それにしても、チャン・ヒョクさんはもちろんですが、俳優さんたちのアクションシーンが
どれもとてもカッコ良かったです。
ソン・テハとチェ将軍が気に入ってしまいました。

 


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